面白いおすすめ漫画ランキングといえば、『ONE PIECE』。ただ最近『ONE PIECE』の早バレサイトの管理人が摘発されたらしい。前々から自分も発売日前のネタバレはどうなん?と指摘していただけに良かったです。ライブドアでもマンガ関係のまとめブログが消滅してるとか。いずれ芸能やニュース系全般のまとめブログも消える運命か。

ただ「発売前だったからアウト」だったのではなく、もし「毎週号のネタバレがアウト」だったパターンの可能性もあります。もしそう仮定したら、そろそろ毎週号ワンピースのネタバレを書いてる「ヤマカム(@yamakamu)」さんも逮捕される日も近いんだろうなぁと一抹の寂しさも感じます。

そもそも【考察】HUNTERxHUNTERが面白いでも指摘してますが、NAVERまとめといったパクリキュレーションは放置でいいのかという疑問も残ります。海外の早バレサイトからと思しき画像の転載を企業として行ってる。LINEマンガの関係で出版社も及び腰ということか?

一応、自分は著作権法で定められた引用の範囲内で合法的に画像などを使用しているつもりですが、もし権利関係で何かあれば直接メール(dorj.robinson@gmail.com)まで送ってもらえると助かります。ブログのコメントはここ数年一切チェックしてないので、メールで知らせてもらうのが一番確実。

もし自分のような漫画の考察ブログもダメだということであれば、コミックマーケットもちゃんと潰して欲しいもんです。同人誌なんて漫画のキャラクターをイジクリまわしてるだけですから。しかも引用とは違って、著作権法ではオマージュやパロディーは合法化されてもいない。出版社の方が薄汚いエロ同人は良くて、まともな引用がダメという理屈で動いてるとしたら何だかなぁと。

ということで余談が長くなりましたが、あまり手を付けていない『ONE PIECE』の考察記事を今だからこそ書きたいと思います。具体的にビッグマム編のストーリーが進んできたため、今回は「プリンちゃん」も関するまとめをピックアップ。このプリンちゃんはビッグマムの35女という、ビッグダディも真っ青の子沢山家族の一人。

ただ、このプリンちゃんが本当に嫌なキャラクター。『ONE PIECE』の顔芸はなかなか笑えると評判ですが、このプリンちゃんの顔芸も相当。そこでプリンちゃんの笑える表情七変化をまとめてみました。いずれ超マンガ考察ブログ『ドル漫』でプリンちゃん以外も含めた、ONE PIECE全般の顔芸もまとめたいと思います。


ぶりっ子のプリンちゃんがあざとかわいい


まずはプリンちゃんの初登場時からチェックしたいと思います。さすがにいきなり本性は現さないため、いかにもヒロイン的な雰囲気で登場する。

ONE PIECE82巻 プリン ぶりっ子かわいい1
(ONE PIECE82巻)
主人公・ルフィたちが最初ホールケーキアイランドのショコラタウンに乗り込んだ時、そこは全てがチョコでできてるような街。だからルフィたちが家を食べて器物損壊罪の容疑で逮捕されかかった時に、プリンちゃんが助けに来てくれた。

でも、この往年のアイドルばりのホッペぷく~があざとい。なんともあざとい。最近そういえばハンターハンターの冨樫義博の欅坂46好きがバレましたが、さしずめプリンちゃんは「ケーキ坂46」のメンバーにいそうです。

ただプリンちゃんは『ONE PIECE』のかつてのヒロインのように笑顔も可愛いんですが、よくよく見るとプリンちゃんの肩に乗ってるゼリーのニトロが嫌な表情してる。「ニトロ」という名前からも嫌な予感しかしない。

このプリンちゃんはネタバレしておくと、サンジと政略結婚させられる可哀想なヒロインという立ち回りで最初は描かれる。そのためサンジに対して「私との結婚は地獄にさせませんよ」と泣きながら健気に尽くす女を演出されてたりする。

ONE PIECE84巻 プリン  ぶりっ子かわいい
(ONE PIECE84巻)
ルフィがビッグマムに囚われたときも、プリンは何か言い残して立ち去る場面では別れを告げる涙が読者の同情心を誘います。


プリンちゃんの顔芸が豊富すぎて笑えるw


ただこれらは全部プリンちゃんの仮初の姿なんですね。言ってしまえば、究極のビビの逆バージョン。全部演技。じゃあ本来のプリンちゃんの姿はどんな感じなのか?

ONE PIECE85巻 プリン 嘲り笑う表情
(ONE PIECE85巻)
それがめちゃめちゃ嫌な女。サンジに対しても健気なヤマトナデシコを演じていたものの、プリンちゃんの心の中は「アハハハ夢見てんじゃないわよ!あのチンピラと私が結婚!?」と言葉遣い悪!!先程のルフィに話しかけた場面も「結婚式でサンジの命を奪うこと」を暴露してた。

ちなみにプリンちゃんは普通の女の子に見えますが、実は三つ目族の血を引くハーフ。おでこには三つ目が隠されており、ビッグマムにすら「気味が悪い」と罵られながら育った可哀想な女の子。強いて言えば、それならプリンちゃんは前髪パッツンの方が良かった気がしますが。

本来の三つ目族であれば「第三の目」に何か本当の能力が秘めているらしいんですが、プリンちゃんは混血のため能力は開眼してない模様。ただいずれプリンちゃんの第三の目が『ONE PIECE』のビッグマム編攻略の鍵になるはず。ワンピース作者・尾田栄一郎が敢えて意味もなくプリンちゃんを三つ目にしたとは考えにくいため。

ONE PIECE85巻 プリン 変顔1
(ONE PIECE85巻)
しかもプリンちゃんの顔芸がめっちゃ豊富。サンジをディスってる場面なんですが、まさに表情筋が自由自在。右のコマはウソップといい勝負。

ONE PIECE85巻 プリン 変顔2
(ONE PIECE85巻)
このプリンちゃんの顔芸だと、どんだけホッペ膨らむねん。リスばりにホッペが膨らむ。きっとプリンちゃんの肺活量は10000ccぐらいありそう。こんだけ自在にホッペが膨らんだら、そらプリンちゃんもぶりっ子が得意のはず。横のコマの踊りも腹立って仕方がないwww

ONE PIECE86巻 プリン
(ONE PIECE86巻)
この自在の顔芸を見た後の、プリンちゃんの毒舌すまし顔も笑う。高低差がありすぎて耳キーンなるわ、という往年のギャグが頭の中でこだまします。「すっげー面倒くせぇ」というセリフも面白い。

ONE PIECE85巻 サンジのプリンちゃん失望涙
(ONE PIECE85巻)
政略結婚させられるサンジはこっそりプリンちゃんの裏の正体を知った瞬間、思わず涙を流すサンジも切ない。タバコを吸おうとジッポライターを何度も付けようとする仕草が、何となく心の空虚感を表しています。まるで大好きな声優アイドルがスキャンダルを起こした時の声豚さん。

でもサンジの心情をもう少し正確に察するともちろん自分が裏切られたこともありますが、自分だけ一人だけが犠牲になれば丸く収まると思ってたものの全く違ったという読みの甘さと現実の残酷さに打ちひしがれている感じでしょうか。


プリンちゃんの本当の涙が泣ける


ただプリンちゃんの性格はパフェに刺さってそうなストローばりにねじ曲がってるですが、言っても育った環境が不遇故。三つ目が気持ち悪いと言われ続けたが故、他人に対して当たりが強くなる。ワンピースのキャラクターにはもっとキモいヤツはいっぱいおるやろとは思ってしまいますが、実際にはプリンちゃんは良いヤツ説。

ONE PIECE86巻 プリン 本当の涙
(ONE PIECE86巻)
『ONE PIECE』最新刊だとサンジにプロポーズキスを受ける瞬間、三つ目を晒すとサンジがドン引きするかと思いきや、サンジは「美しい」と言った。そこで思わずプリンちゃんは嬉しさのあまり泣き崩れる。先程のルフィたちの前で流した涙との対比が見事。

ま、実際にはサンジの「究極の女好き」がなせた技だと考えると、少し感動が薄れてしまう感じもしますがw


ONE PIECE プリンちゃんの笑える表情・顔芸まとめ


以上、プリンちゃんの笑える喜怒哀楽まとめでした。性格や表情含めて、どんだけ高低差があんねんというキャラクター。

ただ何やかんやでプリンちゃんは人気が出るのかなーと思ってましたが、【ONE PIECE】第6回人気キャラクター一覧まとめを見る限りはぶっちゃけ微妙。ビビにすら大惨敗。ワンピースのビッグマム編でメインのサブキャラに仕上げようとしてたと思うんですが、そこら辺は作者・尾田栄一郎の若干の誤算か。そういえば作者・尾田栄一郎など少年ジャンプ漫画家の名言まとめも最近作ったので、良かったらお暇つぶしにどうぞ御覧ください。

ちなみに【ONE PIECE】プリンちゃんというウザキャラまとめもいずれ作りたいと思います。プリンちゃんの悪魔の実の能力などはそっちでまとめる予定。もう少しビッグマム編のストーリーが進んでから、プリンちゃんがもっとどう立ち回るのか確認してから改めてまとめたいと思います。