少年ジャンプを代表するおすすめバトル漫画ランキングを作れば、おそらく間違いなく上位に不動にランクインするのが『ONE PIECE(ワンピース)』。この『ONE PIECE』が今月20周年目を迎えます。それを記念して少年ジャンプでは色んな企画が催されている模様。是非少年ジャンプ本誌かジャンプ+を参照。

この『ワンピース』の作者と言えば、我らが尾田栄一郎(本名)。この尾田栄一郎は『トリコ』の作者・島袋光年と仲が良いらしい。そこで今週の少年ジャンプ33号では、これまでの尾田栄一郎との経緯を漫画化した島袋光年の読み切りが掲載されてました。


尾田栄一郎と島袋光年はデビュー前から友達


そこにどんなことが描いてるのかなーと思うと、割りと詳細に内容が描かれてました。

スリムクラブの片割れと仲が良かっただけあって、島袋光年は沖縄出身。当時高校生だった島袋が手塚賞赤塚賞受賞作品集を読んでると、そこに尾田栄一郎こと「月火水木金土(つきひみずきこんどう)」の準入選作品「WANTED」が掲載されてた。当時、尾田栄一郎は17歳。まさに天才と思ったらしい。

その後、高校を卒業した島袋光年は上京。バイトをしながらせっせと集英社に持ち込みしていると、ジャンプ増刊号で見かけたホップ☆ステップ賞入選作品「一鬼夜行」が面白いなーと思ったら、やはり尾田栄一郎。ペンネームから本名に変わっていたものの、絵柄から島袋光年はピピンと来た。「奴だ!」。

一方、島袋光年は自らを「凡才」と称して、尾田栄一郎と対比的に描いてるわけですが、手塚赤塚賞2大賞パーティーにお呼ばれするなど、一応晴れて漫画家と名乗るぐらいの功績は残していた。

そしてこのパーティーで二人は初めて出会う。尾田と島袋は同世代ということもあって、なんやかんやで意気投合。夜通し色んな漫画のキャラクターなどを描きあうなど、青春よろしく仲良くなったらしい。やっぱり漫画家は何かを描いてなんぼやね。

今はどうか知りませんが一緒の部屋で呑んで熱い漫画談義を交わすなど、デビュー前は島袋光年以外とも和気あいあいと楽しく過ごしていたとのこと。割りと一匹狼タイプの漫画家も多そうですが、しっかり尾田栄一郎は社交性があるらしい。


ONE PIECE直前にリーダー伝たけしも連載が始まる


何が運命的なのかというと二人の年齢もそうなんでしょうが、実は『ONE PIECE』の連載が始まる直前の33号に島袋光年の『世紀末リーダー伝たけし!』の連載が始まっていたらしい。確かに当時の記憶としては並んで連載してた記憶がありますが、まさかほぼ同時期とは思ってませんでした。

ちなみに漫画『ONE PIECE』の20周年の歩み・歴史もお暇な時にでもチェックしてみてください。

だから当時は尾田栄一郎と島袋光年は二人で結構励まし合っていたらしい。その仲の良さが分かるのが当時送り合っていたFAX。ということで、この記事の本題にようやく入りたいと思います。一体どんなファックスを尾田栄一郎は島袋光年に送っていたのか。

少年ジャンプ33号 尾田栄一郎 島袋光年 FAX1
(少年ジャンプ33号)
先に連載が始まった島袋光年の『たけし』は1話目でアンケート一位に輝いたらしいんですが、そこで尾田栄一郎が送ったFAXがコチラ。「こらっ!たけしっ!あんな面白いのかいちゃいかん!!1位おめでとうコノヤローッ!!」と悪ぶりながらも、しっかり島袋光年への愛が読み取れます。ルフィの原型すら読み取れるか。

ただ翌週からは『ONE PIECE』の連載が始まったため、そこからはアンケート一位の常連は尾田栄一郎になるんですが、やはり『ONE PIECE』も1話目からアンケート一位。そこで同じように島袋光年がお祝いのファックスを送る。

少年ジャンプ33号 尾田栄一郎 島袋光年 FAX2
(少年ジャンプ33号)
そこで返ってきた尾田栄一郎から返信ファックスがこちら。やはりしっかり画付き。当時はジブリの『もののけ姫』が流行っていたこともあって、ちゃっかり時事ネタも盛り込む。全部手書きのファックスだからこそ、こういった微笑ましいやり取りができた模様。

今の漫画家さんたちは一体何で連絡を取り合っているんでしょうか?

少年ジャンプ33号 尾田栄一郎 島袋光年 FAX3
(少年ジャンプ33号)
残念ながら島袋光年のJKと遊びたい事件には触れられていませんが、島袋光年の妹が入院した2003年に尾田栄一郎がわざわざサインを書いてあげたエピソードも微笑ましかった。事件もあっただけに尾田栄一郎的には島袋本人への応援もあったのかも知れない。

本当に一度でいいからこういうイラスト欲しいものです。尾田栄一郎には是非パイオツカイデーなナミを描いて欲しいものです。

ちなみに今更ですが漫画『ONE PIECE』のあらすじ徹底まとめも作ったので良かったらご覧ください。『ONE PIECE』の大まかなストーリーを知らない人も少ない気もしますが、全編フルカラー画像を使用しているのでお暇な時にでもどうぞ。