漫画ブログを開設してる人間としては正直取り上げたくないんですが、今回は敢えて禁忌に触れてみようと思います。それが無料で大量にマンガを公開している違法サイト「漫画村(mangamura)」。ドメインはちょくちょく変更されてるようなので、詳細なURLは割愛。

あまり話題になってた記憶はありませんが、最近リーチサイトと呼ばれるような大規模な漫画サイトが摘発されたらしい。何となく徐々に「違法」と「合法」の境界線ができつつあると思うので、あくまで「問題提起」の目的で記事化してみたいと思います。


漫画村とは?ウイルスまんさいで危険なの?


まず漫画村とは何なのかを簡単に解説。

自分も最近知ったサイトなので何年前に開設したのか等、漫画村の詳しい歴史は不明。ただ簡単に言えば、コミックスをまるまるアップロードしてる違法サイト。NAVERまとめ(LINE)よりも更に悪質にしたような犯罪サイトと思えばいいと思います。実際、漫画村を運営してるのは某まとめブログの管理人というウワサもあります。

そしてNAVERまとめなどと同様に、どうやら漫画村は広告収入を得てサイトを運営している模様。自分もインターネットで広告収入を得ているので偉そうには言えませんが、それでも違法な行為はしてませんからね。だから漫画村では閲覧数を上げるために or 定期的にサイトを巡回させるために、おそらく漫画の一括ダウンロードは無理っぽい。

漫画村は現在「GENIEE」という広告会社のインターネット広告を使っている模様。漫画村のアクセス数は後述しますが、自分が確認した時は画像の表示が非常に軽かった。普通は画像の表示はサーバーに負担がかかるので重いイメージがありますが、本当にサクサク読めてしまいます。それだけ膨大な広告収入を得ているからこそ、非常に優秀なサーバーを借りることができてるんだと思います。

「違法サイト」と聞くと真っ先に「ウイルス危険」というイメージが浮かびますが、一応、見た目上は普通のサイト。ただ漫画村ではウイルスまがいの広告が表示されたり、ビットコインなどのマイニングで収益を得ている模様。そのためパソコンから閲覧するとPCが重くなることもあるらしい。


漫画村のアクセス数は月間14億以上!収益は月で数億円?


続いて漫画村のアクセス数を確認したいと思います。どれだけのユーザーが現在利用しているのか。

漫画村 アクセス数1
(シミラーウェブ)
結論から書いちゃうと、漫画村の月間ユニークユーザー数は約7000万人らしい。日本の全人口の半分以上と表現すると、いかにすごい数であるかが分かるはず。訪問別ページビューが21ページもあるため、アクセス数に換算するとざっくり毎月14億PVにのぼる計算。『ONE PIECE』の累計発行部数が3億部後半ですから、うーん。

先日、漫画のネタバレまとめブログがいくつか摘発されましたが、そのネタバレ漫画ブログのアクセス数の数倍から数十倍の規模。日本に存在するサイト全体で見ても、漫画村のアクセス数は上から数えた方が早い。具体的には30番目ぐらいの規模になるらしい。

ちなみに漫画村のアクセスが先月から急に伸びているのは、おそらくドメインを変えたから。たかだか一ヶ月でここまでアクセス数を激増させるんだから、それだけ常連ユーザーなども多いのかも知れない。

漫画村 アクセス数2
(シミラーウェブ)
そこで漫画村のアクセスの内訳を具体的に見てみると、3割強がブックマークなどして直接アクセスしてる。数字に換算すると、日常的にマンガ村を閲覧してる人数は月間約2000万人以上。それだけの人数がマンガ村の常連ユーザー読者(?)ということ。

そして漫画村のアクセスの2割強がグーグルやYahooなどからの検索経由。数字に換算すると月間1500万人前後が毎月検索から漫画村にアクセスしてる。詳しくは後述しますが、TwitterといったSNSからのアクセスも3%ほどあります。それだけ普通に漫画タイトルで検索した人が、そのまま漫画村で違法アップロードされてる漫画を読んで満足している可能性。

先程も説明したように、漫画村の月間PV数は14億以上もあるため数%でも4000万PV。検索経由の2割強でも約3億PVほどがグーグルやYahooから漫画村に流れている計算。逆に言えば、自分のような健全な漫画ブログや出版社や漫画家さんのサイトのアクセス数すら奪われていることになります。

そして4割前後がリファラル。漫画村にアクセスしてる割合が最も高い。リファラルとは聞き馴染みがない言葉かも知れませんが、ざっくり言えば別のサイトから漫画村に流れてきたアクセス。まとめブログの上部に表示されてる相互RSSを思い浮かべるといいと思います。

つまり意図的に漫画村にアクセスを流している半ば違法サイトも無数に存在してるということ。

漫画村 アクセス数3
(シミラーウェブ)
具体的に見てみると、漫画村のリファラルの上位5サイトがこちら。ドメイン変更前の漫画村からのアクセスが最も多いようですが、ライブドアやニコニコ動画といったサイトから漫画村に多く流れてることが分かります。それだけ合法とされるサイトから意図的に漫画村に関する記事を作ってるサイト管理者や記事作成者がいる模様。

漫画村 おすすめブログ2
「漫画、映画で人生を変えよう!」 http://manngadou.hatenablog.com/
他にも、こういった漫画ブログが漫画村にアクセスを流している事例もあります。確かに人生観は変わってしまうかも知れませんが、コイツに何もメリットがないと思うんですが何故紹介してるのかは不明。もしかすると漫画村の関係者かも?

漫画村 おすすめブログ3
他にも『キングダム』の最新刊と漫画村のワードを絡めて記事を書いてる姑息な野郎も散見されます。記事の中身はまるでなし。

ただ前述のアクセス数はパソコンのみ。どうやら漫画村にアクセスしてる大半はスマホユーザー。後述するTwitterなどを口コミを見ても、大半が若者がスマホでアクセスしてる。つまり漫画村のアクセス数は、そこから更に何倍にも膨れ上がると考えて良さそう。

先日摘発された漫画ネタバレブログは、ブログ開設してから合計で1億2億という収入があったらしい(あくまで警察発表)。ただ、おそらく漫画村の収益は一ヶ月だけで数億円ぐらいの規模にはなるんではなかろうか。日本で30番目ぐらいの規模があるので年間数十億円ぐらいは最低でも儲けてるはず。


漫画村の口コミをツイッターで調べたらクソワロタwww


続いて漫画村のTwitter上の口コミをチェックしてみたいと思います。一言でまとめると、Twitterは「バカを生産する永久機関」だと改めて痛感させられます。

モザイクなどは一切かけていないため若干晒し上げになるので気は引けますが、自ら積極的に公開されているようですから特に配慮する必要はなさそうです。自分が読んだコミックの全ての漫画家さんに素直に白状して許しを請うて、もし「許してもいい」という発言を漫画家さんから直接もらえたことをコチラが確認できたら一応削除してもいいかなとは思っています。

漫画村 ツイッター 相良朱音
(漫画村 Twitter)
まずは相良朱音というアイドル。どうやらマイナーな地下アイドルのようですが、堂々と「漫画村見漁ってしまった」とのこと。「合法ロリ」という売りが何とも皮肉です。ちなみに今月11月19日にカノジョの撮影会があるらしいので、是非行ってあげてください(白目)。

漫画村 ツイッター1
(漫画村 Twitter)
続いては笠原ヒロミ(おそらく本名)という男子高校生のTwitter。「漫画村ってサイト、全部の漫画読めるんだけど!ジャンプも読めるから毎週金払ってた自分が馬鹿みたい。皆さんもご活用下さい」とのこと。ご丁寧に漫画村のリンクまで貼られています。

こういったSNSでの拡散が漫画村のアクセスに貢献してることがよく分かる事例。

漫画村 ツイッター2
(漫画村 Twitter)
他にも実名付きと顔写真付きのツイッターアカウントで「漫画村最強」とツイート。

漫画村 ツイッター3
(漫画村 Twitter)
ヤンキー風の小汚いツイッターアカウントでは「漫画村暇つぶしに最適すぎる」とのこと。漫画村をスマホで読みながら夜中バイクをブンブン飛ばしてるんでしょうか。

漫画村 ツイッター4
(漫画村 Twitter)
コギャル風のツイッターアカウントは「漫画村で君に届け読んだんやけど羨ましすぎて辛い」とのこと。他にも「漫画村しか価値がない」「漫画村の存在今頃しって後悔」といった口コミのツイートも。

漫画村 ツイッター5
(漫画村 Twitter)
難波莉玖というツイッターアカウントでは「漫画村最高に使えるからそれの紹介代としておごってやってもいいよ」と金銭すらチラつかせている模様。

漫画村 ツイッター6
(漫画村 Twitter)
他にも顔写真付きのTwitterアカウントで「エリアの騎士を漫画村で全巻見た」や「漫画村つよい」などのツイート。

漫画村 ツイッター7
(漫画村 Twitter)
他にもクラスメートの写真をデカデカと掲載している高校生のTwitterでは、「漫画村読んでたら北千住に向けて出発してた」とお茶目ツイート。ニンニンと忍者のように、どこに雲隠れなさるつもりかは不明。しかし笑顔がみんな眩しすぎてオジさん溶けちゃいそうです。

漫画村 ツイッター8
(漫画村 Twitter)
これも顔写真ありのツイッターアカウントですが、「漫画読むのに課金してるんー?」と友達らしき女の子に質問。そして続きが気になるから課金してると返すと、「まじでどえらいなそれ」と爆笑。ちなみに漫画村にも違法掲載されていない漫画タイトルもあるらしい。それがどんな漫画なのかは「なっちゃそ」に訊いてみて下さい。

漫画村 ツイッター9
(漫画村 Twitter)
他にも顔写真付きの未侑さんのツイートでは「いっつも漫画村上位やんな」。検索画面に漫画村がいつも上位表示されているということでしょうか。

漫画村 ツイッター10
(漫画村 Twitter)
こんな可愛らしいギャルさんらしいおっお。

漫画村 ツイッター11
(漫画村 Twitter)
コチラも本名であろうツイッターアカウントでは「ハンターハンター最高に面白いので漫画村でみてください」と漫画村へ華麗に誘導中。

漫画村 ツイッター13
(漫画村 Twitter)
苗字をなんと読むのか分かりませんが、「おすすめ漫画は?」などTwitterでは漫画村のおすすめ作品を友達などに頻繁に訊いているツイートも散見されます。こういったSNSなどでの口コミが漫画村のアクセスに貢献しているか、また漫画村の爆発的に普及に貢献しているかが伺えます。

漫画村 ツイッター14
(漫画村 Twitter)
コチラはbabamegumiという主婦の方のツイッターアカウントですが「新作さえも携帯で無料とか。ほんとすごいよ漫画村」と露骨な宣伝ツイート。どこぞの通販番組かと思いました。画像のタイトルは『先生と白い嘘』の鳥飼茜の最新漫画。

以上、漫画村に関するTwitterの爽快すぎる程の口コミでしたが、一応彼らを擁護しておくと違法サイト(漫画村)を閲覧しただけでは犯罪にはなりません。だから「犯罪者ではない」ということはしっかり強調しておきたいと思います。あくまで漫画を違法にアップロードした人だけが犯罪にあたるらしい(リンクを貼る行為はアウトかも)。

ただ、ここまでTwitterで口コミが拡散されれば、もはや漫画村を知らない若者の方が少ないぐらいなのも頷けるはず。こういったSNSの口コミを見る限りは、基本的に若者ユーザーが中心らしい。それだけ漫画村をスマホで閲覧してるヤツが多い裏返しであり、前述のように漫画村のアクセス数も実際にはもっと多いと推察されます。

そういえば、最近の若者は自民党しか支持していないらしい。そりゃあゴミがゴミみたいな政党を支持するのも頷けます。ネトウヨYouTuberのKAZUYAあたりは、何故か自民党の若者受けを「自慢」してるようですが「自爆」にしか思えないのはきっと気のせい(笑)


漫画ネタバレブログと漫画村は一蓮托生


正直、ここまで爆発的に漫画村のユーザー数が増えてしまうと、最近開設したような漫画ブログは漫画村から画像を流用してると可能性が高いのではないかと、つい疑ってしまいます。というか、ほぼほぼ真っ黒ではないかと断言していいぐらい。

例えば、「漫画ネタバレ考察王(http://manga-netabare-kousatu-ou.info/)」、「Collar Life! (http://yac-intheworld.com/)」といった漫画ネタバレブログを見ると、コイツラの場合は全部拾い画像。拾った画像の元サイトもどっかから拾い画像だから、もうめちゃくちゃ。言っちゃえば、漫画村はこういう漫画ブログへの一種の供給源。

そういった拾い画像しか使用してない漫画ブログが、それこそ「漫画村を利用してない」と考えるほうが無理があると思うんです。少し前に「漫画ブログ・ヤマカム逮捕へ?」という記事も執筆しましたが、ほぼ毎号毎号ネタバレしてるようなブログは漫画村と同様に違法サイト、もしくは少なくとも漫画村に通じてると考えて良さそうです。


漫画村の逮捕や摘発が難しいなら「ブロッキング」の導入を


ただここで終わると漫画村の宣伝になってしまうんですが、どうやら漫画村の摘発や逮捕は難しいらしい。海外にサーバーを置いただけでそこまで何故摘発が遅れるのかは不思議ですが、漫画村は前述のように日本国内のネット広告を使用してる。そこから身元の特定はできないものなのか。

仮に逮捕や摘発が難しいのであれば、例えば「ブロッキング」という技術を導入してはいかがだろうか。海外で特定するのが難しいのなら、国内から見れないように対応すればいい。既に児童ポルノのサイトはブロッキングが導入されていますが、児童ポルノユーザーより遥かにユーザー数が膨大のはずですから効果はテキメンでしょう。

前述のように漫画村はスマホユーザーが多いので、せめて三大キャリア(DoCoMo、au、ソフトバンク)の回線ぐらいはブロッキングで規制してもいいはず。もちろんブロッキングを行使しまくると問題も多発しそうなので、ブロッキングしたサイトのURLを開示するようにすれば一定の抑止力も働きましょう。一方、毎週毎週ネタバレしてる漫画ブログ(画像の有無関係なく)などは国内で摘発していけばいいと思います。両面作戦。

自分も「漫画村」をブログで批判するのは戸惑いましたが、おそらく出版社の中の人も宣伝になるため敢えて読者に警告や啓発したりをしてないと思うんですが、こうやって取り上げれば良い意味で出版社などを「煽る」ことができたらいいなーと思って敢えて記事化してみました。二次創作のエロ同人もそうなんですが、検索結果に無関係の漫画村のリンクが表示されるのは非常に鬱陶しい。

ちなみに既に自分はおすすめ漫画ブログ「ドル漫」に引っ越し済み。漫画村とは違って健全な考察ブログなのでご安心下さい。