『ケンガンアシュラ』18巻19巻のネタバレ感想。作者はだろめおんとサンドロビッチヤバ子。裏サンデーで配信中の格闘マンガ。出版社は小学館。『ケンガンアシュラ』16巻17巻のネタバレ感想は既にレビュー済み。

ケンガンアシュラ18巻 関林ジュン vs ムデバ1
(ケンガンアシュラ 18巻)
言うまでもなく、この18巻19巻のネタバレ感想はその続きってことで、プロレスラー・関林ジュン vs 暗殺者・ムデバの対決に終止符が打たれます。


関林ジュン vs ムデバ


前述の画像はムデバが目潰しを行うものの、関林ジュンが目の下の筋肉あたりで受け止めた場面。敢えて大きく避けずに頭を上げることで、結果的に目潰しを防げるらしい。もちろん、良い子は真似しちゃダメだお。

関林ジュンは形勢逆転。ムデバは両目が見えない盲目の選手。それまで聴覚で周囲を把握してたものの、関林ジュンはムデバの両耳を破壊。完全にムデバの感覚を遮断…したかに思えたが、実は演技。逆に関林ジュンがカウンターで、両耳が破壊される。「傭兵の演技もなかなかだろうウッフン」。

ケンガンアシュラ18巻 関林ジュン vs ムデバ4
(ケンガンアシュラ 18巻)
そして関林はムデバの心臓抜きでとどめを刺された…かに思えたが、そこは不屈のレスラー関林ジュンは立ち上がる。だって俺はプロレスに夢中ですもん。

ケンガンアシュラ18巻 関林ジュン vs ムデバ5
(ケンガンアシュラ 18巻)
改めてとどめを刺しに来たムデバに対して、口から血しぶき。思いっきり背負投げビターン。再びムデバを追い詰めるかと思いきや、実はそこで失神。まさに最期の足掻き。

ケンガンアシュラ18巻 関林ジュン vs ムデバ6
(ケンガンアシュラ 18巻)
それに対して、常に冷酷なムデバも関林ジュンの精神に感化されて、最後は3カウントで試合を決着させる。「ワテなりのリスペクトってやつですわ。関林はん。粋でっしゃろ?」。そして獄天使・関林ジュンは二回戦で敗退。

ちなみに視覚も聴覚も奪われたはずのムデバが、何故フツーに戦えてるかというと、それは嗅覚を使っているから。何故関林ジュンの血しぶきで戸惑ったかというと、血の匂いで鼻がやられたからってことだそう。確かに納得。

契約してる社長の東郷とまりとは試合後にフツーに会話をしてるのは、関林ジュンが治せる範囲で壊してくれたからとのこと。うーん、それなら試合に支障はなさそうなもんですが、割りとフワフワした設定ですが詳しくツッコんだら負け(笑)


鎧塚サーパイン vs 御雷零


続いて『ケンガンアシュラ』18巻では、鎧塚サーパインと御雷零戦があります。

鎧塚はミャンマー出身のムエタイ選手。とにかく鋼の肉体を持つ。いや、正確にはダイヤモンド並みの強度の骨を持つ。とにかく頭蓋骨の硬さは人類一。一方、御雷零は素手による暗殺術を持ち、圧倒的なスピードを誇る。

序盤は御雷零がやや優勢。圧倒的なスピードと多彩な技で追い詰める。さすがの鋼の肉体を持つ鎧塚サーパインも、徐々にダメージが蓄積していく。

ケンガンアシュラ18巻 鎧塚サーパイン vs 御雷零1
(ケンガンアシュラ 18巻)
しかし鎧塚サーパインに思っくそ腕を掴まれてしまう御雷零。

ケンガンアシュラ18巻 鎧塚サーパイン vs 御雷零2
(ケンガンアシュラ 18巻)
結果、「つかまえた」と勝利の笑みを浮かべる鎧塚サーパイン。そして人類一の硬さを誇る頭蓋骨をフルに御雷零に振り下ろす。まさにビルマの鉄槌。

どう考えても鎧塚サーパインが勝ったとしか思えませんが、実は…という結末。そのネタバレについては割愛しておきます。是非『ケンガンアシュラ』18巻を御覧くださいませませ。


桐生刹那 vs 黒木玄斎


続いて『ケンガンアシュラ』19巻は桐生刹那と黒木玄斎の試合。

正確には18巻から始まった展開ですが、桐生刹那と黒木玄斎には意外な因縁。桐生刹那の師匠・平良厳山と黒木玄斎はマブダチ。でも平良は桐生刹那の裏切りにあって死亡した過去を持つ。黒木玄斎的には「友の敵を取ったんでぇ」と闘志メラメラ。

桐生刹那の武器は「羅刹掌」。背中から肩にかけて全身のねじりを加えた攻撃は、まさに当たった部位をギュルルンとねじりとってしまう必殺技。黒木玄斎もさすがに警戒するものの、本家・平良の羅刹掌とは異なり威力を高めた分だけ動作が大きかった。

ケンガンアシュラ19巻 黒木玄斎 vs 桐生刹那1
(ケンガンアシュラ 19巻)
結果、黒木玄斎は一歩も動かずに桐生刹那の羅刹掌を全て受け流す。そう!右から左へ全て受け流す!そう!往年のムーディー勝山のように華麗に受け流すッッッッ!!ムーディー黒木!!!

ケンガンアシュラ19巻 黒木玄斎 vs 桐生刹那2
(ケンガンアシュラ 19巻)
そして黒木玄斎は桐生刹那を「身の程を知れ!若造」と一喝。詰め込み教育なめんなよ的な迫力を感じさせます。炎天下でも一切水を飲ませてもらえなかった部活動経験者を舐めるなよと、言わんがばかりです。

ただ桐生刹那も覚醒。桐生刹那は日本政府が事実上放置してる不法集落「中」の出身。そこで父親を生かすために作られただけの臓器ストック人間だった。

ケンガンアシュラ19巻 桐生刹那 過去編
(ケンガンアシュラ 19巻)
でも「解体」される直前に何故か十鬼蛇王馬が救ってくれる。まさに鬼とも呼ぶべき十鬼蛇王馬に対して、逆に桐生刹那は「神」を見出す。その後も男娼として生き延び、十鬼蛇王馬の後を追いかけ続けた。

しかし2年後、十鬼蛇王馬は二虎に弟子入り。かつての鬼のような雰囲気は消え去り、すっかり「堕落」…みたいな過去編があって、とりあえず二虎と黒木玄斎をダブらせる。

ケンガンアシュラ19巻 黒木玄斎 vs 桐生刹那3
(ケンガンアシュラ 19巻)
恨み骨髄の桐生刹那は更に猛撃を重ねるものの、完全に正気を失った状態。

ケンガンアシュラ19巻 黒木玄斎 vs 桐生刹那4
(ケンガンアシュラ 19巻)
何やかんやがありーの、黒木玄斎が結果的に桐生刹那の心臓を魔槍で撃ち抜く。

でも桐生刹那は結果的に生き延びる。何故なら黒木玄斎に攻撃される直前、自分の心臓に羅刹掌を放ったことで心臓の位置をずらしたから。なんという曲芸。

だから一応、桐生刹那は敢えて負けたかのような空気で、試合後にどこかへ消えてしまう。果たして彼の意図はどこにあったのか?そして何をするつもりなのか?…という前フリ


初見泉 vs 坂東洋平


最後の試合は初見泉 vs 坂東洋平。

初見泉は乃木グループに雇われた闘技者。割りとメインキャラクターに近いサブキャラ。ひょうひょうとしたオッサンですが、割りと実力はトップクラスらしい。一方、坂東洋平は凶悪な死刑囚。熊のように巨漢ではあるものの、圧倒的な柔軟性を誇る。

予選では英はじめに毒殺されかかったものの、無事坂東洋平は復帰。ネタバレしようかしまいか迷いましたが、そこまでストーリーに思ったほど重大な影響を与えてなさそうなのでネタバレ。若槻武士を雇う古海平八によって救出された。「助けを求める者は誰であろうと救う」とのこと。

ケンガンアシュラ19巻 初見泉 vs 坂東
(ケンガンアシュラ 19巻)
坂東洋平は英はじめ戦では割りと余裕しゃくしゃくっぽい戦いをしてましたが、初見泉相手では序盤から本気。関節を外して腕や手を伸ばすことで、まるでムチのようにブンブンと高速で振り回す。

坂東洋平曰く、さながら動く断頭台。いやムチとは聞こえが良いですが、この威力が半端なさすぎて地面に当たると、まるで地雷のように爆発しまくり。

ケンガンアシュラ19巻 初見泉 vs 坂東2
(ケンガンアシュラ 19巻)
しかもタイミングを見計らって坂東洋平の腕をつかみ関節技をかけようとするものの、当然圧倒的な柔軟性をもってカウンター。初見泉は合気道の達人ではあるものの、逆に坂東洋平の腕と背中で押しつぶされそうになる。

ケンガンアシュラ19巻 初見泉 vs 坂東3
(ケンガンアシュラ 19巻)
圧倒的に不利な初見泉だったが、最終的には坂東洋平を打破。あまりネタバレしすぎると怒られるので、ヒントだけ出しておくと関節がダメなら○○を狙えばいいじゃない by マリー・アントワネット風。

ということで初見泉はテンション絶好調のまま次戦へ臨むことに成功。このまま更に勝ち続けそうな雰囲気。『ケンガンアシュラ』19巻は珍しく引き伸ばすことなくちょうど終了。

ちなみに格闘漫画「ケンガンアシュラ」がわりと面白いという考察記事はレビュー済みなので後で良かったらご覧ください。ガチで面白い人気おすすめマンガランキングでも上位に設定してみた作品です。