『ジョジョリオン』13巻14巻のネタバレ感想。作者は荒木飛呂彦。ウルトラジャンプで連載中の、いわゆるジョジョシリーズの最新作。出版社は集英社。この13巻14巻の感想はタイトルにもあるように、主に「吉良吉影と空錠仗世文が主人公・東方定助に融合するまで」をざっくりネタバレしたいと思います。

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キラークイーン vs ビタミンC

不思議な果物・ロカカカ。これを食べるとどんな病気でも根治する(しかし実際には何かを治すと何かを失う等価交換の性質を持つ)。そこで難病の母親・ホリーを抱える吉良吉影と、その吉良の母親に助けられた過去を持つ空条仗世文はロカカカを奪うことを決意。

ジョジョリオン13巻 空条仗世文がロカカカ盗む
(ジョジョリオン 13巻)
そしてロカカカの運び屋・大年寺山愛唱を襲う。吉良吉影が目の前で交通事故を起こさせて注意を引き、その間に空条仗世文が自身のスタンド・ソフト・アンド・ウェットを使って、ロカカカの枝を奪う。具体的にはロカカカの枝を別の枝を使って接木した。「奪われた」ことに気付かない。

ただ、これに気付いたものがいた。それがロカカカの元締めらしき男・田最環(だもたまき)。

ジョジョリオン13巻 田最環 ビタミンC
(ジョジョリオン 13巻)
田最環のスタンドはビタミンC。自分が付けた指紋に触れた人間を溶けたビニール素材のようにドロドロにしてしまう。スタンド能力も封じる。画像の被害者は東方憲助。生きた魚を体に落とされて、体内でピチピチと跳ね回ってる場面。

当然周囲に誰かの指紋が付いてるか付いてないかなんてフツーは気付かないので、いや指紋は付いてて当たり前なので、ある意味最強のトラップ型のスタンド。吉良吉影と空条仗世文は自分たちが所有する船で悠悠自適に「ロカカカをそろそろ収穫しようか」と談笑してる最中に、田最環に襲われ、気付いたときには全て手遅れ。

ジョジョリオン13巻 空条仗世文 田最環
(ジョジョリオン 13巻)
空条仗世文は頭に千円札をスーッと刺し込まれる。田最環は吉良吉影の母親・ホリーのために命を落とす必要はないと、ロカカカのありかを尋ねるものの、空条仗世文はホリーの命の恩人。ある意味、自分の母親より大事。それでも自分は死にたくない…という間で大きく揺れる。

ただ逆に吉良吉影は吉良吉影で、自分の都合で空条仗世文を巻き込んでしまったと後悔してる。

ジョジョリオン13巻 吉良吉影 シアーハートアタック
(ジョジョリオン 13巻)
そこでカレラにキラークイーン・シアーハートアタックを使うことで応戦。冷静に考えると吉良吉影の酷さったらないですが、周囲は大爆発。やや自爆気味に田最環の追撃から逃れる。しかし吉良吉影はそこで死亡。

結果的に吉良吉影のキラークイーンと田最環のビタミンCのどちらが勝利したんでしょうか、はてさて。

ジョジョリオン13巻 空条仗世文 吉良吉影 ロカカカ
(ジョジョリオン 13巻)
そして空条仗世文はロカカカの元へ向かう。空条仗世文は自分の命を差し出し、吉良吉影の延命に図ろうとするも、結果は空条仗世文ベースに融合された。また運が良いのか悪いのか、ちょうど東日本大震災が発生。慌てて逃げる田最環や八木山夜露。

…という流れが『ジョジョリオン』1巻に繋がる。当然、ロカカカは等価交換。何かを得れば何かを失う。しかし結果的に何も失うことなく、空条仗世文は吉良吉影と融合し、「東方定助」ができあがる。今の今まで田最環の追撃を逃れることができたのは、そういう理屈。


東方鳩のウォーキングハートでハートブレイキング

ということで現在。田最環は東方定助を引き取っている東方憲助家を襲撃。

ビタミンCのスタンド能力を使って、東方家のほとんどがドロドロ状態。田最環はロカカカ仲間たちが次々と消息を絶っている(東方定助がフルボッコした)原因を「東方家にある」と突き止めて、長女・東方鳩の彼氏になることで潜り込んだ。

ジョジョリオン13巻 田最環 東方鳩
(ジョジョリオン 13巻)
ただ結果的に田最環は東方鳩もドロドロに溶かしてしまう。東方鳩はハゲでも田最環のことが好きだった。それに対して「どけ!私が歩くのに邪魔だろうがー!」と田最環は一蹴。ハゲのくせに生意気な野郎です。

ジョジョリオン14巻 東方鳩 ウォーキングハート
(ジョジョリオン 14巻)
そして何やかんやがありまして、東方鳩のスタンド能力・ウォーキングハートで田最環をぶっころ。女の恨みは怖い…と言いたいですが、東方鳩の目には涙。まだ田最環には未練があったのか何なのか、ウォーキングハートはハートブレイキング(失恋)。

もう少しネタバレしておくと、スタンド能力・ビタミンCには弱点があって、それが田最環から離れるとドロドロ→正常に戻ってしまう。つまり遠隔攻撃には弱い。でも、どうやって東方鳩が田最環から離れたのかは『ジョジョリオン』13巻14巻を読んでみてください。

ということでロカカカ一味で残っているのは、東方家の長男・東方常敏ただ一人っぽい。果たして常敏は一体どういう行動を選択するのか?…という場面で、VS田最環のクダリは終了。


東方常秀、ミラグロマンにとりつかれるの巻

続いて14巻は少し閑話休題。

ジョジョリオン14巻 ミラグロマン 東方常秀
(ジョジョリオン 14巻)
次男・東方常秀が謎のミラグロマンというスタンドに襲われる。本体は不明。まさに呪いのようにミラグロマンに取り憑かれると、不思議と所持金が増え続けていく。

例えば食事しようと思っても髪の毛が入ってて、その慰謝料として1万円を新たにもらったり、ボッタクリバーですらカバンいっぱいの札束を無理やり入れ込まれる。まさに、一方的にただただ貯まっていくだけ。

ミラグロマンの起源はどこかの国の武器商人の家系。世界中の戦争に武器を売り歩いたことで莫大な富を築くものの、あるとき莫大な500億ドルもの賠償金を背負ってしまう。さすがの大富豪も賠償金を支払えず、一家全員で焼身自殺。

そこに残っていたのが燃えかけの紙幣一枚と強力な呪いというわけ。このミラグロマンの紙幣の番号は必ず末尾が「13」。まさに呪いof呪い。

ジョジョリオン14巻 東方常秀 ナット・キング・コール
(ジョジョリオン 14巻)
ただ東方常秀のスタンド「ナット・キング・コール」で見事にミラグロマンの打破。しかしサラッと流されている気がしますが、前述の東方鳩然り、いつの間にか雑魚家族がスタンド能力を扱えるようになってる不思議。


ついにママン・東方花都が登場


そして『ジョジョリオン』14巻では東方家の母親(離婚済み)が登場。

ジョジョリオン14巻 東方花都
(ジョジョリオン 14巻)
その名も東方花都(ひがしかた・かあと)。なんつー名前。しかも、このルックスで52歳だそう。作者・荒木飛呂彦のルックスからして、年齢という概念は存在しないのか。

じゃあ今まで花都はどこにいたかというと、刑務所。なんと他人の子供を殺害したという殺人の罪で長期間拘束されていた。しかも悪びれることもなく、「自分は正しいことをした」と自負。離婚した父親・東方憲助に対して憎悪も抱いている様子。

この花都が長男・東方常敏の手引で東方家に乗り込んでくる。果たして花都の過去とは?一体東方家に何をもたらすのか?東方常敏は何を企んでいるのか?…という場面で『ジョジョリオン』15巻に続きます。

ジョジョリオン14巻 東方花都と東方常秀
(ジョジョリオン 14巻)
ちなみに前述の東方常秀が割りとゲスい。曲がりなりにも実の母親・花都に対して、「おやおやおや!ケッコーあんた巨乳じゃんかよォォォォ!!てめー吸わしてみろよ!!」と『北斗の拳』に出てくるモブ雑魚ばりの悪態をついてて笑った(笑)