今日7月29日は映画『東京グール』の公開日であり、ドラゴンクエスト11の発売日。東京グールの清水富美加の記事でも触れましたが、ガッツリとドラクエ11を遊び倒そうと思ってました。

ただAmazonで予約してたもののま、さかの通常配送を選んでしまうという凡ミス。つまりドラゴンクエスト11が届くのは明日。数ヶ月前の話だから、何故そんなチョンボをしたのか自分でも意味不明。大して詰まってもない予定を空けてたんですが、まさかのヒマ。

いずれドラゴンクエスト11の感想は「オレ的ゲーム購入レビュー」で書く予定ですが、そこで暇つぶしもかねて『HUNTERXHUNTER』に関する考察ネタをテキトーに処理したいと思います。

ハンターハンター22巻 ディーゴ総帥 ネフェルピトーに操作
(ハンターハンター22巻)
ドラクエも東京喰種も全く関係ねぇ!!!…というツッコミはさておき、今回は『HUNTERXHUNTER』にかつて登場した東ゴルトー共和国の独裁者・ディーゴ総帥についてまとめたいと思います。キメラアントの王・メルエムにあっさりと倒されてしまった、まさに辺境の地の裸の王様。

登場シーンは数えるほどしか無く正直ディーゴ総帥は端役も端役のキャラクターではあるものの、その割に記憶に残ってる『HUNTERXHUNTER』読者は多そう。何故ならモデルやモチーフがいろいろと政治的。

ということで東ゴルトー共和国に隠された伏線、ディーゴ総帥に隠された伏線も今更ながら解説したいと思います。


東ゴルトー共和国のモデルは北朝鮮


まずはディーゴが支配していた東ゴルトー共和国に関するまとめから解説したいと思います。

ちなみに最初に注意しておくと、「東ゴルドー」でもありません。この『HUNTERXHUNTER』の記事を書く今の今まで、ずっと「東ゴルドー」だと思ってたのは内緒。また東ゴルトーの英語の正式名称は「East Gorteau」とのこと。記事URLでは「goruto」としたのは分かりやすいからですので悪しからず。

東ゴルトー共和国とは、NGL自治国のはるか東に存在する独裁国家。「指組」と呼ばれる密告システムがはびこり、家族での亡命は即刻死刑。外国との交流はほぼなく、国民がケータイを所有することも禁止。各国からの経済援助も核開発やミサイル開発に変わってしまう。

ちなみに東ゴルトー共和国が唯一誇れる文化が「軍儀」。オセロやチェスを組み合わせたような遊び。この軍儀のトップ競技者がコムギ。【HUNTERxHUNTER】コムギとメルエムのラストが泣ける【HUNTERxHUNTER】軍儀の伏線まとめも参照。

以上の説明を聞いて、おそらく大半の日本人が思い出すのがあの国。出し惜しみせずにざっくり言うと、東ゴルトー共和国は「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)」をモチーフにしてる。ただ東ゴルトー共和国の首都はペイジンと、明らかに中国・北京をモチーフにしてる謎。似たような国家体制という、冨樫義博なりの皮肉か。

そしてこの東ゴルトーを収める総帥であり、独裁者がディーゴというわけです。ちなみにディーゴ総帥の下にはビゼフやマルコスといった部下がいますが、もれなく腐敗してます。ここらへんは日本の安倍政権なんかも同様に腐っています。


ディーゴ総帥とは?


続いてはディーゴ総帥について簡単にまとめたいと思います。

ハンターハンター21巻 ディーゴ総帥 初登場シーン
(ハンターハンター21巻)
このディーゴは自称「世紀の超指導者であり、全人民の偉大なる父」の私腹を肥やすだけの豚。いつも「喜び組」と思しき女性たちとキャッキャウフフ。うらやま…けしからん限りです。お友達のTBSジャーナリストの犯罪をもみ消した安倍総理も夜な夜な…。

ハンターハンター21巻 ディーゴ総帥 初登場シーン2
(ハンターハンター21巻)
ディーゴ総帥の口癖は「我が神通力で天罰を下すぞ」。実際の北朝鮮の金正日は白頭山が真っ二つに割れたところから生まれるなど、大した神通力を持ち合わせていたようです。

ハンターハンター21巻 ディーゴ総帥 ネフェルピトーに操作
(ハンターハンター21巻)
でもメルエムに瞬殺されてしまい、その後はネフェルピトーに操られるだけの人生を送る。既に生きてないので人生という表現は不自然ですが、キメラアントたちがいくら強いとは言え、効率的に東ゴルトー共和国も含めた世界を支配するため、ディーゴの権力や立場をフル活用した。

暗にオツムすっからかんの指導者という皮肉も込められてるんでしょうが、日本は日本でトップが安倍晋三ですからなかなか笑えません。つまり東ゴルドー共和国こと北朝鮮の総帥ということで、ディーゴ総帥のモデル・モチーフは金正日(キム・ジョンイル)。その根拠がディーゴ総帥の本名「マサドルディーゴ」に隠されてる。

この「マサドルディーゴ」は実はアナグラムになっており、「ゴールドまさデイ」と変換することが可能。そしてそのまま直訳すると「金正日」になるという、ちょっとした伏線。他も【ハンターハンター】キャラ名前の伏線アナグラムまとめもいずれ記事化します。

だから東ゴルトー共和国も北朝鮮という前提でアナグラム分解すると、「東+取る+GO」になる。東は「日本(北朝鮮の東にある国)」を意味し、取るGOは「奪って逃げる」と解釈すると、まさに日本人拉致事件を暗に伝えてるような国名だと推察されます。


本物のディーゴ総帥は晴耕雨読に生きてる


ただ実はディーゴは死んでない。厳密には死んだものの、死んだディーゴ総帥は偽物。いわば影武者。

ハンターハンター30巻 ディーゴ総帥 晴耕雨読
(ハンターハンター30巻)
そして本物のディーゴ総帥は片田舎の隅っこでのんびりと生きてる。「晴耕雨読(せいこううどく)」をモットーとして日がな一日、サトウキビ畑を眺めながら愛犬と共に詩やポエムを楽しんでる。一応、晴耕雨読の意味を説明しておくと「晴れた日は農作業して、雨の日は読書を楽しむという気ままな生活」みたいな意味。

しかも、この晴耕雨読な生活が30年も続いてる。ディーゴ、どこの隠居お爺ちゃんだと。というか、前述の偽ディーゴは影武者のくせにあんな喜び組全開でらんちき騒ぎしてたんかいとツッコミたくなりますが、『HUNTERXHUNTER』内に載っていたディーゴ総帥の愛用の詩も何とも意味深。

さあ乾杯しやう。乾杯しやうぢゃないか、人といふものどもに。善人も悪人もいつの世も人はくり返す。膿むには余りに長く学ぶには余りに短い。時の螺旋上。だからこそ好く欲し、好く発するものだらう?命など陽と地と詩とで満たされるほどのものなのに。

作者は菊池雅央が書いた「人といふもの」からの一説。まさかの民明書房刊ですから、当然全て架空。ただ冨樫義博は誰かをモチーフにしてると思うんですが、菊池雅夫というデザイナーしか引っかかりませんでした。

本物のディーゴ総帥がこの詩を詠んだタイミングが、メルエムの敗北と共に東ゴルドー共和国も崩壊したことを伝えるニュース映像を見ながら詠んだ。だから本物のディーゴ総帥自身は特に権力欲も何もなかったどころか、内部から体制が崩れることを常に願っていた…というオチ。東ゴルトー共和国の体制を壊そうとしていたからこそ辺境の地に本物のディーゴ総帥は飛ばされたのかも知れない。

ツッコミどころは満載で実際の北朝鮮と絡めて考えると大げさに陰謀論めいてますが、だから既に弟・金正恩に暗殺されちゃったものの、本物のディーゴ総帥はさしずめ金正男(キムジョンナム)あたりに例えた方が適切なのかも知れない。実際の金正男も気ままに暮らし、実は文化的だったらしい。

まさに暴君とは似ても似つかぬ文化的な隠居生活(晴耕雨読)をディーゴ総帥は当初から送っていた本物のディーゴ総帥が、もしメルエムと会っていたらおそらく意気投合したに違いない。もしコムギと一緒に出会っていれば、メルエムの人間的な性質がもっと速くに開花し、メルエム自身も死なずに済んだかも知れない。

きっとメルエムはコムギと昼間は軍儀をして、夜はディーゴ総帥とポエム作るような何とも朗らかな国運営がされていたはず。そう考えるといろいろな思いが駆け巡ります。


東ゴルトー共和国・ディーゴが生きていたという伏線


ハンターハンター30巻 ディーゴ総帥 死なない伏線
(ハンターハンター30巻)
ちなみに、このディーゴが生きていたという伏線は、メルエムがコムギに再会した場面に隠されているらしい。コムギが夢の中で軍儀を打っていると「4-7-1帥」という手を指す。その後、コムギはメルエムに起こされるんですが、この手をそのまま読むと「しなない帥」になる。帥とはそのままディーゴ総帥の意味。

数話も経たずに一瞬で回収されたのでこれを伏線と呼べるかはやや疑わしいものの、確かにそういう風には読み取れます。コムギは盲目だからこそ、夢の中に登場する総帥はディーゴのみ。結果的にメルエムとコムギは死んでるため、本物のディーゴだけが「生きてる」という伏線以外の何物でもないでしょう。

以上、東ゴルトー共和国の王様・ディーゴ総帥に関するまとめでした。他にも【漫画】HUNTERXHUNTERが面白いという考察も既にまとめてるので良かったらご覧くださいませ。他にも【HUNTERXHUNTER】ゴンvsネフェルピトーキルアvsモントゥトゥユピーのバトルシーンまとめもヒマがあれば記事化したいと思います。