最近、漫画ネタバレブログ「ヤマカム」が逮捕されるという考察記事を書きましたが、つい先日漫画のネタバレまとめブログが一斉に何サイトかが摘発されました。割りと更新数は多かったもののおそらく外注していたのか、逮捕された漫画まとめブログ運営者は個人が運営してました。

だから一般的な企業なら著作権にまともに配慮して、当然まとめブログなど運営するはずがないと思っている方もいそう。でも違うんですねぇ。本当に日本のIT企業はバカとゴミしか集まらないゴキブリホイホイらしいです。就活生は是非覚えておくように。

ホンシェルジュ 人生を変えるような本との出会い
最近知ったんですが、ホンシェルジュ(https://honcierge.jp/)というサイトがあるらしい。「人生を変えるような本との出会いを作る」という何とも仰々しいモットーが社風とのこと。本とコンシェルジュを掛けた社名っぽい。でも大体は掛け声倒れで終わることが大半ですが、確かにそうだったというお話。

結論から書くと、ホンシェルジュの記事はインターネット上に落ちてる画像をパクってるだけらしい。例えば自分のようなマンガ考察ブログや2chまとめブログから画像をそのまま転載してるだけ。そこで簡単に証拠を提示しながら批判したいと思います。


ONE PIECEを筆頭にネットの拾い画をパクってるだけ


ホンシェルジュのクソっぷりがよく分かる記事が「漫画「ワンピース」伏線をネタバレ徹底考察!最新86巻以降の展開を大胆予想(https://honcierge.jp/articles/shelf_story/3957)」という少年ジャンプで連載中のONE PIECEの記事。最近、漫画まとめブログが摘発されたキッカケの作品。

ホンシェルジュ ONE PIECE86巻以降の展開考察
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/)
例えば最初のONE PIECEの画像がコチラ。何となく色味がかっています。

ホンシェルジュ ONE PIECE86巻以降の展開考察2
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/)
ただ別の画像では明らかに画像の色合いも変わってる。

ホンシェルジュ ONE PIECE86巻以降の展開考察3
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/)
続いてのONE PIECEの画像は明らかに先程のホンシェルジュの画質とは差があります。

ホンシェルジュ ONE PIECE86巻以降の展開考察4
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/)
別のONE PIECEの画像を見てみると、これはどうやら電子版コミックからの転載っぽい。おそらく『ONE PIECE』66巻をレビューしたどこかの漫画感想ブログから拾ってきたのか。

ホンシェルジュ ONE PIECE86巻以降の展開考察5
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/)
そして別のONE PIECEの画像は再び色味がかった画質…って、明らかに同一人物が同じコミックスなり電子コミックから引用してるとは思えない。

ホンシェルジュでこのONE PIECEのまとめ記事を作ったのは「田中太郎」という男らしいですが、一応ONE PIECEを読み始めて13年以上が経つマニアを自称してるものの、明らかに画像検索などから画像を拾ってる。

自分以外の一部の健全なマンガ考察ブログを読んでも、ここまで一つの記事で画像がバラけることはあり得ない。複数の記事を執筆してタイムラグが数ヶ月数年ある場合、画像のデータサイズを落とすソフトの処理設定が変わってしまって起きる違いは確かに存在する。

でもホンシェルジュで書かれた…もといパクられたONE PIECEの記事は、明らかに逮捕された漫画まとめブログと同様にネット上から拾ってることは一目瞭然。更にパクリ画像疑惑の疑いを広げるのが、別の記事。

ホンシェルジュ デビルズライン画像なし
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/articles/shelf_story/3806)
例えば『デビルズライン』というゾンビ系マンガの記事を読むと、こちらは記事内に一切画像らしい画像がない。発行部数100万部を超えてる人気マンガとはいえ、おそらく『デビルズライン』をレビューや考察を詳しくしてるサイトは少ないから拾い画像が得られなかっただけなんだろうと推察されます。

他人の画像や文章をパクるしか能がないアホに、一体どんな人生を変えるような本との出会いを提供してもらえるんでしょうか?軽く想像しただけで失笑しか覚えませんでした。アホンシェルジュに社名を変えた方がいいのではないかと思ってしまいます。


ホンシェルジュの取締役などは顔出し(笑)


以上、ホンシェルジュで作られている記事がいかに転載だけで成り立っているサイトであるか分かってもらえたはず。でも先だって摘発・逮捕された漫画まとめブログの管理人と同様に、普通に考えたら運営者が自ら顔出しすることはあり得ないと思うんです。

ホンシェルジュの取締役
(https://www.wantedly.com/projects/21298)
でも何がすごいのかって、ホンシェルジュの社長や取締役がしっかり顔出ししてる。一応企業を名乗っている以上、当然なのかも知れませんが業態が業態。パクリしか能がない企業。顔を出す前に、しっかり金を出してコンテンツを消費した方が良いと思ったのは自分だけか?

ホンシェルジュは有名人をライターとして体面上は起用してるっぽいですが、基本的に自分が紹介したパクリ記事の大半は無名のライターもどきが量産してるっぽい。つまりWelq事件を起こしたDeNAとやってる犯行は同じ。

ホンシェルジュの内部の人が師事して、しょうもないライター崩れを小銭で雇って、しょうもない記事を量産する能がないビジネスモデルと古臭く続けておられるよう。うーん、おそらくご自身で「乞食(こじき)」であるという自覚がないからこそ、何の恥ずかしげもなく顔出しされるんだと思います。

しかし考えてみるとLINEのNAVERまとめ然り、日本のIT企業はこういうパクリや乞食もどきの、何の生産性もないクリエイティビティゼロの仕事しかできないのは何故なんでしょうか。日本発の独特のネットサービスもほとんど皆無。冒頭で表現した言葉を再度使わせてもらうと、本当に「日本のIT企業はバカとゴミを集めるゴキブリホイホイ」だなぁ~と。そういえばエロサイトのDMMもまとめブログを運営していたなぁと。

だから集英社なり小学館なり講談社といった出版社に言いたいのは、しっかり法人が運営してるパクリサイトこそしっかり摘発して欲しいということ。NAVERまとめといったサービスの業態が許されるのであれば、同じことを個人がやってもいいやんって話ですから。