特に意味はありませんが、世界各国を漫画『ドラゴンボール』のキャラクターで例えてみました。


主人公・孫悟空はやっぱり日本

まずは日本人視点で語る以上、やはり日本は主人公の孫悟空にあたります。名前はいかにも中国人丸出しですが、そこら辺の細かいツッコミは華麗にスルーします。

孫悟空(日本)はやはり圧倒的に強いものの、敵に倒されてあの世へ逝ってみたり、息子の孫悟飯に実力では負けてみたり、意外に負け癖という実力という点ではやや疑問符がつくことも多い。日本経済も規模的にはトップクラスではあるものの、特別に最強(トップオブトップ)ではないことからも孫悟空にピッタリではないか。また「お人好し」の性格や国民性でも、まさに日本は孫悟空に似通ってる部分も少なくない。

孫悟空(日本)と血の繋がり(国旗)を感じさせるという点で考えると、さしずめ孫悟空の兄貴であるラディッツはバングラディシュがお似合いか。何となく語感も似てる気がしますが、きっと完全な気のせい。


クリリンはタイ王国

続いてタイ王国。やはりつるっぱげ頭は仏教徒の証ということで、クリリンを例えるならタイ王国がふさわしい。経済規模的にもまさに「可もなく不可もなく」という実力はクリリンそのもの。

同じく長い歴史を持つ皇室を抱える店で、まさに『ドラゴンボール』初期から繋がりがある孫悟空とクリリンのマブダチ感に通じるものがあります。


アメリカ合衆国は魔人ブウ

最近何かとお騒がせのアメリカ合衆国は、やはり『ドラゴンボール』内で一番強いキャラクター・魔人ブウがふさわしい。最初は敵同士だったけど、いつの間にかめっちゃ仲良くなっている点でも日本とアメリカの関係性にピッタリか。

また魔人ブウのオツムの弱さはトランプ大統領のそれと通じるものがあるでしょう。一応味方になったとはいえ、今後何をしでかすか分からない「読めなさ」という点で魔人ブウとトランプ大統領に共通する部分も多そう。魔人ブウの内なる悪魔は、さしずめ在日米軍あたりに例えるのが適切か。

カロリーが高い食べ物が大好きという国民性でも、やはりアメリカは魔人ブウそのもの。


中国は完全体セル

中華人民共和国こと中国は、やはり完全体のセル。孫悟空やベジータやピッコロなど全方位に敵に回すなど、とにかく悪役。そして様々なキャラクター(国)を倒しまくるなど、実際とにかく強い。ただ実力的(経済規模)には魔人ブウ(アメリカ)に甘んじてる点でも、中国はセルと共通してる。

しかもセルは相手を吸収して、自分の力を倍増させていく力を持つ。仮に『ドラゴンボール』の世界観であの時完全にセルが消滅していなければ、もしかすると魔人ブウ(アメリカ)超えもあり得たかも知れない。その底なしかつ無限大の伸び代という点では、まさに現在の中国経済を彷彿とさせます。「他国の領土や領海を吸収していく」という皮肉も込めたのは内緒。


インド共和国は孫悟飯

インド共和国は孫悟飯。孫悟飯は幼い子供時代から脅威の潜在力を秘めていて、いずれ中国を経済的に追い越す(セルを最終的に倒す)という点でも共通部分が多い。まさに若い人口がとにかく多いインド共和国と孫悟飯はピッタリ。

またカレーを主食とした「ご飯好き」という点でも、まさに孫悟飯そのもの(ここに来てまさかのダジャレ)。もちろん『ドラゴンボール』のストーリーの進行度合いによって、孫悟飯の年齢は変わるので細かいツッコミはやはり不要。


大韓民国はベジータ

大韓民国こと韓国はベジータ。いつも孫悟空(日本)の隣にいるイメージの強いことから、日本と韓国の地理的な関係も彷彿とさせます。

かつては孫悟空(日本)より圧倒的に実力(経済規模)が優れたものの、いつの間にか常に後塵を拝するようになった点で似てる。いつの間にかピッコロに抜かれてたなんてこともあって、ベジータ(韓国)の実力は孫悟空(日本)以上に意外とあれれ?

ただ韓国の経済規模はロシアなどをしのぐなど、やはり実力という点では世界トップ10に入るか入らないか程度で優秀な部類に入る。また2016年にストックホルム国際平和研究所が発表した世界軍事力ランキングでも、実は韓国は7位と戦闘能力(軍事力)でも上位から数えた方が早い。

孫悟空(日本)の後追い的に超サイヤ人になった(パクリ)ものの、それはベジータ(韓国)の潜在的な力があればこそ。他にも孫悟空(日本)と仲が良さそうで、意外と仲が悪い点でもベジータ(韓国)の関係性そのもの。ベジータの特徴的な髪型も、どこか韓国の男性アイドルグループの雰囲気と似てなくはありません。

ちなみにサイヤ人たちは惑星ベジータの前に、惑星サダラに住んでた。ただ内紛で惑星サダラは消滅してしまう。まさに韓国と北朝鮮の関係性や過去を彷彿とさせます。戦闘民族・サイヤ人という観点で考えると、意外と日本も韓国も攻撃性を秘めているので両者も共通。ある意味、同族嫌悪から来る仲の悪さか。

そして韓国がベジータなら、さしずめ北朝鮮はサタンか。名前からしておどろおどろしいものの、実力が伴っておらず弱い。またプライドだけは高く、完全体セル(中国)にも立ち向かおうとする無謀さを併せ持つのも共通してる。

果たしてサタン(北朝鮮)が現実世界で魔人ブウ(アメリカ合衆国)と仲良くなる日は来るのか!?


ロシア共和国は人造人間

2016年12月に安倍首相が北方領土を献上した、ロシア共和国は人造人間。

感情を持たない点で、まさにクール過ぎるプーチン大統領を彷彿とさせます。ロシアは地理的に中国と隣接しているなど、『ドラゴンボール』の世界観でも「セルと人造人間」の近いキャラクター同士の相関関係を感じさせます。

ロシア共和国はアメリカ合衆国(魔人ブウ)と肩を並べても良さそうな感じもしますが、意外と実力的(経済規模)には大韓民国(ベジータ)と同等程度とのこと。とはいえ、ドクター・ゲロの科学力の高さ(軍事力)はあなどれないので、いざという時の実力は「人造人間5体分の合算」程度を発揮するかも知れない。

そして、このロシアはタイ王国(クリリン)に観光目的(売春)で多く訪れているらしい(過去形?)。性別・立場こそ逆転してますが、まさに人造人間18号とクリリンが結婚した『ドラゴンボール』内の関係性そのもの。

そういう18禁的な意味で交差すると、日本(孫悟空)とタイ王国(タイ王国)がねんごろなのもうなずけます。もちろんBL的な意味じゃないですよ。この皮肉が伝わるかな。


その他の地域をたとえてみたぞ

ここからはその他の国以外の地域を『ドラゴンボール』のキャラクターで例えてみた。

まずは台湾(中華民国)。個人的にはトランクスに例えるのがベターだと思われます。台湾の経済規模はタイ王国(クリリン)より大きいものの、韓国(ベジータ)の半分以下しかない。だから経済規模を戦闘能力に置き換えて例えると、台湾は実力的にトランクスで例えると過大評価感がかなり強い。

それでもセル(中国)に一番苦しめられていた過去を持つという点で、やはり台湾はトランクスでしか例えられないでしょう。国という扱いを受けてない(未来からやって来た)というイレギュラー性も考慮すれば、台湾の実力のなさはさて置き、設定上は一番トランクスに近そうです。

そしてイスラム国は、さしずめサイバイマンといったところ。一匹一匹の戦闘能力は決して高くないものの、それでも「自爆」による破壊力は抜群。しかも喜んで命を捧げてくる狂気性は世界中が恐怖する存在。

また話が一切通じない and ワラワラと何匹でもわいてくる特徴でも共通する部分が多い。似たような『ドラゴンボール』のキャラクターにはセルジュニアもいますが、やはり実力的に過大評価感が強すぎるので個人的には却下。


ドラゴンボールのたとえまとめ


ということで以上、漫画『ドラゴンボール』のキャラクターで世界各国を簡単に例えてみました。有名すぎるキャラクターばかりなので画像は割愛。

別にどうでもいいっちゃどうでもいいネタで、特に記事化するつもりもなかったんですが、KAZUYAというネトウヨユーチューバーが動画内で『ドラゴンボール』で世界各国を例えてた。これがセンスの欠片もないしょうもない例えを全開。

例えば、韓国のことを「戦闘力5以下のゴミ」と表現してた。ただもちろん前述のたとえのように韓国はそこまで弱くない。ネトウヨ動画やネトウヨブログを読んでるとバカになるのは、そりゃあコンテンツ自体を作ってるヤツがバカなんだから仕方ないよなーと。

そこで悪い意味で触発されて、なんとなくノリで20分30分程度で書き上げました。少なくとも「戦闘力5以下のゴミユーチューバー」よりは、まともな例えができたというほんの少しの自負はあります。ちなみに『ドラゴンボール 完全版』全34巻のネタバレ感想はレビュー済みなので、後で興味がある方は良かったらどうぞ。