『キャンバス』のネタバレ感想をレビュー。作者は仲間りょう。少年ジャンプ4・5合併号で掲載された読み切り漫画。いずれ『磯部磯兵衛物語』の新刊コミックにも収録されるかも知れません。

『キャンバス』の内容がぶっ飛びすぎてて面白かったのでレビューしたいと思います。


あらすじ物語 ストーリー内容

主人公は高校3年生の栗田。小学校からずっとサッカーをやってたものの、2年ほど前に試合中の衝突で「首の骨」を痛めてしまった。医者からはサッカーはもうできないと言われ、栗田は美術部に入る。

仲間りょう キャンバス1
(キャンバス)
そして栗田の日課はキャンバスを塗っては埋めるの繰り返し…って、栗田のどこに「首」があんねん!!!!痛めるだけの首がどこにあんねんwww

仲間りょう キャンバス2
(キャンバス)
この栗田が好きになったのは同じ美術部の桃原…ってコイツも首ないやんけーーー!!!!「ヘタクソ栗田くん」じゃねーよ。ひたすらヘタクソなのは作者・仲間りょうの画力だろwwwwww

仲間りょう キャンバス3
(キャンバス)
しかも「今日も厳しく講評してあげる」ってどの面下げて言ってんの!眼鏡もスチャッじゃねーよ。というか眼鏡をかける耳がどこにあんねん。冷静に考えると恐怖でしかない。

栗田は栗田の表情で、一体何の感情を表現してるんだと。そういう内容のラブコメディ漫画になります。初っ端の扉絵がフルカラーなんですが、パステルカラー全開で明らかに使い所を間違えてる。


世界観が意味不明

だから仲間りょう作『キャンバス』がとにかく色々とひどい。

仲間りょう キャンバス4
(キャンバス)
例えば栗田が最初に美術部で桃原に出会った場面。そこで栗田はいわゆる一目惚れするんですが、桃原の背丈が明らかに足りてないー!何故みかんの箱を使う必要があるのかと。いっそキャンバスを床に置いて書けばいいじゃないかと。

だから身長と世界観や身の回りの道具が一切合ってない。

仲間りょう キャンバス6
(キャンバス)
例えば授業中の風景もことごとく全員顔が机に隠れてる。もっと小さい机があったやろ。むしろこの世界観では小さい机しかないはず。せめて主人公・栗田のように椅子に膝を付けろと。何故頑なに尻をついて座ろうとするのかと。

仲間りょう キャンバス7
(キャンバス)
他にも桃原が家族で高級車メルセデスベンツSクラスでドライブしてると、やっぱりシートベルトの位置が不自然ーーーー!!!!完全に顔が顔が顔がwww

お母さんは特にシートベルトでビッターンなってるのに、何故ここまで笑顔が全開なのか恐怖感しか覚えない。ヘッドレストが全く意味をなしてない。お父さん絶対着座位置的に前は見えてないはずだし、アクセルペダルにも絶対足が届いてないはず。どういう原理で車が動いてるんだと(笑)

ちなみに自分ドルジ露瓶尊は自動車ブログ「くるまン。」も運営
してますです。おすすめ人気コンパクトSUVといった記事も書いてるので良かったらどうぞ。

仲間りょう キャンバス5
(キャンバス)
美術部顧問の教師は、完全に股間から顔がニョキッと生えてるにしか見えない。ただの「チ○コの化け物」。しかも横からコイツラをチェックすると、ガンダムの世界観でこういうロボットがあったよなーと既視感やデジャブも芽生える。


総合評価 評判 口コミ


仲間りょうの読み切り漫画『キャンバス』ですが、いやぁ、久々にヤバイ漫画を読みました。とりあえず誰か作中内で一回ツッコめよと。この等身っぷりに一切何も触れられませんからね。途中で違和感を感じてる俺が間違ってんのかな?と錯覚させるのが非常に怖い。

また作者・仲間りょうが作者コメントで「前から恋愛マンガをやってみたいと思ってたので描けてよかったです」とドヤ顔気味に語ってるんですが、いや全く描けてねーよ!!!ひたすら描けてねーよ!!!少女マンガで掲載したら絶対苦情しか来ないwww

意外な発見として、作者・仲間りょうはガチで浮世絵風キャラクターしか描けないのかと思ってたんですが、割りと普通のキャラクターも描けるという事実。もし現在少年ジャンプで連載中の『磯部磯兵衛物語』が完結したとしても、そこそこ漫画家として食っていけそうです。