ヤングマガジン(講談社)でかつて連載してた漫画『僕たちがやりました』が2017年7月からフジテレビ系列で実写ドラマ化されるらしい。作者は金城宗幸(原作)、荒木光(漫画)。

そこで改めて原作漫画の登場人物も含めて、実写ドラマ版のキャスト一覧をメインにまとめてみました。画像はフジテレビの公式サイトなどから引用。


主人公・トビオ役は窪田正孝


僕たちがやりました 窪田正孝 トビオ
(©フジテレビ)
主人公・トビオ役は窪田正孝。常に惰性だけで生きてるような、どこにでもいる男子高校生。ただ実写映画『東京喰種』でも主演を務めてた若手俳優さんですが、意外と年を取ってる28歳。

僕たちがやりました1巻 トビオ
(僕たちがやりました1巻)
漫画版『僕たちがやりました』の主人公・トビオはこんな感じ。作者・荒木光の絵柄の特徴は実写風のタッチ。だから割りとキャラクターにシワが目立つこともあって、窪田正孝がたとえ28歳でもそこまで気にならないかも。


蓮子役は永野芽郁


僕たちがやりました 永野芽郁 蓮子
(©フジテレビ)
トビオの幼馴染・蓮子(れんこ)役は永野芽郁。一瞬、幸福の科学の清水富美加こと千眼美子に見えたのは気のせいか。

僕たちがやりました2巻 蓮子
(僕たちがやりました2巻)
漫画版『僕たちがやりました』では、トビオのことが大好きなため積極的にアプローチしてくる。だからといってうざい感じではなく、明るい性格がたまらない。そして超絶的なスタイル美子ちゃん。割りと漫画内ではエロシーンがござるので、つい実写ドラマでも股間…もとい胸が膨らみます。

でもいかんせん正直、実写ドラマ版の蓮子からはそこまでの色香は匂ってきません。本田翼あたりが所属するスターダストということで、所詮はモデル上がりの女優さんって感じか。まぁエロシーンは期待するだけきっとムダでしょう。


伊佐美役は間宮祥太朗


僕たちがやりました 間宮祥太朗 伊佐美
(©フジテレビ)
トビオの同級生・伊佐美役は間宮祥太朗。聞いたことがあるような無いような、現在の知名度は至って中途半端なイケメン俳優さん。

僕たちがやりました3巻 伊佐美
(僕たちがやりました2巻)
漫画版『僕たちがやりました』の伊佐美もイケメンかは分かりませんが、割りと女性にモテるキャラクター。キャスティングとしては可もなく不可もなくか。

画像は大事件を起こした直後にも関わらず、元カノの今宵をしこたま抱きまくった直後の伊佐美。この微妙なラインのクズっぷりをしっかり表現できるかが鍵か。あとはクラウディア・トルネードを発揮できるか否か。


マル役は葉山奨之


僕たちがやりました 葉山奨之 マル
(©フジテレビ)
トビオの同級生・マル役は葉山奨之。有吉弘行の彼女・夏目三久の出来損ないみたいな風貌をしてますが、シンプルに一言でまとめると「クズofクズ」なキャラクター。

僕たちがやりました3巻 マル
(僕たちがやりました3巻)
大事件を起こした直後にも関わらず、まさかの大人のお店に夢中状態。しかも軍資金は後述するパイセンの300万円。まだまだ画像は序の口。実写ドラマ版『僕たちがやりました』が成功するか否かは、このマルというキャラクターにかかってると言っても過言ではないか。かなり期待してやってください。


市橋役は新田真剣佑


僕たちがやりました 新田真剣佑 市橋
(©フジテレビ)
矢波高校の不良・市橋役は新田真剣佑。確か千葉真一の息子。最近改名したらしく、更に訳分からん名前になってます。読み方はおそらく「あらたま・つるぎゅう」。ちなみに冗談。ただ本当の読み方は知りません。

僕たちがやりました1巻 市橋
(僕たちがやりました2巻)
漫画版『僕たちがやりました』の市橋はもっと凶悪の色黒。前述のマルを捕まえて、同じく弱そうな高校生と戦い合わせる。画像からだと伝わりづらいですが、タッパもかなり高め。

ただ意外と将来に対しては堅実に考えていて、夢はパイロット。だから予備校に通うなど地味にエリートっぽい。でもトビオたちが起こした事件に巻き込まれて下半身不随になってしまって…。


今宵役は川栄李奈


僕たちがやりました 川栄李奈 今宵
(©フジテレビ)
伊佐美の彼女・今宵役は川栄李奈。思ってるよりは演技力がありそうな元AKB48。

僕たちがやりました3巻 今宵
(僕たちがやりました3巻)
ただいかんせん!圧倒的に乳要素が足りやんけッッッ!!!…というツッコミを入れたら可哀想なので止めてあげてください。フジテレビ的にはオツムの弱い雰囲気だけでキャスティングしちゃった感じでしょうか。エロシーンはきっとサガミオリジナル並に期待薄。

個人的には今宵のほんわかした性格も含めて、筧美和子あたりをキャスティングすれば良かった気がします。え?ただエロシーンが見たいだけだろって?ヤダなそんなことないじゃないっすか…アハハ…(泳ぐ目)。


パイセン役は元キングオブコメディ・今野


僕たちがやりました 今野浩喜 パイセン
(©フジテレビ)
そしてパイセン役は今野浩喜。相方がパンツ泥棒でお馴染みの元キングオブコメディ。写真家のアラーキーではありません。

とにかくお金持ちのボンボン息子。ただパイセンには友達が一人もいないので、かつての母校・凡下高校にやって来てはトビオたちと遊んでる20歳のニート。当然トビオたちの関係も基本的には「お金」で繋がってる部分も強く、それをパイセン本人も自覚してるのが切ない。

僕たちがやりました1巻 パイセン あごのせ太郎
(僕たちがやりました1巻)
漫画版『僕たちがやりました』では割りと重要な働きをしてくれるキャラクター。序盤だと謎の「あご乗せ太郎」のキャラに扮して爆破スイッチを押す張本人。そして『僕たちがやりました』最終回まで話を展開させてくれるんですが、きっと実写ドラマ版でも活躍するに違いない。


刑事・飯室役は三浦翔平


僕たちがやりました 三浦翔平 刑事飯室
(©フジテレビ)
刑事・飯室役は三浦翔平。肩書通り、トビオやパイセンたちを追い詰めていくキャラクター。

僕たちがやりました5巻 飯室
(僕たちがやりました5巻)
ただ原作漫画版『僕たちがやりました』では割りともったいぶって登場するものの、意外とキーマンになるようでキーマンにならない。確かにトビオに対してトドメを刺す場面では効果的な働きをするものの、個人的には肩透かしのキャラクターでした。果たしてそれが実写ドラマではどうなるのか。


水川あさみはオリジナルキャラ


僕たちがやりました 水川あさみ 担任女教師
(©フジテレビ)
トビオの担任教師・菜摘役は水川あさみ。『人は見た目が100%』にも出演していましたが、どうやらフジテレビのお気に入りなのか。ただ完全なドラマオリジナルのキャラクター。

僕たちがやりました1巻 担任
(僕たちがやりました2巻)
おそらくパイセンにちょいちょい絡んでいたオッサン教師の役に近い役回りをさせられるのではないかと予想してみる。要するにニートのパイセンをネチネチと口撃しそう。


風俗王・輪島役は古田新太


僕たちがやりました 古田新太 輪島
(©フジテレビ)
裏社会のドン・輪島役は古田新太。漫画版『僕たちがやりました』では明らかにVシネマによく出演している小沢仁志をモチーフにしてた感がありますが、ここは古田新太で行く模様。小沢仁志ドンマイっす。

ネタバレしておくとパイセンの親父。ただ色んな理由があってパイセンを影から資金援助し、更にはパイセンの罪をもみ消してくれる。見た目とは違って優しいかと思いきや実は…というオチ。安倍総理大臣はレイフ゜犯のジャーナリストの罪をもみ消したことがあるぐらいですから、実際世の中ではこんなことが行われているのでしょう(T_T)


板尾創路もオリキャラ


僕たちがやりました 板尾創路 弁護士
(©フジテレビ)
裏社会の弁護士・西塚役は板尾創路。コチラも完全な実写ドラマのオリジナル。基本的にはパイセンの弁護に付くものと思われます。原作漫画では「弁護士に聞いて初めて知ってんけど…俺の親父は風俗業界のドンらしい」と発言してるので、このあたりのクダリが描かれるのか。

漫画版『僕たちがやりました』では輪島の凶悪な息子が最終盤に登場したんですが、どうやらそいつは登場させない雰囲気。パイセンの設定もやや変更点が見られるのではないかと予想され、またストーリー的に最終回も実写ドラマ版では変わりそうな雰囲気がします。


僕たちがやりましたの登場人物キャラ一覧まとめ


以上、『僕たちがやりました』の登場人物キャスト一覧でした。原作漫画だとキャラ描写は明らかに元ネタの人物がいそうなんですが、そこからは敢えて外した部分が強そうなキャスティングといった印象。

僕たちがやりました2巻 実際の有名人をモチーフ
(僕たちがやりました2巻)
例えば画像の場面だと、安倍批判は意地でもしない絶賛視聴率低迷中の「ミヤネ屋」に出演してると思しき尾木ママ。これ以外にも『僕たちがやりました』の登場人物は、主にモブキャラクターを中心に「明らかに具体的な有名人」がモチーフとされてる。前述の市橋だと受刑者・市橋達也あたりがモチーフか。

だからもし実写化した場合、そこら辺との兼ね合いをどうするのか興味あったんですが、どうやら以上のキャスト一覧を見る限りは「敢えて外す選択」をフジテレビは取ってきた模様。強いて似せてきたキャラクターを上げるなら、パイセンの今野と刑事の三浦翔平ぐらい。

『僕たちがやりました』という作品の一つの魅力ではあったものの、確かに実写ドラマでも同じ演出を使った所であまりメリットはないか。果たして『僕たちがやりました』の視聴率は最低限の10%を超えることはできるんでしょうか?

ちなみに漫画『僕たちがやりました』全9巻のネタバレ感想まとめはレビュー済み。面白いかつまらないかの考察も同時に行ってるので、もし『僕たちがやりました』に興味が湧いた方はお暇な時にでもチェックしてみてください。