『ブラッククローバー』10巻のネタバレ感想。作者は田畠裕基。掲載誌は少年ジャンプ。出版社は集英社。ジャンルは少年コミックのファンタジー漫画。AmazonのKindleや楽天などでも試し読み・立ち読みが可能です。

少し前にマンガブログ「ドル漫」を新しく開設したと言いましたが、すぐにはアクセスは増えないのでしばらくはバックリンクを増やすために、まだまだこっちでテキトーに新刊コミックなどをレビューしていきます。ガチで面白いおすすめマンガランキングもいずれ内容の7割程度は引っ越しさせます。


ブラッククローバー10巻までの展開をおさらい


9巻では白夜の魔眼・サードアイ(三魔眼)の一人であるヴェットによって、主人公・アスタ両腕は呪いにかけられて二度と再起不能と診断される。魔力を持たないアスタにとって、肉弾戦を筆頭に行えなくなるのは致命的。

そこでノエルたちは、元ダイヤモンド王国の指揮官・ファンゼルやドミナント、マリエルたちから妙案を教えてもらえる。こいつらは『ブラッククローバー』の小説版に登場したキャラクターとのこと。

それが魔女の存在。何故なら、その魔女は古代解呪魔法を使えるから。そして『ブラッククローバー』10巻では魔女の森へ向かう。そして元魔女のバネッサやノエル、アスタたち一部のメンバーが魔女の森へ向かう、という展開。

ブラッククローバー10巻 アスタと仲間2
(ブラッククローバー 10巻)
このメンバーには加わらないものの、相変わらずチャーミーは雰囲気がアホ全開で面白い。


三魔眼・ファナとダイヤモンド王国の襲来


この魔女は男嫌い。何やかんやがあるもののネタバレは割愛。

ブラッククローバー10巻 ファナとダイアモンド王国
(ブラッククローバー 10巻)
何故なら魔女の森に、三魔眼の一人・ファナとダイヤモンド王国が再び急襲してくるから。奥の方にカズレーザーらしき人物が見えますが、きっと気の所為。そこで魔女は敵の敵は味方とばかりに、アスタの腕を血液回復魔法「滅呪の血篭り繭」で完治させる。この魔法描写は意外とおすすめなのでご自身の眼で確認してください。

ブラッククローバー10巻 ファナとサラマンダー魔法
(ブラッククローバー 10巻)
ファナはサラマンダーと呼ばれる炎の精霊を操る。「サラマンダーの吐息」と言いつつ、その威力は魔女の森を一掃するほどのパワー。サラマンダーはまだ成長前にも関わらず、この威力。末恐ろしいでぇ、ファナたん。

ブラッククローバー10巻 ファナとアスタ1
(ブラッククローバー 10巻)
ただアスタはヴェットの一件があったので、ファナの気持ちを理解しようと、なんとか説き伏せようと試みる。「俺たちわかり合えないかッッ!?」。でもファナは過去の記憶を思い出す。人間に裏切られた過去を。

ブラッククローバー10巻 ファナとアスタ2
(ブラッククローバー 10巻)
つまりは完全な逆効果。ファナは怒りに震え、サラマンダーが完全体に成長。絶体絶命のピーンチ。


ノエルの魔法描写が見どころ


そこでファナに立ち向かったのがノエル。『ブラッククローバー』ノエルまとめを随分前に作った気がしますが、ノエルの魔法属性は水。まさに相性最悪かつ相性最高。ヴェット戦でノエルは覚醒済み。

ブラッククローバー10巻 ファナとノエル1
(ブラッククローバー 10巻)
つまりは海竜の咆哮。

ブラッククローバー10巻 ファナとノエル2
(ブラッククローバー 10巻)
一度はファナにかわされてしまうものの、背後に海竜が回り込んでのサラマンダーをガブリと一撃。精霊すら倒してしまう、ノエルの魔力。このノエルvsファナのクダリが『ブラッククローバー』10巻の見どころかも知れない。

ブラッククローバー10巻 サラマンダーを倒すアスタ
(ブラッククローバー 10巻)
再びファナはサラマンダーを復活させようと試みるも、最後は主人公・アスタが一撃必殺。ひとまずちゃんちゃん。


カズレーザーちゃうねん!ミリオンレーザーですねん!


ただダイヤモンド王国の襲撃は残ってる。この対応にあたったのが、前述した元ダイヤモンド王国のファンゼル。しかも襲撃したカズレーザー…もといラドロスやマルスたちは、ファンゼルの元教え子だったらしい。因縁の対決。ファンゼルは様々な魔法をお見舞いする。

ブラッククローバー10巻 ファンゼルとラドロス2
(ブラッククローバー 10巻)
でもラドロスは「食べきれないよぉ…ウフフ」とニタリ。カズレーザーの性癖のことを考えるとBL的な想像しか浮かびませんが、ラドロスは改造手術を受けていた。そのため攻撃された魔法を吸収し、それを更に放射することができた。

ブラッククローバー10巻 ラドロスの魔法
(ブラッククローバー 10巻)
つまりはミリオンレーザー。やっぱり明らかに作者・田畠裕基、カズレーザー意識してたという(笑)ちなみに、こういうオーラや魔法の軌跡の描写が好きなのって自分だけ?

ブラッククローバー10巻 マルスとラドロス
(ブラッククローバー 10巻)
ファンゼルはピンチかと思いきや、何故か元教え子のマルスが加勢。「ファンゼルの教えは届いています」とカズレーザー…もといラドロスに立ち向かう。果たして一体何があったのか?という場面で『ブラッククローバー』11巻に続きます。


ブラッククローバー10巻の総括感想



以上、『ブラッククローバー』10巻のネタバレ感想でした。アスタの腕が完治しないと煽った割にすぐ治ったのはどうかと思いましたが、相変わらず魔法描写は上手いかなーと思いました。展開の引き出しはもう少し欲しいところ。

ブラッククローバー10巻 バトル描写 顔見たい
あとこういうバトル描写はやっぱりキャラクターの顔は見えた方が良い。

ちなみに冒頭で書いたようにメインのブログはワードプレスで作りました。『ブラッククローバー』を含めた人気の面白いおすすめファンタジー漫画など既に記事を何個かアップロード済み。だからファンタジー漫画「ブラッククローバー」が面白いという考察記事もいずれ引っ越しさせるつもりです。