漫画やコミックをレビューするにあって、最初にぶつかる問題が「記事タイトルの付け方」だと思います。自分も最初は苦労したものの2年以上ブログを続けてきた結果、レビュー記事タイトルの付け方は大体こんな感じでいいんじゃね?ということに思い至った。

そこで漫画に限ったことでもないですが、レビュー記事タイトルの付け方のコツを2つばかしまとめてみた。

マンガのタイトルを先に書く

基本的に検索する人は「マンガのタイトル」で調べる。だからレビュー記事のタイトルでは、マンガのタイトルを先に表示させた方が検索に引っかかりやすいはず。そして、タイトルの後ろにマンガの説明を持ってくる方が無難。

何故ならタイトルに「マンガの説明」も加える場合、どうしても記事タイトルそのものが長くなりがち。そうすると一見して記事の内容が分かりづらい。だから先にマンガのタイトル名を持ってきた方がパッとどんな記事が書かれてるかが伝わりやすいはず。

記事タイトルの差別化が難しくなる危険性

もっと付け加えるなら、マンガのタイトル名の直後に「評価or感想」という単語を付け加えるとなお良い。やっぱりその漫画がどんな評価や感想を持たれているかを検索で調べる人は多い。これは漫画や映画といった作品以外でも応用可能で、例えば家電製品などのレビューの場合は「使用感or評判」という単語を記事タイトルに加えると良い。

ただしこれにはデメリットもあります。

何故なら「マンガのタイトル+感想」があまりにパターン化されると、他のブログやサイトとの差別化が難しくなる。検索結果では表示できる文字数に制限があるので、極端なことを言うと表示される記事タイトルがみんな同じになってしまう。つまり訪問者の立場に立って考えたら「AというブログとBというブログの何が違うのか?」ということが分かりにくい。

また同じような記事タイトルを付けるライバルも現状でも多いので、その中から検索結果で上位表示されるのは必然的に難しくなる。結果的にアクセスの流入が増えるとは限りません。

だからこの記事タイトルの付け方だけが正しいわけではない、ということは常に覚えておきたいところ。

具体的なキャラ名などを使う

あと2つ目は基本的に抽象的なワードを使わない方がいい。何故なら、閲覧者側からは一体どんな内容の記事が書かれてるか分からないから。特に日記系のブログで多い。例えば「ヤッター!」という記事タイトル名だと訪問者からしたら「何が?」の一言。よほど有名な芸能人のブログでもない限り、ほとんどの人は興味がわかないはず。

例えばレビュー系ブログの場合だと、「大逆転の展開にハラハラ!」といった記事タイトルも一見訴求力は高そうですが、やはり誰の視点で?という部分が見えづらく抽象度はやや高め。

でもマンガの場合は、既に訪問者が知ってるワードが存在してる。最たる例がキャラクター名。例えば、ONE PIECEのエース。記事タイトルが「兄貴死す!?」よりも「エース死す!?」の方が読み手からは映像が見えやすく訴求力が高め。

むしろマンガには具体的ワードが多すぎるぐらいで、逆に漫画のレビューでキャラクター名を使わない方が難しいんですが、「キャラクターがどうなるか?どうするか?」といった説明内容のインパクトが大きければマンガのタイトル名よりも先に持ってきても良いと思います。ただし説明文でネタバレしすぎると批判もされやすいので注意。

まとめ

以上が記事タイトルのセオリーかつ王道的な付け方だと思います。検索からの流入を考えるなら、やはり具体的なワードを使うことを意識すればいいと思います。

この方法は他にも小説やライトノベルにも応用可能。でも、その場合は監督名や作家名を先に表示させた方が訴求力が高いタイトルになりそう。何故なら小説や映画はマンガとは違って、どうしてもその一作で完結することが多い。

だから作品名よりも、監督名や作家名の知名度の方が高かくなることもザラなので、その名前を記事タイトルに使った方がより効果的だと思われます。つまり映画やドラマのレビュー記事であれば、トム・クルーズといった俳優の名前を使った煽り方をした方が訴求力は高くなることもあります。