『ゆらぎ荘の幽奈さん』1話のネタバレ感想をレビュー。作者はミウラタダヒロ。少年ジャンプ(集英社)10号から始まった新連載コミック。


「ゆらぎ荘の幽奈さん」のあらすじストーリー登場人物

ゆらぎ荘の幽奈さん1
(ゆらぎ荘の幽奈さん 1話)
主人公は霊能力者の、冬空コガラシ。悪霊をとにかくぶん殴っては除霊していくという、とんでもない肉体派。

ただ冬空コガラシは昔から憑依体質があり、ある日、デイトレーダーの悪霊にとりつかれる。アベノミクス失敗で日本の株価が絶賛大暴落中でありますが、株で大損ぶっこいで借金地獄。結果、ホームレスへ。

そこで格安物件を探している最中に見つけたのが、元温泉旅館の「ゆらぎ荘」。家賃は月1000円の激安物件。ただそれも納得の、地縛霊がさまよっているアパート。オーナーからは地縛霊を除霊してもらえると、ずっと家賃タダで住んでもいいという提案を受ける冬空コガラシが向かうとそこにいたのは…

ゆらぎ荘の幽奈さん4
(ゆらぎ荘の幽奈さん 1話)
地縛霊とは想像できないほど、ホンワカした可愛らしい美少女・湯ノ花幽奈だった。湯ノ花幽奈にトキメキを感じた冬空コガラシは、この世に残した未練を晴らしてやることで成仏させてやることを決意する。だからジャンル的にはラブコメ要素がビンビンって感じの内容か。


食戟のソーマの後釜?

主人公・冬空コガラシが肉体派霊能力者を気取ってるので、てっきりアクション描写全開の内容になるかと思ったら、どちらかと言えばお色気要素満載の肉体派。幽奈の登場シーンからして、パイパイボイン。

ゆらぎ荘の幽奈さん4
(ゆらぎ荘の幽奈さん 1話)
ゆらぎ荘の同居人も荒覇吐呑子、雨野狭霧、夜々など美女ばかり。ことあるごとにハプニング的に湯気が必要な描写ばっかり。そのため明らかに「ソレ」目的な内容のマンガであり、最近『食戟のソーマ』でおいろけ描写が少ないと思ったらこういうことだったのかーーー!!??と思わず叫んでしまった。

絵柄的にもウリ二つに思える瞬間もなくはありません。ジャンプ編集部的には、そういった需要を今後は『ゆらぎ荘の幽奈さん』で補っていく予定なのかも知れません。


ゆらぎ荘の幽奈さんの総合評価・評判・口コミ


『ゆらぎ荘の幽奈さん』はそこそこ期待できそうな新連載漫画。作者・ミウラタダヒロの画力がそこそこ高いので、そういった路線に歩んでも幅広い読者層が反応してくれるはず。『食戟のソーマ』と比較すると見劣りするのも事実ですが、「伸び代がある」と仮定したらこれから期待も持てそう。

おそらく色んな妖怪も登場させて「くんずほぐれつ」という展開もあったりするんだと思いますが、作者・ミウラタダヒロのアイデア力や大胆力の発揮いかんではまさに「化ける」可能性もありそう。「幽奈を助ける」という軸もハッキリしてるので、きっと読みやすい作品になりそう。また恋愛要素も含めることで意外に女子ウケもするかも知れない作品になるはず。

もちろんシモ系だけで勝負すると厳しいですが、ただ割りきらないと厳しいのも事実。果たして少年ジャンプの打ち切りレースにどこまで耐え忍ぶことができますでしょうか?

ちなみに【漫画】ゆらぎ荘の幽奈さん 登場人物一覧まとめも参照。その後、連載は2年近く続いた結果、発行部数は100万部超えの人気漫画まで成長。既に本ブログはドル漫に引っ越しているため、フルカラー画像を多用して紹介しております。