『よつばと!』2巻のネタバレ感想。作者はあずまきよひこ。月刊コミック電撃大王(カドカワ)で連載中の日常漫画。よつばとが面白いという考察記事はアップ済み。
主人公は5歳児の「小岩井よつば」。『よつばと!』は、このよつばの日常を描いた漫画。だから漫画タイトルも「よつばと一緒に遊ぼう」的なニュアンスが込められてます。
(2巻)
ジャンボという父親の友達を描こうとするよつば。ただジャンボはかなりの巨体。それを表現しようと、いきなり紙から大きくはみ出す。「ジャンボはおおきいのに、このジャンボはちいさい」と悩む。もし等身大を描こうとしていたら、そもそも紙の小ささで気付けよっていうw
そこでよつばは道路に出て、思いっきり落書きしだす。結果、単なる事件現場。ただ偶然、隣りに住む恵那という小学生と出会う。新キャラ・早坂みうらと一緒に公園で写生会をやろうとしてた。ヒマなよつばも同行することになる。
(2巻)
ただ早坂みうらが見た目と違って、かなりガサツ。よつばは公園の池を見て、「海」と表現した。幼児だから言葉の言い間違い、覚え間違いは仕方ない。それを早坂みうらはよつばの頭をガッと掴んで、「どこがだよ!」と乱暴なツッコミを入れる。早坂みうらは良く言えば、素直。悪く言えば、空気が読めない。
(2巻)
別の回では、田んぼで見かけるカラスよけを被って、よつばを襲ってくる。『20世紀少年』のトモダチか!悪フザケにも程があるw
(2巻)
だから、よつばの絵に対して「下手」とキッパリ切り捨てる。よつばは周囲から「上手」と言われてきたので、まさに愕然。背景を真っ黒にしただけですが、孤独感が見事に表現されてる気がします。節子風のセリフをあてるなら、「知らんかったん?ウチだけなん?」といったところか。
(2巻)
早坂みうらは曲がりなりにも年上。よつばに対して一歩退いてあげて、「自分がウソついちゃった」と認めあげたらいいんですが、それもつい頑なに拒否。恵那の「お前いい加減空気読めや」という表情が笑う。よつばの悲しそうな表情も切ない。ツインテールのタレ具合でテンションの下がり具合も表現されてます。犬かよw
(2巻)
前述のジャンボと偶然遭遇した時は、二人は思わず「うまいって言えー!」と心の中と叫ぶ。元はといえば、お前らが全ての元凶やろって感じですが。普段はおちゃらけてますが、当然ジャンボは大人ですので下手とは言わない。
(2巻)
そうすると、よつばは思わずバンザイ。何故かつられて、恵那や早坂みうらもバンザイ。お前らは選挙で当選した政治家か。可愛らしいな、おい、というオチでした。
(2巻)
父親に水鉄砲を構えながら、作中のセリフ「いいわけはじごくできく」を真似る。
(2巻)
ついでに一緒に映画を観てたジャンボにも銃口を向けてバンバン。ただ「いのちをたいせつに」は色々と矛盾してないか?w
(2巻)
この後どういう展開が待ってるのかなと思ったら、よつばは被害者の仲間役も兼務。ストーリーの流れが見えないので、付き合わされる方は大変。誰にやられた?って、いや、お前やろっていう。
よつばは、すっかり名うてのガンマンの気分。そこで隣に住む綾瀬家にまで乗り込む。
(2巻)
前述の恵那の部屋へは、思っきりドアを蹴り飛ばす。はた迷惑も極まれり。ちなみに何故か丁寧にでんぐり返りで入室。映画やドラマでは回転しながら部屋に入ることが多いので、多分それを模してるんだと思われます。
総括
他に面白かった回を少し触れておくと、10話「よつばとケーキ」。
綾瀬家の一部とよつばがみんなでケーキを食べてた。そこへ長女・あさぎが帰宅。自分だけ除け者にされた恨みもあってかフザケて、よつばが食べてたショートケーキのイチゴを奪う。
(2巻)
この時に浮かべる表情。状況が把握できないぐらい驚いてるのか、はたまたショックで今にも泣こうとしてるのか、一体どういう感情が芽生えてるかが読み取れない。でも、とりあえずイチゴを食べたらアカンことは伝わりますw
11話「よつばとどんまい」だと、よつばの父親を翻訳業を生業としているので家にずっといる。ただ請け負う仕事によっては夜通し完徹することも。ある日、何日も徹夜してやっと翻訳し終えて、身体はクタクタ。よつばは優しさから魔法か何かで眠らせようとしてあげる。
ただ呪文が全然言えない。「わかった!とーちゃんはよつばがねむりさして…ねむららせ…ねむさらし…ねむ…ねろ!!」とラストは二語。まさかの命令形。確かに言いづらい。「られる」系(?)はたまに注意を受けることもありますが、大人になってもどう言えばいいか迷うときはあります。
ちなみによつばとが面白いかの考察レビューはアップ済み。
主人公は5歳児の「小岩井よつば」。『よつばと!』は、このよつばの日常を描いた漫画。だから漫画タイトルも「よつばと一緒に遊ぼう」的なニュアンスが込められてます。
よつばは絵が上手い?
一巻につき7話分が収録されてるんですが、このレビューでは2話分のみ取り上げたいと思います。まずは8話の「よつばとおえかき」。(2巻)
ジャンボという父親の友達を描こうとするよつば。ただジャンボはかなりの巨体。それを表現しようと、いきなり紙から大きくはみ出す。「ジャンボはおおきいのに、このジャンボはちいさい」と悩む。もし等身大を描こうとしていたら、そもそも紙の小ささで気付けよっていうw
そこでよつばは道路に出て、思いっきり落書きしだす。結果、単なる事件現場。ただ偶然、隣りに住む恵那という小学生と出会う。新キャラ・早坂みうらと一緒に公園で写生会をやろうとしてた。ヒマなよつばも同行することになる。
(2巻)
ただ早坂みうらが見た目と違って、かなりガサツ。よつばは公園の池を見て、「海」と表現した。幼児だから言葉の言い間違い、覚え間違いは仕方ない。それを早坂みうらはよつばの頭をガッと掴んで、「どこがだよ!」と乱暴なツッコミを入れる。早坂みうらは良く言えば、素直。悪く言えば、空気が読めない。
(2巻)
別の回では、田んぼで見かけるカラスよけを被って、よつばを襲ってくる。『20世紀少年』のトモダチか!悪フザケにも程があるw
(2巻)
だから、よつばの絵に対して「下手」とキッパリ切り捨てる。よつばは周囲から「上手」と言われてきたので、まさに愕然。背景を真っ黒にしただけですが、孤独感が見事に表現されてる気がします。節子風のセリフをあてるなら、「知らんかったん?ウチだけなん?」といったところか。
(2巻)
早坂みうらは曲がりなりにも年上。よつばに対して一歩退いてあげて、「自分がウソついちゃった」と認めあげたらいいんですが、それもつい頑なに拒否。恵那の「お前いい加減空気読めや」という表情が笑う。よつばの悲しそうな表情も切ない。ツインテールのタレ具合でテンションの下がり具合も表現されてます。犬かよw
(2巻)
前述のジャンボと偶然遭遇した時は、二人は思わず「うまいって言えー!」と心の中と叫ぶ。元はといえば、お前らが全ての元凶やろって感じですが。普段はおちゃらけてますが、当然ジャンボは大人ですので下手とは言わない。
(2巻)
そうすると、よつばは思わずバンザイ。何故かつられて、恵那や早坂みうらもバンザイ。お前らは選挙で当選した政治家か。可愛らしいな、おい、というオチでした。
よつばはガンマン?
続いて、9話「よつばと復讐」。銃撃シーンがあるアメリカドラマかハリウッド映画を見て、すっかり感化されてしまったよつばの話。(2巻)
父親に水鉄砲を構えながら、作中のセリフ「いいわけはじごくできく」を真似る。
(2巻)
ついでに一緒に映画を観てたジャンボにも銃口を向けてバンバン。ただ「いのちをたいせつに」は色々と矛盾してないか?w
(2巻)
この後どういう展開が待ってるのかなと思ったら、よつばは被害者の仲間役も兼務。ストーリーの流れが見えないので、付き合わされる方は大変。誰にやられた?って、いや、お前やろっていう。
よつばは、すっかり名うてのガンマンの気分。そこで隣に住む綾瀬家にまで乗り込む。
(2巻)
前述の恵那の部屋へは、思っきりドアを蹴り飛ばす。はた迷惑も極まれり。ちなみに何故か丁寧にでんぐり返りで入室。映画やドラマでは回転しながら部屋に入ることが多いので、多分それを模してるんだと思われます。
総括
他に面白かった回を少し触れておくと、10話「よつばとケーキ」。綾瀬家の一部とよつばがみんなでケーキを食べてた。そこへ長女・あさぎが帰宅。自分だけ除け者にされた恨みもあってかフザケて、よつばが食べてたショートケーキのイチゴを奪う。
(2巻)
この時に浮かべる表情。状況が把握できないぐらい驚いてるのか、はたまたショックで今にも泣こうとしてるのか、一体どういう感情が芽生えてるかが読み取れない。でも、とりあえずイチゴを食べたらアカンことは伝わりますw
11話「よつばとどんまい」だと、よつばの父親を翻訳業を生業としているので家にずっといる。ただ請け負う仕事によっては夜通し完徹することも。ある日、何日も徹夜してやっと翻訳し終えて、身体はクタクタ。よつばは優しさから魔法か何かで眠らせようとしてあげる。
ただ呪文が全然言えない。「わかった!とーちゃんはよつばがねむりさして…ねむららせ…ねむさらし…ねむ…ねろ!!」とラストは二語。まさかの命令形。確かに言いづらい。「られる」系(?)はたまに注意を受けることもありますが、大人になってもどう言えばいいか迷うときはあります。
ちなみによつばとが面白いかの考察レビューはアップ済み。
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