『ウィッチクラフトワークス』8巻9巻のネタバレ感想。作者は水薙竜。グッドアフタヌーン(講談社)で連載中のファンタジー学園漫画。1巻から7巻のネタバレ感想は既にFC2のブログでレビュー済み。こちらに移動しようかとも考えたんですが、面倒くさいので止めました。

あらすじ

主人公は多華宮仄というフツーの男子高校生。スタイル抜群、容姿端麗、頭も切れる火々里綾火に憧れて、いつも眺めてるだけだった。でもひょんなことから敵に襲われる多華宮。そして、それを救ってくれたのが火々里。しかも火々里は超絶的な魔法を操れる魔女だった。

火々里の使命は「多華宮くんを守ること」らしい。火々里は無表情で何故か高圧的。だから多華宮に対してもご主人様とは言ってても、「素直に私に守られなさい」と上から目線。そんな感じの漫画です。

多華宮くんの方が強かった?

多華宮と火々里の過去が少しだけ明らかになります。

ウィッチクラフトワークス8巻 多華宮仄と火々里
(8巻)
二人は初めて高校生で出会った的な感じだったんですが、既に小学生頃に出会ってた。しかも立場的には現在と真逆で、多華宮の方が魔力的には上だった?

ウィッチクラフトワークス9巻 火々里かざね
(9巻)
それもそのはずで、火々里の母親・かざねが多華宮の母親・小町を救おうとした結果、自分の血を分け与える。火々里の母親は大魔術師的な感じなので、その魔力の強さが多華宮に受け継がれてしまった。というか、多華宮の母親が火々里かがね。

ゆるさは弱い

個人的に思う『ウィッチクラフトワークス』の醍醐味は「ゆるさ」。ヒロイン・火々里の「ズレた」感じや「トボけた」感じのキャラクター性が良かった。

ウィッチクラフトワークス9巻 火々里綾火
9巻でも二人の朝の食事シーンでは、何故か火々里が多華宮の上に座る。邪魔っていうレベルじゃない。「え?私間違ってませんけど?」的な表情も…(笑)

ウィッチクラフトワークス8巻 火々里綾火
8巻では敵のアジトっぽい家に侵入しようとするんですが、まさか魔力とか全然使わず、ドアノブを素手で壊す。敵のアジトがそもそもショボい感じもしますが。

ただウィークエンド編以降、変にストーリーものに走ってる流れに変化の兆しはないので、こういった「ゆるさ」のボリュームが全体的に少なめ。だから一向に面白さが取り戻される兆しもありません。

総合評価

全体的に退屈なストーリーが占めています。ヤバイぐらいにストーリーが頭に入らない。作者・水薙竜はストーリーものは作れないと思うんですが、何故かそこで勝負しちゃってる。読者も多くは惰性で購入してる感じがするので、早々に打ち切りコースかなー。