『東京喰種:re』4巻のネタバレ感想。作者は石田スイ。ヤングジャンプ(集英社)で連載中のバトル漫画。前作『東京喰種』全14巻は既にレビュー済み。

これまでの経緯

喰種(グール)という謎の捕食者が人類を襲ってくる。そこでグールを捕獲する警察組織がCCG。主人公はそこで捜査官として働く佐々木琲世(ささきはいせ)。でも実は金木研という元半グール。

とりあえず3巻で行われた人間オークション掃討作戦の功績が認められて、それぞれの捜査官たちが昇格。佐々木琲世は上等捜査官へ。不知と米林が二等捜査官へ。ウリエと黒磐、六月が一等捜査官へ。鈴屋什造と和修の息子が特等捜査官へ。22歳での特等捜査官の任命は有馬貴将以来らしい。他にもゴチャゴチャとモブキャラがいますが割愛。


月山習がルー大柴化してる件?

月山習に使用人として仕えてるカナエが、ロゼヴァルト家の生き残りだったことが発覚。ロゼヴァルト家は前述の和修の息子がドイツ時代に壊滅させた喰種一家。本名は既に載ってたので察しが付いた人も多そう。

東京喰種re4巻  月山習の過去
(4巻)
ただ運良くカナエだけは生き残っていたらしく、何故か日本の月山家に引き取られる。画像はその当時の回想シーン。だからカナエは拾ってもらった恩義を未だに強く感じている。なお昔から月山習はうざかった模様。

使用人であるカナエだけは登場したのに、月山習がしばらく出てこなかったのは、主人公・佐々木琲世こと金木研が亡くなったと思っていたから。すっかり廃人化してた月山くん。そういえばCCGが「あんていく」を襲撃。大規模な戦闘が前シリーズで勃発したんですが、そこへ参加させまいと、金木研を止めようとするものの月山は惨敗。「いかないでくれないか」と泣き落としにかかるも失敗したのが思い出されます。

でも女カメラマン・堀ちえのアドバイスもあって、カナエが佐々木琲世の写真を渡す。
東京喰種re4巻 ハブられる月山ルー大柴1
(4巻)
そしたら喜びのあまり、いきなり車イスで駆け出す。セリフは「ルン」と読むのか「run=走る」と読むのか知りませんが、童謡「雨ふり」のピチピチ チャプチャプ ランランラン♪のメロディーが頭の中で勝手に流れました。

東京喰種re4巻 ハブられる月山ルー大柴2
(4巻)
そして勢い余って、佐々木琲世(金木研)の目の前で盛大に転んでしまう。これは無様。自分も中学時代、好きな女の子の前でチャリで盛大にコケてしまいました。だが、これで良い!醜態を晒してこその月山!

とりあえず月山習は復活。スポンジぐらいに吸収が速い。どんだけ単純なヤツやねんと思ってしまいましたが、それだけ愛のパワーはすごいということ。でも久しぶりに見たせいか、なかなか面倒くさい。佐々木琲世が公園で一人で読書してる最中に、偶然を装って話しかける。状況的に既にちょっとキモいですが、月山習は好きな小説家の話を持ち出すことで「金木研」の記憶を呼び起こそうとする。

ただ金木研だった時とは異なり、佐々木琲世になってからは考え方や小説の読み取り方が変わってしまう。だから最初想定してた問答とは違ったので、困惑する月山習。そこで「hey hey why?」「be cool 僕」とお前はルー大柴か!とツッコんでしまった。いや、どっちかというとレイザーラモンHGか。いずれ月山習は海パン一丁でカネキくんを誘惑しだすかも知れません(笑)

というか、旧「あんていく」のメンバーは金木研が佐々木琲世化してる事実は知ってた。ある意味それは周知の事実化してたと思ってた。だからルー月山だけ知らなかった理由がイマイチ解せませんが、コイツだけハブられていたとしたら色々と悲しすぎんだろ!!!

そういえば月山家は喰種一族だっけ?ということは月山パパ・観母(みるも)も戦闘に加担してきそう。しかし、どんな名前なんやねん。また変な名前を開発したねって感じ。名前だけ見たら「ミルモちゃん」と思わずちゃん付けしたくなるんですが、ガッツリ髭面。しかも不安になると外に吠える。こえーよ。

あと月山家は東京都内に住んでるくせにムダに豪邸すぎ。ちびまる子ちゃんの花輪くんか!目立ってしゃーないやろっていう。


月山家を殲滅セヨ!

ストーリーとしては、「この月山家をCCGが潰す」という展開。

月山習は重度の引きこもりみたいになってたので、エサという名の人間を使用人・カナエが次々と捕縛していった。CCG内ではどんどん市民が誘拐されてる現状を重く受け止めて、
この首謀者であるグールを「ロゼ」とCCG内で名付けていた。言うまでもなくロゼヴァルト家から来ていて、つまり、月山家がほぼターゲットロックオンされてる状態。

東京喰種re4巻 キジマ准特等捜査官
(4巻)
そこで登場したのがキジマという准特等捜査官。月山家の使用人を一人捕まえて拷問。その映像をネット上にアップして挑発。カナエや月山習をおびき寄せようと画策。自分が真っ先に命が狙われる諸刃の刃的な方法ではありますが、既に顔がボロボロになってるので「別に…by沢尻エリカ」状態。

東京喰種re4巻 宇井郡と富良大志
(4巻)
キジマの上司は宇井郡(こおり)という特等捜査官。また面倒くさい名前。ランク的には有馬貴将と同レベル。まだバトル描写はないものの実力的には?そして、その有馬と同級生だった富良大志もしれっと登場。『東京喰種JACK』を参照。

佐々木琲世のバトル描写

カナエは佐々木琲世と月山習が二人で会えるように、アオギリの樹に依頼して佐々木琲世の部下たちを襲撃。怪我させたらしばらくは入院するだろ的な?

東京喰種re4巻 佐々木琲世のバトル描写
(4巻)
その襲撃時には佐々木琲世がいたものの、圧倒的!月山たん、更にアンタの手には負えなくなってるよ、時には諦めも肝心やで。そういえば「喰種は傷つくほど強くなる」らしいですが、まさに金木研のことを指してるんでしょうか…とふと思った。

東京喰種re4巻 ウリエ100%2
(4巻)
一方、佐々木琲世の部下・ウリエは筋トレしまくってた。しっかりちゃんと活躍します。

東京喰種re4巻 ウリエ100%
(4巻)
そのおかげで、なんとウリエ100%化に成功した模様!!

東京喰種re4巻  米林才子が食われる
(4巻)
ただ米林才子だけは食われそうになる。コイツ何なん?って感じですが、いずれ覚醒するための前フリか。そして謎の「指三本の男」に救われるものの、指三本のヤツって誰かいたっけ?はてさて。

とりあえず、しばらくストーリーは月山習がメインになりそう。

◯展開★4◯テンポ★3.5
◯キャラ★4◯画力★4
◯全巻大人買い★4
◯おすすめ度…84点!!!!