『東京喰種:re』1巻のネタバレ感想。作者は石田スイ。ヤングジャンプ(集英社)で連載中のバトル漫画。いわゆる『東京喰種(全14巻)』の続編。

あらすじ

人間を食らう喰種(グール)。そのグールを駆逐する組織が「CCG」。主人公はそのCCGに所属する、一等捜査官の佐々木琲世(ささきはいせ)。「クインクス」と呼ばれる特別部隊の指導教官的な役割を担っていた。

佐々木琲世の部下には、二等捜査官の瓜江久生(うりえくき)、三等捜査官の不知吟士(しらずぎんし)、同じく三等捜査官の六月透(むつきとおる)、米林才子(よねばやしさいこ)などがいた。

東京喰種re1巻 真戸暁
前作からいた真戸暁も再登場。佐々木琲世の上司という位置づけ。要するに喰種(グール)を倒していくだけの漫画。

クインクスとはクインケ武装人間

ちなみに今作から新たに登場するのが「クインクス」。一体何語を参考にしたかは知りませんが、
東京喰種re1巻 クインクス1
「クインケ」と呼ばれる喰種(グール)から採取した赫子(かぐね)を使って製造した武器を移植させた捜査官のこと。実は佐々木琲世自体が喰種の内臓を移植された、半グール。その教訓が活かされているんだとか。

東京喰種re1巻 クインクス2
赫子は五段階に開放することができて、開放すれば開放するほどパワーアップするものの、グールに精神が乗っ取られて人間性が失われる危険性がある。前述のウリエなんとかは覚醒しまくりすぎて、ほぼグール化状態と化す。

表情や雰囲気を描くのは上手い

主人公の佐々木琲世は半グール状態ということもあってか、腕っ節はなかなか強い。

東京喰種re1巻 佐々木琲世2
普段は大人しいものの、いざバトルが始まると「お前らやっちゃうよー」的な表情が良い。

東京喰種re1巻 佐々木琲世1
こういう覚醒した時の表現というか、筆でグリグリと無作為にグチャ―っとした感じは好き。

前作東京喰種との繋がり

前作である『東京喰種』とストーリーは繋がってるので、あらすじでも説明しましたが既存キャラクターも登場。
東京喰種re1巻 オロチ=西尾2
例えば、西尾先輩というキャラクターも登場。ちなみに佐々木琲世は前作では金木研。記憶喪失になってるらしい。

東京喰種re1巻 オロチ=西尾1
西尾先輩はグールのランクで言うとSランクで強いらしい。CCGの中では「オロチ」と恐れられてるらしい。大蛇のような尻尾を出して戦うらしい。ただ西尾先輩と四方の違いがイマイチ不明w

東京喰種re1巻 霧嶋薫香
最終的には霧嶋薫香が登場。佐々木琲世が偶然、霧嶋薫香が経営してるカフェに立ち寄る。そこで二人は運命的な出会いを果たした…かのような1ページ丸々使った演出。ある意味、壮大な前フリ。

ただ2巻ではビックリするぐらい何も起きなくて爆笑した。佐々木琲世が懐かしのコーヒーを飲んで涙をポロポロ流すものの、それだけ。一応前作からの続きとしては、霧嶋薫香などが佐々木琲世こと金木研をCCGから奪還するという流れがある。でもこれだけ早い段階で霧嶋薫香などを登場させて、またCCGの近くに喫茶店を構えてる意味が分からない。

総合評価

ネーミングがいちいち面倒くさいマンガ。テキトーに読み流すのが吉。

またストーリーも全体的に女と会話してるような気分。こっちが知らない登場人物が平気でポンポンと登場。いちいち「誰なの?」と質問して会話を止めるわけにもいかない。だからテキトーに「ふんふん」と相槌を打って聞き流す他ない。

しかも、そういうキャラクターが活躍するかと思ったら、単なるお披露目止まりだったりして、「真剣に読んだら負け」とまで表現したら大げさですが、真剣に読もうとすると疲れる。伏線ばっかりが生まれてて、結局良い読後感が残るのはバトルシーンのみ。そんな感じは前作の東京喰種から大して変わらず。

ただ二巻以降では本格的なバトル展開が始まって、石田スイの真骨頂が垣間見れる気がします。

◯展開★3◯テンポ★3.5
◯キャラ★4◯画力★4
◯全巻大人買い★4.5
◯おすすめ度…84点!!!!