『しろくまカフェ』全5巻のネタバレ感想をレビュー。作者はヒガアロハ。月刊フラワーズ(小学館)で連載してた動物ギャグ漫画。

しろくまカフェの1巻から4巻までは「すごないマンガがすごい!」の初期頃にレビューしたんですが、一向に5巻以降の新刊が発売されないなーと思ってたら、いつの間にかアニメ化にあたって小学館ともめて連載がストップしてた模様。ちょいちょい出版社と漫画家ってもめますよね(;´Д`)

結果的に打ち切りというか、作者・ヒガアロハは現在「Cocohana」という集英社の少女漫画誌に移って、昨年2014年から再び連載を再開したらしい。ちなみにタイトルは『しろくまカフェ today's special』に改名してるよう。


あらすじ物語・ストーリー内容


ちょっと大人のドロドロした嫌な部分が垣間見えた感じがしましたが、この『しろくまカフェ』はそれとは違ってものすごくゆるーいギャグ漫画。

「しろくまカフェ」と呼ばれる喫茶店でマスターをやってる白熊が主人公。
しろくまカフェ1巻 センチで小ボケをかましまくるシロクマ
(1巻)
何故かやたらとダジャレ好き。しかも見事に全部くだらない。それを冷静にツッコんでるパンダが常連客。

しろくまカフェ1巻 パンダの理想体型
(1巻)
ちなみにパンダは理想体型は逆三角形らしいんですが、それを実行したらめちゃめちゃキモい。あのフクヨカな体型だからこそパンダが愛されてるんだろうなーと強く実感。

しろくまカフェ4巻 バイトと正社員
(4巻)
このパンダは動物園で働いてるんですがバイト。正社員パンダに対して、「常勤パンダさんおはよー」と格差社会を物ともしない明るさが憎めない。


動物と人間との奇妙な共存っぷり

あらすじを読んでもらったら分かるように、『しろくまカフェ』に登場するキャラクターはみんな普通に喋る。しかも、人間社会にムダに溶け込みすぎてる。その違和感があるんだかないんだかという絶妙さが良い。

動物園ではパンダだけではなく、色んな動物が働いてる。
しろくまカフェ4巻 パワーポイントを扱うペンギン
(4巻)
例えばペンギンだと余裕でパワーポイントを扱う。そこら辺の大卒サラリーマンよりも優秀。そんな手でどうやってキーボードを打つねんというツッコミをしてしまいがちですが、乙武さんも平気でTwitterやブログをやってるぐらいですからご愛嬌。

ちなみにチョコット写ってるパンダの飼育員が、その名も半田。

しろくまカフェ2巻 トヨタFJクルーザーに乗る熊
(2巻)
他にもトヨタのFJクルーザーを乗りこなす熊。排気量4000ccのV6エンジンですからね。お前シブすぎやろ。ただFJクルーザーの室内空間は案外狭いので、こんな巨大なクマさんたちが乗りこなせるかは正直微妙ですが。

ゆる~いキャラの独特の個性

とにかく『しろくまカフェ』はゆるーい動物たちが魅力の漫画。

しろくまカフェ5巻 うり坊を可愛がるパンダ
(5巻)
うり坊を見て「かっわいい~」と喜ぶパンダですが、お前の方がもっと可愛いやんけっていう。

しろくまカフェ5巻 駄々をこねるパンダ
(5巻)
マスカラを欲しいと駄々をこねるパンダ。お前、もう目の周り真っ黒やんけ。分かりやすい笑い。

しろくまカフェ3巻 ラッパー風のシロクマ
(3巻)
シロクマがラッパーを気取ってみたり悪ノリもすぎる。469MAって軽いMCAT的なノリでしょうか。

しろくまカフェ2巻 パンダを装うシロクマ
(2巻)
悪ノリといえば、パンダの代わりに出勤したシロクマは全然違和感がない。一瞬新種のパンダかな…と納得してしまう。


総合評価・評判・口コミ

『しろくまカフェ 全巻』のネタバレ感想をまとめると、ゆるい動物モノの漫画って、どうしてもエッセイ風の中身が多い。実際に起きた出来事を律儀に描く。せいぜい少しデフォルメする程度。

でもこのしろくまカフェを読んでると、人間と同じように喋らせる演出もアリだよなーと。そこまで大胆なことを描いたとしても、そういうのも全然許容されるゆるーい空気感がある。漫画家さんほど学べる点が多いかも。

『しろくまカフェ today's special』の連載が始まって8ヶ月程度なので、そろそろしろくまカフェの新刊が発売されるんじゃないかと思います。