進撃の巨人』17巻のネタバレ感想。作者は諫山創。別冊少年マガジン(講談社)で連載中のバトル漫画。今月から始まった実写映画が人気らしい(*´Д`)ハァハァ


始祖の巨人とは?

人類は巨人によって、ほぼ殲滅された。かろうじて生き残る人類は、巨大な壁を作って巨人の襲来を防ぐ。その壁内で巨人討伐を目的とした兵士たちが、調査兵団。

主人公は、その中の一人・エレン・イェーガー。そして、彼もまた巨人化することができた。しかも、全ての巨人たちを支配する力(始祖の巨人)も持っていた。だからエレンが壁内を影で支配するロッド・レイス(レイス家)によって狙われる。過去にはエレンの父・グリシャがレイス家を根絶やした。その理由は、まさにレイス家が保持していた「始祖の巨人」の力を奪うため。

ロッド・レイスは娘であるヒストリア・レイスにエレンを食わせることで、「始祖の巨人」の力を奪おうとしたものの、ヒストリアが反旗を翻して失敗。ロッドレイスは最終手段として自分が巨人化する。
進撃の巨人17巻 ロッドレイス1
(進撃の巨人17巻 諫山創/講談社)
ただめちゃめちゃデカい。進撃の巨人の実写映画化が始まりましたが、そのオープニングに登場してくる大型巨人よりも大きい。だから自重に耐え切れずに、赤ちゃんのようにずり這いして襲ってくる。ある意味、これはこれでキモい。

進撃の巨人17巻 ロッドレイス2
(進撃の巨人17巻 諫山創/講談社)
結果、顔がすり減って無くなる。ジブリの「かおなし」か!とりあえず、そのロッドレイスを撃破。何やかんやで一連のレイス家とのクダリが、この17巻で終結します。

進撃の巨人17巻 ヒストリア
(進撃の巨人17巻 諫山創/講談社)
そしてヒストリア・レイス(クリスタ・レンズ)が無事壁内の女王として君臨。

エレン曰く、「お前ほんま強なったな」。エレンやリヴァイたちの目的は達成。壁内の敵対する勢力の打破に成功し、これから本格的に壁の外へ向かっていく…厳密にはまずウォール・マリアにある地下室へ足を運ぶってところなんでしょうが。

進撃の巨人17巻 硬質化1
(進撃の巨人17巻 諫山創/講談社)
エレンはようやく硬質化の能力を体得。危機的状況下で覚醒するという、お約束。

進撃の巨人17巻 硬質化2
(進撃の巨人17巻 諫山創/講談社)
こういう巨大な丸太を作ることも可能になり、効率的に巨人のウナジを破壊する罠も作って、調査兵団の犠牲が極端に減らせることに成功。一応の壁内での平穏が確保されるというオチ。


リヴァイの苗字もアッカーマンだった!そしてケニーの過去

ロッド・レイスが敗北したということもあり、そのロッドに仕えていたケニー・アッカーマンも死亡。天国(地獄)へ召される直前に走馬灯。ロッドの弟であるウーリとの過去編が始まる。

ウーリは巨人の力と王家の記憶を引き継いでる。ロッドは利己的でクソだったものの、王家の記憶を引き継いでいるせいか、弟ウーリはまさに王様といった態度や振る舞い。
進撃の巨人17巻 ケニーアッカーマン
(進撃の巨人17巻 諫山創/講談社)
二人が最初に出会った時、ウーリはケニー・アッカーマンを巨人の力で握り潰そうとするものの、アッカーマン家の末裔ということを知ると、ケニー・アッカーマンを握り潰すどころか土下座して詫びる。だからケニーとウーリは友達みたいな関係性になり、結果的にウーリの下で働くこととなった。それがウーリが亡くなった後、ロッドに引き継がれた。

一応16巻でケニーの祖父っぽい爺さんとのクダリで説明もありましたが、ここでようやく「アッカーマン家」の謎が漠然と掴めてきた。アッカーマン家は記憶操作できないから迫害を受け、ほとんど絶滅に近い状態に陥る。

もっと言うと、単一民族内でしか記憶操作はできないので、壁内にいる人類は同じ民族。やっとケニーの爺さんの言葉を理解。だから東洋人であるミカサ・アッカーマンも記憶操作できないんですが、ただ「東洋人≠アッカーマン家」ということらしい。だからミカサは東洋人とアッカーマン家のハイブリッドということに?

進撃の巨人17巻 ケニーアッカーマン2
(進撃の巨人17巻 諫山創/講談社)
そしてリヴァイの苗字も初公開。ケニーやミカサと同じく、まさかのアッカーマン。16巻でケニーが「妹は客の子供を身ごもった」…どうこう言ってましたが、それがリヴァイだった。迫害された割にアッカーマン性がそこそこいなくね?

進撃の巨人17巻 ケニーアッカーマン3
(進撃の巨人17巻 諫山創/講談社)
言っちゃえば、リヴァイとケニーは身内。ケニーの死の間際でそれを知った時の、リヴァイの表情が何とも言えない。ケニーの「ただの兄貴だ」という素っ気ない強がりも切ない。最期は「俺は人の親にはなれねぇよ」と巨人の薬をドンとリヴァイに押し付ける。このあたりのクダリは結構しんみり来るかも。


ウーリ(レイス家)の願いは人類の滅亡じゃない?

ウーリの願いとしては、人類が滅ぶ直前の束の間でも「平和な楽園を築く」こと。

一応レイス家の初代王の狙いとしては「人類の滅亡」があるとされてるものの、少なくともエレンやリヴァイたちはそう思ってる、実際は「人類を滅ぼす」のではなく「結果的に人類が滅びる」という意味合いが強い?終焉という終わりが見えているからこそ、レイス家はいかにソフトランディングしようかと画策している?

進撃の巨人17巻 ケニーアッカーマンとウーリ
(進撃の巨人17巻 諫山創/講談社)
ケニー・アッカーマンはウーリ・レイス自体は悪魔ではなく、むしろウーリも運命に縛られた(壁内で自由を奪われた)奴隷のようなものだったと述懐。今後の物語に関わる重要な部分かも。

進撃の巨人17巻 ネタバレ感想の総括

レイス家編がようやく解決。

正直、このクダリは淡々と説明してる場面が多くて、序盤ほどのテンポ感や勢いはなかったと言ってもいい。もちろん『進撃の巨人』という根幹部分に関わるところだったので、良く言えば「丁寧にストーリーを処理してる」とも評価できますが、言葉による説明だけだと理解しにくい部分もあった。

でも一難去ってまた一難。間隙を縫うかのように、ライナーやベルトルトたちが襲来。そして、あの例のナゾだったサルの巨人も襲来。いよいよ進撃の巨人18巻では両者同士のバトルが勃発していく模様です。

進撃の巨人17巻 サルの巨人の正体
(進撃の巨人17巻 諫山創/講談社)
見た目がサルだったので中身もサルかと思ったら、メガネを掛けた医師風の男。どっかで見かけたことがあるような、ないような。見た目がそのまま巨人のルックスにも反映されるかと思いきや、どういう法則で人間以外のデザインに?

そういえばサル巨人が初登場したときに立体機動装置の存在を知りませんでしたが、あれは中身がサルだから知らないのかと思ってましたが、巨人として数十年も彷徨っているときは記憶がないらしいので、それで説明が尽きそう。

ちなみに進撃の巨人考察ブログで考察した【漫画】進撃の巨人が面白すぎておすすめwwwもご参照ください。何故未だに進撃の巨人が面白いと評判なのか、その理由が明らかになるはず。ここまで面白さが失速しない漫画も進撃の巨人ぐらいか。