少年ジャンプ(集英社)で現在連載中のギャグ漫画が『斉木楠雄の災難』。作者は麻生周一。

正確なタイトルは『斉木楠雄のΨ難』と書くんですが、「Ψ」の出し方が困った読者も多そう。実際には「サイ」とは読まず、「ぷさい」や「ぷしー」と入力しないと変換されないので注意。だからややこしいなぁーと常々思っているので、この記事では『斉木楠雄の災難』で勝手に統一します。

この漫画ブログでは一切レビューしたことはありませんが、一応『斉木楠雄の災難』は何巻かは持ってます。少年ジャンプ本誌ではたまに読んだり読まなかったりですが、このたび2017年10月21日に実写映画が公開されることが決まったらしい。既に撮影自体は終わっているのか。

ただ映画版『斉木楠雄』に出演するキャストのビジュアルが色んな意味でひどかったw

斉木楠雄の災難 登場人物 少年ジャンプ16号2
そこで『斉木楠雄の災難』の登場人物と実際に比較したいと思います。画像は右から灰呂杵志、窪谷須亜蓮、蝶野雨緑、神田品助校長。彼らの配役キャストをチェックしてみましょう。


見事に似てないビジュアルとムロツヨシの悪ノリ感


灰呂杵志 笠原秀幸少年ジャンプ16号
まずは灰呂杵志の配役キャストは、笠原秀幸。全く存じ上げませんが、地味に子役から活動していた俳優さんらしい。灰呂杵志というキャラクターは『斉木楠雄の災難』では活躍が多いんですが、何とも言えないクオリティです。

窪谷須亜蓮 賀来賢人 少年ジャンプ16号
続いては窪谷須亜蓮。見た目は優等生、中身は不良な登場人物。この窪谷須亜蓮の配役キャストは賀来賢人。ただ何故に髪型は真ん中分けなのか。確かに優等生感を出したのでしょうが、うーん。

ちなみに賀来賢人は榮倉奈々のダンナ。しかも最近榮倉奈々は妊娠が発覚。高校生役に出演してる場合じゃねーーだろーーー!!!!_| ̄|○ウラヤマシィゼェェェェ

蝶野雨緑 ムロツヨシ 少年ジャンプ16号
続いて蝶野雨緑。前述のように自分は『斉木楠雄の災難』は読んだり読まなかったりなので、ぶっちゃけ一切記憶に残ってないキャラクターですが、この蝶野雨緑の配役キャストはムロツヨシ

ただムロツヨシのオッサンっぷりや年齢は隠せないですよね。なんだろう、この忘年会の余興感や悪ノリ感がすさまじい。確かに「うさんくささ」は全開ではあるんですが、実写映画特有の安っぽいコスプレ感がたまりません(笑)

神田品助校長 佐藤二朗 少年ジャンプ16号
続いて神田品助校長の配役キャストは佐藤二朗。おそらく『斉木楠雄の災難』には登場したことがないキャラクターのはず。先程の4人ズラッと並んだ登場人物の画像を確認してもらえると良いんですが、作者・麻生周一に「誰だお前は」とツッコまれていました。多分劇場版限定の登場人物っぽいですが、作者がそれ言っちゃおしまいだろと(笑)

この佐藤二朗のコメントが面白くて、「ロケ場所が遠く、2時間半かけて行き、撮影は4分位で終わったと記憶しています」と皮肉たっぷりに内情を暴露。だから実写映画版『斉木楠雄の災難』でもほとんど登場しないんでしょう。

僕が演じた校長ですが、いまだにどんなキャラがよく分かってません。神田に対しては今さら何のコメントもありませんが、とにかく橋本環奈が可愛くて可愛くて、2時間半の甲斐がありました」と、最後はナゾの橋本環奈推し。ただの秋葉ヲタじゃねーか(笑)

斉木楠雄の災難 登場人物 少年ジャンプ16号1
ということで橋本環奈も含めて、最後は『斉木楠雄の災難』メインキャラクターの配役キャストを確認してみましょう。

右から登場人物は斉木楠雄、照橋心美、燃堂力、海藤瞬になります。特に燃堂力は原作からしてビジュアルがヤバさプンプンで嫌な予感しかしませんが、果たして実際の出演者はどんな感じに仕上がってるのか!?


燃堂力と斉木楠雄のビジュアルの完成度www


斉木楠雄 山崎賢人 少年ジャンプ16号
まずは主人公・斉木楠雄の配役キャストは山崎賢人。結論から言うと、今までは何だったんだというぐらいのナゾのクオリティの高さwww

多分髪の毛はカツラを被ってるっぽい気がしますが、不思議とコスプレ感がありません。頭のピョコピョコ(超能力を抑える役割があるらしい)も何故か似合ってる。敢えて実写映画版とビジュアルを比較してみると、斉木楠雄というキャラは意外とイケメンだったんだなと。

照橋心美 橋本環奈 少年ジャンプ16号
続いては照橋心美の配役キャストは、我らが1000年に1人のオナペットこと橋本環奈。ぶっちゃけビジュアルは似ても似つかぬ風貌ではありますが、照橋心美は自他ともに認める美少女。あくまでキャラクター性や設定という点で問題なしか。

ちなみに作者・麻生周一は先日この橋本環奈にTwitterでフォローされてて、サッカー日本代表がワールドカップで優勝したぐらいのテンションの高さで勝ち誇っててすごい微笑ましかったです。

斉木楠雄 キャスト 内田有紀 少年ジャンプ25号
(少年ジャンプ25号)
主人公・斉木楠雄の両親は内田有紀と田辺誠一。確かにこの二人なら美少年が産まれたとしても何ら不思議ではありません。しかし内田有紀がもう41歳という事実。


海藤瞬 吉沢亮 少年ジャンプ16号
続いて漆黒の翼こと海藤瞬の配役キャストは吉沢亮。海藤瞬は中二病全開のキャラクターで、割りと個人的には好きな登場人物。ただビジュアルが似てるか似てないかで言えば、この微妙感はすさまじいもんがあります。コミケに足を運べば、こんなコスプレマニアがいっぱいいそうです。

ちなみに吉沢亮は実写映画版『銀魂』にも出演していて、この時の配役は沖田総悟役になります。吉本興業のツッコミファンタジスタ・後藤輝基風に例えると、キャラクターにギャップありすぎて耳キーンなるわ(ドッカーン大爆笑)。

燃堂力 新井浩文 少年ジャンプ16号
ラストは斉木楠雄の相棒・燃堂力の配役キャストは新井浩文。ここに来て、再びナゾのクオリティの高さを発揮。このケツアゴっぷりは何度も見ても笑いが止まらない。全然グーじゃねーよ(笑)

しかも髪型はガチ。カツラなどは一切被っておらず、眉毛も頭の剃りこみもガチ。だから新井浩文のコメントも「剃りと眉毛が元に戻るまでの期間、何の仕事もできなかったので、麻生先生に補償金頂きたいです」と切ない。まさに役者魂。

でも、このビジュアルとルックスで是非宝くじのCMに出演すれば、それなりに「落ちぶれたサラリーマン役」として通用しそう。きっと柳葉部長(いや社長だったか)や妻夫木聡も腰を抜かすに違いない。

ちなみに燃堂力役の新井浩文は『斉木楠雄』と同じく少年ジャンプで連載中のファンタジー漫画『ブラッククローバー』にもメインの敵キャラクターとしてビジュアルが使われてるんですが、なんだろう集英社にオモチャにされてるんでしょうか(笑)

以上、色んな意味でビジュアルがひどすぎる実写映画版『斉木楠雄の災難』のキャストでしたが、果たして映画はどういった評価をされるのか乞うご期待!!