『霊媒師いずな』全10巻のネタバレ感想をレビュー。作者は真倉翔(原作)と岡野剛(作画)。掲載誌はビジネスジャンプ。出版社は集英社。ジャンルは青年コミック。いわゆる『地獄先生ぬ~べ~』のスピンオフ漫画。続編の連載が既に開始しているらしく、なんとなく面白いかつまらないか考察してみた。


あらすじ物語・ストーリー内容

霊媒師いずな8巻葉月いずな
(8巻)
言わずと知れた『地獄先生ぬ~べ~』のスピンオフ。脇役キャラクターだった女子高生霊媒師・葉月いずなが今回の主人公。同じように悪霊や妖怪を退治していくだけのストーリー。あらすじを詳しく説明する必要はないと思うので割愛します。


小気味良いオムニバスで読みやすい

少年ジャンプに連載されてた『地獄先生ぬ~べ~』と同じく、この『霊媒師いずな』も一話完結のオムニバス。相変わらず、展開もベタだから読みやすい。

また掲載されてたのがビジネスジャンプが隔週雑誌だったので、一話あたり30数ページというボリューム。結果的に掲載本数も少なくなって、それが全体的な「小気味の良さ」にも繋がってる。

霊媒師いずな4巻ベタすぎるオムニバス展開
(4巻)
結構感動チックなストーリーもあれば、

霊媒師いずな8巻ベタすぎるオムニバス展開
(8巻)
ちっちゃいオジサンが登場するシュールなストーリーまで幅広い。この画像だけ見たら何が「ありがとう」やねんって話ですが。

霊媒師いずな9巻玉藻京介
(9巻)
地獄先生ぬ~べ~の名物キャラ・妖狐・玉藻京介なんかも登場。スピンオフならでは。


ホラー描写たっぷり

地獄先生ぬ~べ~に負けず劣らず、『霊媒師いずな』も独特のホラー描写が健在。

霊媒師いずな7巻ホラー描写
(7巻)
猿みたいな妖怪だと、歯並びの悪さが絶妙に気持ち悪い。

霊媒師いずな4巻ホラー描写
(4巻)
のっぺらという妖怪に取り憑かれたお金大好きホステス。目がヤバイぐらいにくぼむ。


青年誌ならではのポロリ

もちろん地獄先生ぬ~べ~と言えばホラー描写だけではなく、忘れちゃいけないのがセクシー描写。残念ながら、実写ドラマでは山本美月のプリケツは堪能できませんでしたが( ;∀;)

『霊媒師いずな』では掲載されてたのが青年誌だけあって、更に描写がスゴくなってる。ToLOVEるに負けないぐらいポロリしまくり。葉月いずなだって、主人公らしからぬヤラレっぷり。タイトルでは「ちょっぴり」という表現を使ってますが、全然それどころじゃない。

霊媒師いずな2巻セクシー描写
(2巻)
毎回登場するモブキャラクターたちも、いかにもド直球な職業も多い。

霊媒師いずな9巻セクシー描写
(9巻)
ただ牛乳が顔にかかってるだけでも、何故か(;´Д`)ハァハァ
ちなみに、この早乙女というシスターも工ロんな意味でヒドい。


総合評価・評判・口コミ


『霊媒師いずな 全10巻』のネタバレ感想をまとめると、方向性や狙いはハッキリしてるので読者としては買いやすい漫画。ストーリーものはダラダラ続きがちですが、オムニバスということでスッキリしてテンポ感は良いです。基本的にテイストは『地獄先生ぬ~べ~』と変わらないものの、ギャグ要素やバトル要素が若干減ったものの面白いっちゃ面白いです。

昨年2014年末に『地獄先生ぬ~べ~』が実写化されたので、別ブログ「すごないマンガがすごい!」で何となくレビューした感想記事を再編集して移行してみました。ちなみにビジネスジャンプが廃刊したので、現在はグランドジャンプに移籍して続編にあたる『霊媒師いずなAscension 』が第二弾として連載されてるらしいです。