幻影旅団の団長といえばクロロ・ルシルフル。ハンターハンターの名物キャラ。特質系の能力者で圧倒的な戦闘能力を持つらしい。最近になって色々と念能力が増えてきたので、簡単に一覧としてまとめてみました。多少の独自見解・分析付き。

ちなみにハンターハンターが面白いかどうかは考察済みなのでお暇な時でも良かったらどうぞ。


盗賊の極意(スキルハンター)

ハンターハンター11巻 クロロ 盗賊の極意
(11巻)
クロロの代表的な念能力といえば「盗賊の極意(スキルハンター)」。

他人の念能力を盗んで自分のものとして使うことができる。盗まれた側はその念能力は一切使えなくなる。盗まれた側が死んだ場合、クロロは念能力が使えなくなってしまう。だから「奪う」とは言いつつも、実際には「借りている」状態とも言えます。

またクロロが自主的に相手に念能力を返還したい場合、どういった方法をクロロが取ればいいか、またそもそも返還すること自体が可能なのかは不明。おそらくページを破れば元の能力者に戻るのではないかと推察してみる。

具現化した本(盗賊の極意)には、おそらくいくつでも念能力をストックしておくことが可能。そして念能力を使う場合には、能力が書かれたページを常に開いた状態にしておく必要がある。つまり結果的に必ず右手が使えなくなってしまうというデメリットがある。

ハンターハンター13巻 盗賊の極意
(13巻)
他人の念能力を奪うための条件は以下の4つ。
①相手の念能力を実際に目で見る
②相手の念能力に関して質問をして、相手がそれに答える
③本の表紙の手形と相手のてのひらを合わせる
④以上の3つを1時間以内に行う


天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)

「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」は一ヶ月先まで予言できる能力。右手に念獣を具現化し、紙に自動的に予言の内容を書かせる。内容は4つから5つの四行詩で構成。その月の週ごとに起きる出来事を予言する。ノストラードファミリーの娘・ネオンから奪う。

内容はポエティックなため想像をある程度働かせる必要があるが、その未来は絶対的なものではなく変えることが可能。クロロはラブリーゴーストライターのおかげで、仲間の旅団員の命を救うことができた。デメリットは自分自身の未来については予言できないこと。


不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)

「不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)」は風呂敷を具現化。その風呂敷で包んだものを手のひらサイズまで小さくすることが可能。陰獣だった能力者の能力。シャルナーク曰く「万引きする時に便利」。実際ヨークシンのオークションで用意されていた大量の競売品がこの能力で盗まれる。

クロロはゼノとシルバ戦で使用。主にバトルでは相手を捕縛したい時に使われることが多いか。


転校生(コンバートハンズ)

ハンターハンター34巻352話 クロロ 転校生
(352話)
続いて34巻のヒソカ戦以降から新しく出てきた念能力が「転校生(コンバートハンズ)」。おそらく誰かから奪った能力。

右手で触れると相手がクロロの姿に変身できる。
左手で触れるとクロロが相手の姿に変身できる。
つまり両手で触れることで一瞬で姿を入れ替えることが可能。

もちろん見た目の姿が変わるだけで、中身の能力や人格まで変わることはない。だからオーラの量も変わることはないはずですから、変身後は「絶」を使ってオーラ量も同時に調整しておく必要がありそうです。


栞のテーマ(ダブルフェイス)

あれ?コンバートハンズで両手使えてますやん。スキルハンターでは右手が必ず使えなくなるのでは?

ハンターハンター34巻351話 栞のテーマ
(351話)
そこで右手が使えないというデメリットを解消するために生み出したのが「栞のテーマ(ダブルフェイス)」。

名前の通り、「栞(しおり)」を本のページに挟んでおくことで、本を閉じた状態(右手で本を開いておかなくOK)でも奪った念能力を使うことができる。しかも栞を挟んで閉じたページの念能力+現在右手で開いたページの念能力を2つ併用することも可能

クロロ曰く、二つの能力(実際には「盗賊の極意」を含めて3個の能力を使用してますが)を同時に使えることよりも、右手が使えることによる体術向上の効果の方が計り知れないとのこと


番いの破壊者(サンアンドムーン)

続いて「番いの破壊者(サンアンドムーン)」。流星街の長老から奪った能力。流星街の住民がひとたび攻撃されると、長老が同胞を爆弾に変えてメッセージを届けさせてた能力がついに判明。どのタイミングで奪ったのかは不明ですが、おそらくヒソカから逃げ回っている最中に集めたんだと推察されます。

ハンターハンター34巻351話 サンアンドムーン
(351話)
サンアンドムーンも両手を使う能力。左手で太陽(プラス)の刻印を押す。右手で月(マイナス)の刻印を押す。この互いの刻印が触れ合うと爆発。だから念能力名も「つがい(番い)」。

刻印そのものは一瞬で押すことができるものの、威力を最大にするには3~5秒程度触れ続ける必要がある。また一度付いてしまった刻印は爆発するまで消えることはないので、前述のダブルフェイスで常に栞を挟んでおく必要がないメリットがあります。更に普通であれば本を閉じたら消える能力も、サンアンドムーンで刻印しておくことで消えなくなる使い方も可能。

そしてクロロの説明だと、どうやら流星街の長老も既に亡くなっているとのこと。だから能力者の死後も使用できている唯一の能力らしい。


人間の証明(オーダースタンプ)

「人間の証明(オーダースタンプ)」。能力名には人間と付いてますが、「人形を操作する」ことが可能。おでこにポンとスタンプのようにして押し付けると操作できる。ただし操作できる数が多いものの、反面として複雑な命令は与えられない。

あくまで人形を操作することを目的としているので、人間の「死体」は操作不可。ちなみに死体をコピーした念人形の場合は操作ができる。でもその場合、命令の解釈の仕方が人形によってバラツキが出るのが難点。何故なら原型となる人間の性格や人格が反映されてしまうから。

ただし「壊せ」と命令した場合、一様に相手の頭を首から外しにかかる。クロロはこのオーダースタンプに関して、「前の能力者の心の闇に想いを馳せながら自分のものにしていくのスキルハンターの醍醐味」と語る。


重要になる念能力はダブルフェイス(栞のテーマ)

ハンターハンター34巻351話 ブラックボイス
(351話)
シャルナークの「ブラックボイス」とコルトピの「ギャラリーフェイク」は両方ともに死亡してしまったので割愛。

ただコルトピの念能力が失われたことで大量に人形を作って、それを「オーダースタンプ」で操作できなくなったことは大きい。何故なら、それはイコール「サンアンドムーン」で更に大量の人間爆弾を作って攻撃させることが不可能になったのと同義だから。

また能力単体で見ても「オーダースタンプ」と「サンアンドムーン」は使い勝手が悪いと言えるので、これら二つの能力が今後登場する機会は少ないでしょう。オーダースタンプは操作する人形を事前に用意しておく必要があるし、サンアンドムーンは遠く離れた状態から意図的に爆破させるのが難しい。

だから「ヒソカ VS クロロ戦」では多種多様な新能力が登場したものの、あくまで今後もバトルで有用な念能力は「栞のテーマ(ダブルフェイス)」ぐらいと言えます。やはり両手を使えることによる、クロロの肉弾戦におけるパワーアップは大きい。また二つの能力を同時に使えることで、クロロの戦闘の幅も相当広がります。

でも「転校生(コンバートハンズ)」は普段の展開では使えるかも知れない。誰かになりすまして秘密の情報を聞き取るといった行為に役立ちそう。別の能力と併用することで更に確度が高まるはず。そういう展開も考えた上で今回からダブルフェイスが導入されたんだと考えられます。