『プラチナエンド』1話のネタバレ感想。原作は大場つぐみ、作画は小畑健。ジャンプスクエア12月号から始まった新連載マンガ。名コンビが復活したわけですが、そろそろ年齢的に週刊連載はキツイのかも。
ちなみに、この12月号からジャンプスクエアは電子配信されるようになったらしく(過去号もデジタル化済み)、デジタル版の特典には『HELLO BABY』という原作・森田まさのり、作画・小畑健の読み切りが載ってます。SQ発刊時に掲載した読み切りらしいですが、後味がすごーく悪いマンガ。まさに「どないやねん」というオチw
少年ジャンプもデジタル版では『食戟のソーマ』がフルカラー化されてますが、ジャンプスクエアでは『ToLOVEる』がフルカラー化。アソコがピンク色に輝いてるのは言うまでもありません。多くは語りません。
(1話)
しかし気付くと、特級天使・ナッセの胸の中にいた。ミライはてっきりこのまま天国に行くのかと思いきや、ナッセは「私はミライくんを幸せにしに来たんだもん!」と言う。
(1話)
生きる希望をあげるため、ナッセは「天使の翼」を与え給う。これは、人間の目には見えない速さで空を飛べるというもの。おそらく瞬間移動に近い能力。空を飛び回っていると、思わず涙がこぼれるミライ。またナッセはもう一つの能力「天使の矢」も与え給う。これはは性別を問わず、この矢がささった人間はミライのことを33日間好きになるというもの。
(1話)
そしてミライはナッセから衝撃の事実を知らされる。事故で亡くなったと思っていた両親が、実は自分を引き取ってくれた叔父たちが保険金目的で殺したというもの。右の男が笑福亭鶴瓶に見えたのは内緒。
果たしてミライがこれから歩む人生に待っているのは、絶望か希望か?…みたいなストーリー。
「生きる価値が無い最低の人間」とミライはずっと自分を責めていたものの、実は「生きる価値がなかった最低の人間」は自分じゃなかったことに気付く。そこで「死んだ方がいいのは叔母さんたちじゃないか」とポロリとつぶやいてしまう。そうすると叔母は自分の首を…。ミライの目の前でアッサリ死んでしまう。
(1話)
ミライはショックを受けるのかとおもいきや、そこで「自分が生きてる実感」を強く得る。亡くなった両親の「ミライにもうんと幸せに生きてほしい」という言葉も頭の中をグルグルと駆け巡る。
そして「しんだら幸せになれない、幸せになるために生きる、当たり前なのに」と、これまでの反動もあるんでしょうが、「自分は生き続けて幸せにならなければいけない」と義務感みたいなのが急激に強く芽生える。
ただこれが叔母の死というタイミングも含めて、ものすごく歪(いびつ)なものを感じます。『デスノート』の夜神月のように、屈折した正義感を持ち合わせた主人公性をプンプンと漂わせている気がします。
(1話)
現在の神が「神の座を他の人間に譲りたい」といって、次の神を決めると言い出したから。13羽の天使が選んだ13人の人間の中から選ぶんですが、その13羽の中にナッセも選ばれた。ちなみに他の天使のデザインが『バスタード』のそれを彷彿とさせたのは内緒。
この天使たちにもランクがあって、人間に付与できる能力は様々っぽい。「めんどうだな。誰でもいい適当な人間を選んで、さっさと神選びから抜ける」とヤッツケ感丸出しの天使も含まれてる。
ただミライをサポートするナッセはやる気満々。現在の神の気まぐれがなかったとしても、ナッセはミライを救出しに来た可能性はあります。ナッセのミライに対する思いも、おいおい明らかになるでしょう。
だから背景には「天使 VS 天使」という構図もあって、そこでのバトルや戦いも期待できそうな展開。言っちゃえば、この『プラチナエンド』の天使たちは、『デスノート』でいうリュークといった死神的な立ち位置。天使たちは死神よりも人間のバックアップに重きを置いてるので、より戦いの構図は鮮明になるかも。
天使たちの目的はもう少し引っ張っても良かった気がしましたが、おそらくココが展開のメインになるから初っ端に明らかにしたんだと考えられます。ミライに与えられた能力がチートすぎるのも納得いきます。
ちなみに漫画タイトルは『プラチナエンド』。「プラチナバンド」ではありません。プラチナバンド(ソフトバンク)だったら白天使ではなく、白犬になっちゃいますから。
ちなみに、この12月号からジャンプスクエアは電子配信されるようになったらしく(過去号もデジタル化済み)、デジタル版の特典には『HELLO BABY』という原作・森田まさのり、作画・小畑健の読み切りが載ってます。SQ発刊時に掲載した読み切りらしいですが、後味がすごーく悪いマンガ。まさに「どないやねん」というオチw
少年ジャンプもデジタル版では『食戟のソーマ』がフルカラー化されてますが、ジャンプスクエアでは『ToLOVEる』がフルカラー化。アソコがピンク色に輝いてるのは言うまでもありません。多くは語りません。
あらすじ
主人公は中学校を卒業したばかりの少年・架橋明日(かけはし ミライ)。両親は事故で早くに亡くなって、引き取られた叔父たちには毎日のように虐げられ、夢も希望もない日々を送っていた。そして卒業式の直後、自分の命を絶とうと自分が住むマンションの屋上から今まさに飛び降りた。(1話)
しかし気付くと、特級天使・ナッセの胸の中にいた。ミライはてっきりこのまま天国に行くのかと思いきや、ナッセは「私はミライくんを幸せにしに来たんだもん!」と言う。
(1話)
生きる希望をあげるため、ナッセは「天使の翼」を与え給う。これは、人間の目には見えない速さで空を飛べるというもの。おそらく瞬間移動に近い能力。空を飛び回っていると、思わず涙がこぼれるミライ。またナッセはもう一つの能力「天使の矢」も与え給う。これはは性別を問わず、この矢がささった人間はミライのことを33日間好きになるというもの。
(1話)
そしてミライはナッセから衝撃の事実を知らされる。事故で亡くなったと思っていた両親が、実は自分を引き取ってくれた叔父たちが保険金目的で殺したというもの。右の男が笑福亭鶴瓶に見えたのは内緒。
果たしてミライがこれから歩む人生に待っているのは、絶望か希望か?…みたいなストーリー。
ミライが生きてる実感を得るタイミング
もう少しストーリーをネタバレしておくと、ミライは特級天使ナッセが言ったことが事実か叔父たちの元へ確かめに行く。そこで前述の「天使の矢」の能力を使って、叔母に真実を問う。ミライにベタ惚れ状態になった叔母は、これまでの悪事を白状する。「生きる価値が無い最低の人間」とミライはずっと自分を責めていたものの、実は「生きる価値がなかった最低の人間」は自分じゃなかったことに気付く。そこで「死んだ方がいいのは叔母さんたちじゃないか」とポロリとつぶやいてしまう。そうすると叔母は自分の首を…。ミライの目の前でアッサリ死んでしまう。
(1話)
ミライはショックを受けるのかとおもいきや、そこで「自分が生きてる実感」を強く得る。亡くなった両親の「ミライにもうんと幸せに生きてほしい」という言葉も頭の中をグルグルと駆け巡る。
そして「しんだら幸せになれない、幸せになるために生きる、当たり前なのに」と、これまでの反動もあるんでしょうが、「自分は生き続けて幸せにならなければいけない」と義務感みたいなのが急激に強く芽生える。
ただこれが叔母の死というタイミングも含めて、ものすごく歪(いびつ)なものを感じます。『デスノート』の夜神月のように、屈折した正義感を持ち合わせた主人公性をプンプンと漂わせている気がします。
天使 VS 天使?
そもそも特級天使・ナッセが何故人間界に降り立って、ミライを助けに来たのか。(1話)
現在の神が「神の座を他の人間に譲りたい」といって、次の神を決めると言い出したから。13羽の天使が選んだ13人の人間の中から選ぶんですが、その13羽の中にナッセも選ばれた。ちなみに他の天使のデザインが『バスタード』のそれを彷彿とさせたのは内緒。
この天使たちにもランクがあって、人間に付与できる能力は様々っぽい。「めんどうだな。誰でもいい適当な人間を選んで、さっさと神選びから抜ける」とヤッツケ感丸出しの天使も含まれてる。
ただミライをサポートするナッセはやる気満々。現在の神の気まぐれがなかったとしても、ナッセはミライを救出しに来た可能性はあります。ナッセのミライに対する思いも、おいおい明らかになるでしょう。
だから背景には「天使 VS 天使」という構図もあって、そこでのバトルや戦いも期待できそうな展開。言っちゃえば、この『プラチナエンド』の天使たちは、『デスノート』でいうリュークといった死神的な立ち位置。天使たちは死神よりも人間のバックアップに重きを置いてるので、より戦いの構図は鮮明になるかも。
天使たちの目的はもう少し引っ張っても良かった気がしましたが、おそらくココが展開のメインになるから初っ端に明らかにしたんだと考えられます。ミライに与えられた能力がチートすぎるのも納得いきます。
総合評価
世界観は壮大になりそうなので、展開がやや大味になってしまう心配もありますが、一応期待できそうな感じはします。単行本コミックがメインのレビューブログですので、毎号はレビューはしませんので悪しからず。ちなみに漫画タイトルは『プラチナエンド』。「プラチナバンド」ではありません。プラチナバンド(ソフトバンク)だったら白天使ではなく、白犬になっちゃいますから。
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