『ぱら☆いぞ』全2巻のネタバレ感想。作者は道満晴明。COMIC快楽天で連載してた4コマ漫画。ただ掲載してた雑誌が雑誌なだけに内容がド下ネタ。一切表現をオブラートに包まれることがない。まさにズル剥け状態!

あらすじ概要

『ぱら☆いぞ』の簡単な概要。4コマ漫画ということであらすじはありません。メインのキャラクターもいないんですが、名物キャラクターみたいなんはいる。それが呪田さん姉妹。

ぱら☆いぞ1巻呪田1
(1巻)
呪田家では登校前に必ずすることが腸内洗浄。中学生ぐらいだったら何もせずとも毎日快便っぽいイメージですが。

そして意中の男の子と一緒に昼ゴハンを食べてる時にはオカズの中身を訊いてくる。
ぱら☆いぞ1巻呪田2
(1巻)
ただ呪田妹のオカズは「渡辺いっけい」。そっちのオカズかい!そもそもベテラン脇役俳優のチョイスが渋すぎる。

ぱら☆いぞ1巻お婆ちゃんの若い頃
(1巻)
お婆ちゃんの過去の武勇伝なんて正直聞きたくはない。そこを攻めてくるTHE悪趣味。ただ言葉のチョイスは新鮮でセンスがある。確かに考えてみると孫・ひ孫がたくさんいた金さん銀さんも若い頃はきっとすごかったんだろう。

ぱら☆いぞ1巻アンパンマンネタ1
(1巻)
そして国民的アニメのキャラクターもパロディーの餌食。アンパンマンはこんなジャンルで一番パロったらアカン。でも言葉の中に「マンマン」がいっぱいあるからイジリたいのは分かるけれども。

ぱら☆いぞ1巻オノマトペ擬音
(1巻)
個人的に一番馬鹿馬鹿しかったのがコレ。シンプル・イズ・ベスト。ただガソリンは飛び出ても、ガソリン税は飛び出ないだろうとツッコんでしまった。

絵柄が可愛らしくない

ただ登場キャラクターの絵柄があまり可愛らしくないので、飛び出てくる下ネタによるダメージがモロに食らう。女芸人が言うそれと可愛らしいアイドルが言うそれとでは、明らかに受け取る側の感覚が違うのに似てる。

例えばオアシズの大久保佳代子とか正直マジで目も当てられないですが、きっと小学生ぐらいが聞かされたら号泣どころでは済まないでしょうが、女の子アイドルが照れながら言えば微笑ましく映る。

前述の画像では比較的ヌルいのを選択してみましたが、基本的にド直球の内容やブッコミが多い。だから下ネタに素直に引くようなことも多い。

総合評価

4コマ漫画を一冊丸々読むのはそもそもしんどい。ましてや内容が隅から隅までド下ネタ。雑誌で1P2P(変な意味ではない)というボリュームだったら問題なく楽しめても、160P(くれぐれも変な意味ではない)ぐらいになるとお腹いっぱいというレベルの話じゃない。「もうやめて~」と白液…もとい白旗を揚げたくなる。

ただ少年マガジンで連載してる『生徒会役員共』などが好きな読者だったら割りと大好物の漫画かも。『ぱら☆いぞ』あの漫画の比ではないほどのドピンクっぷり。もはや使い古したコーマン色のドス黒いピンク。熟女好きの方は是非!…って違うか。



◯展開…★3◯テンポ…★3
◯キャラ…★3.5◯画力…★2.5
◯全巻大人買い…★2.5
◯おすすめ度…78点!!!!