ワンパンマン』11巻のネタバレ感想。作者は村田雄介とONE。となりのヤングジャンプで配信中のヒーロー漫画。今までずっと電子化されてなかったんですが、ようやくワンパンマンもKindleに対応。

今年4月頃にはKindle化は対応されておらず、何故しないのだ!?と批判的なことを書いてました。でも数ヶ月あまりでの今回の対応を見ると、もしかすると巡り巡って作者か誰かに伝わったのかも知れません…と考えるのは自意識過剰か。

とにかくワンパンマンが電子化に対応して良かったです。だから今回のネタバレ感想に貼った画像は少しキレイになったかも。


金属バット VS ムカデ長老

前回からの続き。ヒーロー協会のお偉いさん親子のボディーガードを頼まれた、S級ヒーローの金属バット。そこへ現れたのがムカデ長老。災害レベルはマックスの「竜」。果たして金属バットは勝てるのか?みたいな展開。

(ワンパンマン 11巻)
ただムカデ長老は思ってる以上にデカい。ただの陸橋。しかも皮が異様に硬い。金属バットの攻撃では一向に傷が付かない。そこでムカデ長老の背中をズバババと駆け上がって、唯一の弱点である頭部部分に向かう。このシーンの街並み風景の奥行き感。ムカデ長老も手前と奥とでは、絵の濃さみたいなんが違うので、更に奥行き感が出ています。

(ワンパンマン 11巻)
そして金属バットの「怒羅厳(どらごん)シバキ」。なんという当て字。考えてみると、ここまで巨大すぎると却って身動きみたいなんが取れへんやろっていう。ただここで勝てそうな雰囲気もしますが、ムカデ長老の反撃技「大百足うねり」という必殺技もヤバイ。もはやハリウッド映画並の天変地異。その画像は割愛するので買って読んでください。

結果的に金属バットは返り討ちに合ってしまう。

(ワンパンマン 11巻)
その後、S級ヒーローのメタルナイトがやって来るんですが、ここでのバトル描写もヤバイ。隅々まで絵を楽しめます。結論をネタバレしておくと、やはりメタルナイトでも倒せない。ムカデ長老どんだけ強いねん。

ちなみに、このあとC級ヒーローのザコたちが「邪魔だ。兵器実験は見世物じゃない。さっさとこの場を立ち去れ」と普通に怒られるというギャップ感。他だとシルバーファングが拳闘魔人という怪人をフルボッコしたシーンもかっこいいので、是非チェックしてみてください。


ガロウの乱入


(ワンパンマン 11巻)
返り討ちに合ってしまった金属バットの目の前に現れたのが、ヒーロー狩りのガロウ。何故このタイミングなんだと。空気が読めないにも程がある。というかヒーローを倒せたら何でもいいのか。


(ワンパンマン 11巻)
ムカデ長老戦後ということもあってガロウが押し気味なんですが、バットを利用したカウンターがカッコ良かった。割ともっと広がりそうなアイデア。


(ワンパンマン 11巻)
何度倒されても立ち上がる金属バット。ガロウは「死ぬまでバットを振り回すつもりか?」と挑発するものの、金属は「俺はそんな甘くねぇよ。勝つまでだ」とキリリッ。そしてダメージを負うごとにどんどんパワーアップしていく金属バット。


(ワンパンマン 11巻)
地面を叩いただけで、辺り一面の自動車がドンと浮く。強いて指摘しておくと、空き缶も浮いてるんですが上昇幅が自動車と同じ。当然重量が異なるワケなので、空き缶はもっと空中へ浮かした方がよりリアルだったはず。

ただコチラも決着は付かず。金属バットの妹・ゼンコが仲介することで、バトルは散会。「お兄ちゃんは私の前で暴力を見せないって約束したの!だからもう終わり!終わり!」と謎の妹パワーを発揮して、興が削がれたのか自分にも妹がいるのか知らないですが金属バットはどっかへ消える。

金属バットの見せ場全開の11巻でした。


強敵ザコ怪人たちに四苦八苦するザコヒーロー

でも話はまだ終わらず。舞子プラズマや電気ナマズ男など、次々と新しい怪人が町を襲ってくる。


(ワンパンマン 11巻)
フブキは「怪人姫 弩S(かいじんひめ・どえす)」という怪人とバトル。乳デカバトル。でもドエス姫はアメリカのポルノ女優みたいで色気はないか。


(ワンパンマン 11巻)
百々目蛸(どどめだこ)に至ってはデカッッ!高層マンションをまるまる呑み込む勢い。建物を食うことで更に硬質化・巨大化。そして至る所に目があるので死角なし状態。

鍵となるのが「怪人協会」。前述のムカデ長老もヒーロー協会の幹部の子供を拉致。そしてそのまま逃亡した。最初は頑なに拒否した姿勢を見せているものの、ここへガロウも入るのではないか?という前フリ。これが予言されていた天災?


(ワンパンマン 11巻)
一方、すっかり空気の主人公・サイタマは武闘大会へ出場中。やっと選手が紹介されて戦うみたいな展開に。しかし雑魚キャラばっかなのにページ割きすぎ(笑)

サイタマはザッコスという選手をフルボッコ。何となく冥躰拳のスイリューというキャラクター(浅黒イケメン)がカギを握ってそうな雰囲気。コイツだけはまともにサイタマと戦える?

…とは到底思いませんが、ヒーローたちがあまりにカスすぎて余裕でヒーローたちを嫌いになれる展開なので、ガロウ…もといシルバーファングの持つ武術を体得させることで、ヒーロー全体のレベルの底上げを目論むという展開にでも発展するのか?


戦隊もののスピンオフ

ワイルドホーンやピンクホーネットというB級ヒーローの集まりに参加することになったサイタマ。目的は怪人ウロコドンを生け捕りにする。こいつの血液から医療技術発展に使える成分が検出された。ウロコドンはそこまで強くないのでB級ヒーローたちに託されたというカタチ。


(ワンパンマン 11巻)
ただいざ捕獲作戦が始まると、サイタマは叱られるばかり。

直前にS級ヒーロー・キングと「ZOO-MEN」という特撮ヒーロー番組を観てた。だから「レッドとかエースとかチーム内での呼称を決めようぜ」と張り切る。でもリーダーと思しきワイルドホーンが「は?何言ってんだ?お前のヒーローネームはハゲマントだろ」とピシャリ。サイタマのテンション激下がりだぜ!そして実はウロコドンが…みたいなオチ。

ちなみに興味があれば「ワンパンマンがおすすめの理由3選まとめ」なども参照してみてください。最近のワンパンマンは面白くないと思いますが、どこがどうおすすめなのか徹底的に考察されております。