『ワンパンマン』10巻のネタバレ感想。原作はONE、作画は村田雄介。となりのヤングジャンプ(集英社)で配信中のバトル漫画。ワンパンマンが面白いかどうかの考察はアップロード済み。


ガロウの目的とは?


(『ワンパンマン』10巻)
『ワンパンマン』9巻までのあらすじですが、人間怪人・ガロウがヒーローたちを次々とボコってるような状態。この10巻でも、ガロウが次々とヒーローが急襲されます。画像は公園でヒーロー図鑑を読む少年から情報を仕入れてる場面。冷静に考えると、この状況はかなり切ない。

このガロウはS級ヒーロー・シルバーファングの下で修行を受けたこともあり、途轍もないパワーを手に入れた。幼い頃からヒーローよりも、怪人の方に憧れていた。その結果が現状。

ちなみに「人間怪人」という肩書は「ハヤシカレー」的に匹敵するぐらい意味は理解しづらいですが、一応ガロウは普通の人間ってことっぽい。ハヤシライスかカレーライスかでいうと、カレーライスという解釈でオッケーっぽい。意外に登場シーンが多いので、サイタマとの比較も意識されてるのかも。つまり主人公・サイタマはこの理屈で考えると「人間ヒーロー」みたいなことか(笑)

ただどっかのまとめブログでもネタになってましたが、とにかくヒーローたちが弱い。

(『ワンパンマン』10巻)
例えば画像の黄金ボールの武器は、まさかのパチ◯コ弾。カッコつけてるけど、めっちゃショボい。


(『ワンパンマン』10巻)
同じくA級ヒーローのバネヒゲは、ハンカチマジックとコラボした登場シーンでカッコいいんですが、やはりすぐヤラれちゃいます。ちょっとした軽い逆サイタマ状態。


サイタマはガロウを無視して格闘技大会へ

主人公・サイタマがガロウにボコられた無免ライダーのお見舞いを行くと、同じくガロウにボコられたタンクトップヒーローから「ガロウが操る武術」について知らされるサイタマ。そこで武術に興味を持つ。

ついでにガロウにボコられたチャランコという、シルバーファングの弟子に見舞いに行くサイタマ。そこでチャランコが出場しようとしていた格闘技大会の存在を知る。その大会の優勝賞品はなんと300万円。それに釣られて格闘技大会へ出場するという展開。

だから、この格闘技大会でサイタマが少しだけ成長して、その後にガロウとの一戦が始まるのかと思いきや…

(『ワンパンマン』10巻)
まさか道端で偶然出会う二人ーー!!恋愛漫画だったらこんなにトキメキキュンなシーンはありませんが、ガロウがサイタマの首筋をソッコーチョップ!略してソチョプ!

でもサイタマは微動だにすることはなく、道路に自分の足がめり込むだけ。お前は釘(クギ)かッッ!!しかも普通は片方の肩だけ攻撃されたら、めり込む深さに左右でちょっと違いが出そうなもんですが、見事に両足の深さが同じぐらい。どんだけ体幹がしっかりしてんねん!

サイタマはガロウをガロウと知らずに気絶させた後、このまま普通に格闘技大会へ出場する予定っぽい。え?この流れで大会に出場する必要がある?色々と「えええーーーっっ!!」みたいな展開でした。


10巻はS級・金属バットが大活躍

ガロウによって次々とヒーローたちが倒されてるので、ヒーロー協会としては重役や幹部を守るためにS級ヒーローをボディーガードとして狩り出す。そこで白羽の矢が立たったのが、金属バット。成金のボンボンたちが回転寿司を食ってる場面に付き添わされます。このボンボンがやたらと皿を戻すので、ブチブチとキレてる金属バットに笑った。


(『ワンパンマン』10巻)
そこで登場した怪人が「ムカデ先輩」。今更ネズミ先輩的なノリでネーミングされても、イマイチすぐピンと来なかったよ!!!ちなみに直前ではムカデ後輩が登場してます。


(『ワンパンマン』10巻)
別のラフレシドンという怪人とのバトル描写も圧巻。


(『ワンパンマン』10巻)
とりあえずダメージを負いながらも、金属バットはムカデ先輩といった怪人たちを一蹴。「一発ずつでチャラにしてやんよ!」とラストは一撃で倒す場面はしびれた。

これで大団円…かと思った瞬間、更に強大なパワーを秘めた「大怪蟲ムカデ長老」が登場して、金属バットの状況は再び悪化。果たしてガロウの存在も含めて、どういった展開になるのか?という答えは『ワンパンマン』11巻で明らかになります。


番外編が3話分収録されてる意味

『ワンパンマン』10巻では番外編が多めの3話分収録。


(『ワンパンマン』10巻)
S級ヒーローのタツマキの休日が描かれます。このムダすぎる余白が「ヒマっぷり」を見事に表現してます。


(『ワンパンマン』10巻)
ちなみにコミックスカバーを外すと、パーカーのフードを被ったタツマキが見れます。なんか色々とキモい。もはや新手の怪人。


(『ワンパンマン』10巻)
ヒーロー衣装を争うコンテストのクダリでは、何故かサイタマは耳を動く特技を披露。あんだけ身体能力があったら、もっと披露すべき特技があるやろ的なツッコミ。

ちなみに自分も耳を動かすことができます。このコツとしては「耳を動かす」というより、「後頭部を動かす」ような感覚が重要。もっと言うと、顔表面の皮膚を動かすような感覚。以上、マメ情報でした。是非、忘年会新年会で披露して失笑を買ってください(笑)

ただこの番外編自体は面白いんですが3話も収録されているだけあって、『ワンパンマン』10巻のストーリー部分での大きな進展はほとんどありません。ボロスと戦った7巻 でも番外編が多く収録されてましたが、内容的には「ボロスを倒した巻」ではあったので、そこまで気になりませんでしたが、この『ワンパンマン』10巻では 正直物足りない感はありました。

ワンパンマン10巻 ネタバレ感想総括

『ワンパンマン』はもっとシンプルな展開がウリだった気がしますが、意外に最近の展開はメンドーか。人間怪人・ガロウでストーリーは盛り上がってますが、一応、背景には「地球最大の危機が迫ってる」という設定もあります。

いわばワンパンマンの現状としてはストーリーは脱線してるような状態。

その割にガロウは決して強いという印象もなく、一撃で倒されずにしぶとく出演し続けてる。メンドーという表現は語弊がありますが、どう展開が着地するのかは見えづらい。アニメ化などの影響もあってテキトーに引き延ばすように作者・ONEも求められているのかも知れません。

ただワンパンマン10巻以前はまあまあ面白い。そのためもし興味があるワンパンマン読者は【マンガ】ワンパンマンの何が面白いのか?という考察記事もご参照してください。幅広い視点でワンパンマンのおすすめ要素が考察されております。