『ワンピース-ONE PIECE- 81巻』のネタバレ感想。作者は尾田栄一郎。少年ジャンプ(集英社)で連載中のバトル漫画。

ドフラミンゴ撃破後、ルフィたちは先に別行動して「ゾウ」に移動していたナミたちを追う。そこには人間嫌いの「ミンク族」と呼ばれる種族が住んでいたはずだったが、街・クラウ都は壊滅状態。そしてナミと一緒に行動していたサンジの姿だけなかった。果たして「ゾウ」で一体何が起こったのか?…みたいな展開。


ミンク族 VS ジャック海賊団

ワンピース81巻 百獣海賊団・ジャック1
(ONE PIECE 81巻)
このミンク族たちを滅ぼしたのが、百獣海賊団のジャック。四皇カイドウの配下。懸賞金は10億ベリー。主人公・ルフィは5億ベリーなので、ほぼ倍。

ワンピース81巻 百獣海賊団・ジャック2
(ONE PIECE 81巻)
ただのゾウにしか見えませんが、古代種である「ゾウゾウの実」を食べた能力者。ちなみにミンク族たちが住んでいた「ゾウ」とは一切関係がありません。ゾウのツノらしきものが耳にくっついてるので、一応「らしさ」は残ってますが、素直に鼻がデカいキャラデザにした方が無難だったか。

ワンピース81巻 イヌアラシ公爵2
(ONE PIECE 81巻)
このジャックに立ち向かったのが、イヌアラシ公爵。ジャックの強烈な鼻攻撃も片手で受け止めてしまう。

ワンピース81巻 ネコマムシの旦那
(ONE PIECE 81巻)
他にも犬猿の仲であるネコマムシたちが奮闘するものの、ジャックに惨敗。何故なら、シーザーが開発した毒ガス・KOROを使われたから。

ワンピース81巻 イヌアラシ公爵1
(ONE PIECE 81巻)
結果、イヌアラシたちはボロボロ。もし毒ガス兵器がバラ撒かれた状態だったら命すら危なかったんですが、そこにナミやサンジやシーザーたちが偶然やって来た。そしてシーザーに強制的に中和ガス・ROKOを作らせて事なきを得て、ナミやサンジたちはミンク族から信頼されることとなる。


ヴィンスモーク家とビッグマムの政略結婚

ただカイドウと同じ四皇であるビッグマム海賊団の一味もやって来た。ペコムズというミンク族と、ファイアタンク海賊団・カポネ・ベッジの二人。カポネ・ベッジはルフィと並ぶ世代。それが「シーザーの捕獲」と「麦わらの一味が崩壊しかねない」こと。

ワンピース81巻 ペコムズとカポネ・ベッジ
(ONE PIECE 81巻)
ペコムズは後者の具体的な任務内容は言わなかったものの、ペコムズがミンク族を救ってくれたお礼にシーザーの捕獲だけで手を引こうとする。でもカポネ・ベッジは許さず。まさかの仲間割れ。

ワンピース81巻 サンジとビッグマム
(ONE PIECE 81巻)
そしてカポネ・ベッジが言う。二つ目の任務とは「ビッグマムの娘とサンジの結婚」。シャーロットはビッグマムの性。ヴィンスモークとはサンジの性。

ワンピース81巻 ヴィンスモーク家
(ONE PIECE 81巻)
ペコムズによれば、このヴィンスモーク家は「有名な暗殺一家」とのこと。だからサンジは強かった。いわゆる一族の利益や繁栄を打算的に優先させる政略結婚。

ワンピース81巻 世界観
(ONE PIECE 81巻)
サンジはイーストブルーでルフィたちと知り合ったワケですが、サンジの出身は元々ノースブルー。レッドラインという巨大な大陸が隔てているので、どうやって乗り越えてイーストブルーでコックになることとなったのか?料理長ゼフと凄絶な過去がありましたが、サンジはかなり幼かった。時間軸的には更にそれより以前の話ということ。

ワンピース81巻 サンジとヴィト
(ONE PIECE 81巻)
サンジは拒否るのかと思いきや、カポネ・ベッジの部下であるヴィトからゴニョゴニョと耳打ち。明らかに表情が変わるサンジ。この縁談を拒否るとルフィやナミたちに危害が加わるよ、みたいな内容だと想像されますが、そしてサンジは麦わらの一味から去る。

ストーリーとしては「人間嫌い」のミンク族たちの元へ、サムライである錦えもんやモモの助たちもやって来る。ミンク族が狙われたのは、ジャックが「雷ぞうと呼ばれるサムライ」を探していたから。当然ミンク族は知らないの一点張り。

ワンピース81巻 雷蔵を匿うミンク族
(ONE PIECE 81巻)
でも実は雷ぞうをミンク族たちはかくまっていた。ネコマムシ曰く、「何が滅ぼうと仲間は敵に売らんぜよ」とのこと。ミンク族とワノ国・光月一族には深い縁があった。そしてモモの助の正体も次巻82巻で明らかになります。


総合評価


『ワンピース81巻』の感想としては、まあ、うん、って感じですかね。

ワンピース81巻 ゾロ「四皇カイドウ」
(ONE PIECE 81巻)
サンジも語ってますが、今後の『ワンピース』の展開は「カイドウ」と「ビッグマム」の二本立てになるらしい。要はストーリーに大きな軸が2本もできてしまう。『ワンピース』は設定的にストーリーが一本調子になると前に批判したことがありますが、果たしてコレが良いのかどうか?漫画に限らず、小説でも大きなストーリーの軸は一本だけでいい。でなきゃ読者は混乱する上、付いていくのが大変。

ましてや更にネタバレしておくと、実際には「四手」に分かれる。「またかぁ…」ってのが本音。ルフィたちがビッグマムがいるホイールケーキアイランド、錦えもんとサンジたちがワノ国(ジャックが攻めてくる?)、ゾウにはモモの助、ネコマムシは白ひげ海賊団にいたマルコの探索。この説明を書いてるだけでもワケ分かんないですからね(笑)

モモの助の正体が意外に重要人物。『ワンピース』の世界の根幹に関わってくる秘密を知ってるとか知ってないとか。82巻以降では懐かしのビビが再登場したり、黒ひげ海賊団に革命家ドラゴンの根城が破壊されたり、割りと大きめのイベントも豊富。

『ワンピース』も物語の佳境に入りつつあるのかなって感じがしますが、ある意味、「四皇を3人同時」に相手にしてるような状態とも言えます。だから話が忙しいこと、この上なく。新キャラクターの多さも含めると、情報を把握するだけで手一杯。面白さは二の次ってところです。

ワンピース81巻 ヴァイオレットやレオの誕生日
(ONE PIECE 81巻)
ちなみに読者投稿でギンやヴァイオレットやレオ、ミスバレンタインの誕生日が決まった模様。わりかしセンスは良い。