『逃げるは恥だが役に立つ』1巻から8巻のネタバレ感想をレビュー。作者は海野つなみ。掲載誌はKiss。出版社は講談社。ジャンルは少女コミックの恋愛漫画。

『逃げるは恥だが役に立つ』の略称は「逃げ恥」。コミックタイトルは「逃げるが勝ち」から転じた造語かと思いきや実際にハンガリーにあることわざ(諺)らしい。絶賛AmazonのKindleでもダウンロード購入が可能です。

逃げるは恥だが役に立つ TBS公式画像 星野源
『逃げるは恥だが役に立つ』は最近TBS系列で実写ドラマ化。ヒロイン役の新垣結衣がエンディングかオープニングかで踊ってるダンスが可愛らしいと話題になり、YouTubeに動画が公開されると瞬く間に再生回数は大変なことに。

実際『逃げるは恥だが役に立つ』の視聴率も上々とのこと。まさに俺たちのガッキーは面白い番組も勉強になる番組も作れない今のテレビ業界には救世主らしい。確かに新垣結衣のダンスは可愛らしい。バイバイしてる仕草やクイッと首をかしげるムダにキレがある姿に個人的にはグッと来ました。

…あ、ここで一句思いつきました。一度でいいからハメてみたい、新垣結衣と立ちバック、桂マラ丸です。天国の歌丸師匠にも届け、俺の思いッッッ!ということで『逃げるは恥だが役に立つ』が面白い漫画なのか簡単に考察してみました。


あらすじ登場人物 ストーリー内容

主人公は森山みくり。大学院を卒業したばかりの25歳。しかしながら就職先が内定せずに、派遣社員として甘んじていた。そんな自分に不甲斐なさを感じつつ、更に派遣切りにすらあってしまう。完全にアベノミクス失敗。

そこで暗澹たる将来を不安視していると、父親からある仕事を紹介してもらう。それが父親の元部下だった津崎平匡(つざき・ひらまさ)の自宅で行う家事代行サービス。津崎平匡は京都大学卒業のエリートシステムエンジニアだったものの、36歳になった現在でも独身男性。というか今まで一度も彼女ができたことがないDTさん。

だから冒頭の星野源が完全にアレな広告だったのはDT設定がその理由。確かに星野源は完全なるホーケイ顔ですが、あくまで設定。漫画の中にも実際同じカットがあるので、星野源をディスってる訳ではありません。

そういったこともあってか津崎平匡は良くも悪くも一定の距離感を取って接してくれるので、森山みくりは淡々と家事をこなすことができた。逆に津崎は津崎で、必要以上に構ってこない森山みくりに内心好意を持っていた。

そんなある日、津崎平匡が高熱で倒れてしまう。あくまで仕事として献身的な介護をする森山みくりだったが、津崎は森山みくりの厚意にお金や仕事以上のものに心が癒された。信頼関係が徐々に深まる二人だったが、森山みくりの父親が定年退職で田舎に引っ越すと言い出す。正社員の仕事がない森山みくりは選択を迫られる。

逃げるは恥だが役に立つ1巻 あらすじ
(逃げるは恥だが役に立つ 1巻)
そこで森山みくりが津崎平匡に提案したのが「結婚という永久就職」。正確には契約結婚。もちろん二人の間で夫婦の営み的な行為はなく、いわば妻という役職に正規採用されたとでもいえば分かりやすいか。

何故なら住み込み家政婦として働くより、実際に「夫婦」になった方が公的な補助や控除を受けることが可能。病気で倒れたときにも家族だからこそ適切な情報を受けることも可能。あくまで「仕事」と割り切っているからこそ、お互いにとって「夫婦」の関係性は非常にメリットがあった。

最初は戸惑う津崎平匡だったが、森山みくり以上の家事代行を行ってくれる女性はいない。何より自分が風邪で倒れた時に介護してくれた森山みくりの献身性に心惹かれていた。二人の思惑は合致。そして森山みくりと津崎平匡の「雇用主と従業員」という奇妙な仮面夫婦的生活が始まる。

ただいくら仕事とはいえ、一つ屋根の下で男女が住む以上は「仕事」と簡単に割り切ることは難しい。どちらも異性と付き合った経験は少なく、なおかつフィーリングが合っているからこそ契約結婚にまで至った。惹かれ合わないはずがない。しかし「仕事上の契約関係」が邪魔してしまう。

逃げるは恥だが役に立つ2巻 あらすじ 津崎平匡
(逃げるは恥だが役に立つ 2巻)
でも森山みくりに「一番好きなのは平匡」と半ば告白のような言葉を言われても、津崎平匡は「それは世帯主として?」と素直に森山みくりの好意を受け取ることができない。恋愛の経験がない故に尚更。

逃げるは恥だが役に立つ3巻 あらすじ 津崎平匡
(逃げるは恥だが役に立つ 3巻)
ましてや津崎平匡はすぐ心の壁を作ってしまう。DT男子にはよくある光景。

画像の場面は森山みくりは風見というイケメンの家でも家事代行サービスとして働き出すものの、津崎にとってはそれが面白くない。あくまで森山みくりは「お得意先を増やした」だけに過ぎないものの、やはり一人の女性として見てしまう。

自分たちも表面上は仕事だけの関係を装っているからこそ、それを一方的に止めることはできない。もし止めてしまったら「自分が森山みくりを好き」と白状しているようなもの。これまで一人で過ごしてきた津崎は「自分の恋心」を疎ましくすら感じてしまう。

果たして森山みくりと津崎平匡の関係は今後どうなっていくのか?このまま雇用関係が維持されるのか?恋愛関係に発展するのか?…という内容の漫画。確かにもし新垣結衣が家事代行サービスに働いていたら、むしろコチラから契約結婚を申し込んでしまうことでしょう。安西先生…新垣結衣と結婚したいです…orz=3


仕事目線から見た「結婚」が面白い

あらすじだけ読むとシリアスっぽい雰囲気もしますが、『逃げるは恥だが役に立つ』は基本的にギャグベース。考えてみると新垣結衣が出演するドラマって、ことごとくコメディーっぽい内容ばかりかも知れない。だから仕事視点で見た「結婚」が色々とフザケてて面白い。

逃げるは恥だが役に立つ1巻 時間外勤務
(逃げるは恥だが役に立つ 1巻)
例えば津崎平匡が仕事から帰宅してクタクタ。それを気遣って森山みくりが「お茶でもいれましょうか」と声をかける。それに対して津崎は「勤務時間外ですけどいいんですか?」と返答。確かに仕事目線で考えたら、そうなりますわな(笑)

逃げるは恥だが役に立つ1巻 社員旅行 新婚旅行
(逃げるは恥だが役に立つ 1巻)
だから新婚旅行は「社員旅行」扱い。「僕が全て費用負担するということでしょうか?」という津崎の真顔も笑います。まず森山みくりの発想をツッコめよと。どうしても雇用主的には「お金の問題」が一番気になるところなのか。

逃げるは恥だが役に立つ4巻 ハグの日
(逃げるは恥だが役に立つ 4巻)
実写ドラマでも描かれてますが、毎週火曜日は「ハグの日」と決まってる。理由は叔母の土屋百合に本当に夫婦なのか疑われ始めたので、ガチでスキンシップを取り合おうという流れから生まれた契約。そこで二人は「出しましょう親密感!醸しましょう新婚感!」と盛り上がるものの、完全に方向性をはき違えてる気がしますが(笑)


素直にキュンキュンできる恋愛描写

森山みくりと津崎平匡はお互いそんなに恋愛経験は少ない。そんな二人が一つ屋根の下に暮らし出したら、お互いを男女として意識しないわけにはいかない。ましてや恋人感を出そうと距離感を縮めれば尚更。最初は仕事として割り切ろうとするものの、徐々に恋愛感情が芽生えだす。

逃げるは恥だが役に立つ2巻 ベッドの匂い
(逃げるは恥だが役に立つ 2巻)
例えば森山みくりが使った後のベッドに入ると、ものすごい「良い匂い」がしてムラムラが止まらない。直前に普段は別々に寝室を分けて寝てるものの、同僚たちが無理やり押しかけてきたので…という流れがありました。確かに何なんでしょう、あの女子特有の匂いは。

逃げるは恥だが役に立つ4巻 温泉旅行 イチャイチャ
(逃げるは恥だが役に立つ 4巻)
森山みくりの叔母・土屋百合から温泉チケットをもらって、半ば強制的に二人は新婚旅行を行くハメになる。その時も津崎平匡は風呂に入ってるとやはりムラムラ。「ワテは雇用主やでー」と理性をフルスロットルさせて感情を押さえつけるものの、星野源の股間は富士山のようにそそり立っていたことでありましょう!!!

逃げるは恥だが役に立つ5巻 津崎平匡 キスのサイン
(逃げるは恥だが役に立つ 5巻)
ハグをしてる最中も「キス」がつい頭をよぎるものの、そのタイミングを見つけるのが難しい。そもそも雇用主としてハレンチな気まぐれに何度も走っていいのか戸惑う。津崎平匡は思わず「初心者にも分かるサインをください!」と心の中で絶叫。

「契約結婚」という体で描かれてるものの、一般的な男女の仲に置き換えて考えることが可能。確かにどの流れでヤッていいのか男的には分かりづらい。後述しますが、仕事目線で読み解くからこそ「恋愛の難しさ」も客観視できる。

逃げるは恥だが役に立つ5巻 森山みくりの咆哮
(逃げるは恥だが役に立つ 5巻)
この津崎平匡の優柔不断っぷりに逆に愛おしさを感じる森山みくり。作者・海野つなみは女性だけあって、きっと津崎の性格は母性本能がくすぐられるんだと思います。思わず崖の上で「平匡さんが可愛すぎる件についてー」と絶叫。まさに『崖の上のポニョ』ならぬ「崖の上のみくり」。ノリ的には男子に近い笑いか。

逃げるは恥だが役に立つ6巻 津崎平匡 手放せない
(逃げるは恥だが役に立つ 6巻)
そして徐々に「人に愛される人っていいなー」と津崎平匡は人間の心を取り戻し始めて、自分の中に芽生えてる恋心と真剣に向き合う。最終的には「もう僕にとって簡単に手放せるものではないんです」と男らしい半ば告白めいたことも言えるようになる。

逃げるは恥だが役に立つ6巻 森山みくり 津崎平匡
(逃げるは恥だが役に立つ 6巻)
だから『逃げるは恥だが役に立つ』はフツーに恋愛漫画としても読める。画像はイチャイチャしてる場面。いずれ新垣結衣も「えへへ~」とニマニマしてくれるはず。正直若干痛々しいですが、これまでの経緯を考えるとホッコリさせられます。ただリアルでは新垣結衣の方が身長はデカそうですが(笑)


良い主婦とは何なのか?

最終的にネタバレしておくと、恋心が芽生えた二人は本当に結婚しようかという流れになる。でも、その時に津崎平匡は悪意は一切なく固定給にしようと言い出す。何故なら二人の将来を考えて「貯蓄」しておきたい。至って自然な発想。

逃げるは恥だが役に立つ6巻 家事 サビ残
(逃げるは恥だが役に立つ 6巻)
ただ森山みくりは「出たー!残業代ゼロ法案!!」と冷や汗たらたら。確かに言われてみると主婦業に終わりはないので、それを固定給で働けと主張するのは残酷。これでは電通真っ青のブラック企業だとガクブル状態の森山みくり。

だからコメディーベースとは言っても、意外と『逃げるは恥だが役に立つ』には示唆も多い。

結婚は「好意」だけで結ばれている契約。そこに金銭的なやり取りを挟まないからこそ「不安定な関係」と言える。例えば津崎平匡が「好意(無償)」で指輪をプレゼントしてくれて嬉しい反面、自分は無償で動くことにどこか躊躇してしまう。

主婦業を仕事として割り切ることに森山みくりは罪悪感を感じつつも、どうしても発端が「家事代行サービス」で始まってるので「相応の見返り(働いた分だけのお給料が欲しい)」を津崎に求めてしまう気持ちが消えない。基本的にはタダ働きの主婦業を「正当な対価をもらうべき仕事」という切り口でとらえてしまう。

逃げるは恥だが役に立つ2巻 雇用主に求めすぎ
(逃げるは恥だが役に立つ 2巻)
でも一方では、自分の手料理に対する「感謝(評価や意見)」も無意識的に津崎に求めてしまう。仕事として割り切れば尚更不必要なものですが、どうしても「女性的な部分」も確実に存在する。

果たしてお金を稼ぐとは何なのか?好意を金銭的な価値で推し量ることはできるのか?そして「良い主婦」や「良い奥さん」とは一体どういう存在なのか?またどうあるべきなのか?契約結婚を結んで二人の関係性は明確なものの、実はお互いの立場や考え方は別々で不明瞭。だからこそ「結婚という制度のあり方」や「夫婦としての付き合い方」が明確に見えてくる気がします。

いかにも女性目線の疑問が描かれるものの、最初の二人の関係が「今の日本の就職難」から入ってるので男性でも内容は理解しやすく共感もしやすい。



結婚しない人のそれぞれの人間模様

『逃げるは恥だが役に立つ』は基本的に二人の物語。結婚とはどうあるべきか、主婦とはどういう存在なのかといったテーマがメイン。でも色んな人間模様が描かれる。

逃げるは恥だが役に立つ1巻 イケメン風見
(逃げるは恥だが役に立つ 1巻)
例えばイケメンの風見。「スタイルがいいからって若い格好をしてる女性は寒々しい」とかなり辛辣な意見をズバズバ言い放つ。確かにこの意見は分からなくもありませんが、それゆえに「結婚観」に対してもかなり冷めてる。

逃げるは恥だが役に立つ2巻 土屋百合の悲哀
(逃げるは恥だが役に立つ 2巻)
またこの感想記事でも何度か既に出ましたが、森山みくりの叔母・土屋百合だとバリバリのキャリアウーマン。ただ今の今まで誰一人として異性と付き合うことはなく、処女のまま生理が上がってしまったアラフィフ女子。どちらかと言えば結婚したかったタイプで、「誰からも一度も選ばれないって辛いじゃない?」という発言はあまりに重すぎる。

だから風見と土屋は性格が全く合わないものの、実は最終的に少し惹かれ合う。果たして二人の恋の行方は?という展開も待ってます。

逃げるは恥だが役に立つ8巻 ゲイ沼田
(逃げるは恥だが役に立つ 8巻)
他にはハゲ頭の沼田などゲイのキャラクターも意外とチラホラ。正直ストーリーの進行上、沼田といったゲイキャラの必要性は感じないものの、確かに今の日本で結婚制度に一番縁遠い存在が同性愛者と言えます。

こんな風に「結婚から逃げる」という同じ軸を起点に、様々なキャラクターの視点で物語が描かれているのが『逃げるは恥だが役に立つ』と言えます。作者・海野つなみもあとがきを読む限りは、実はそういった多様性を描きたいらしい。それゆえに幅広い読者層でも読みやすいかも知れない。


作者・海野つなみの個人的な主張が多い?

実写ドラマだとどうなってるのかは知りませんが(おそらくカットされてる)、『逃げるは恥だが役に立つ』は作者・海野つなみの個人的な政治的な主張も意外と目立ちます。一応「仕事」や「結婚」と絡めてあるので親和性が全くないわけではないですが、ややもするとネトウヨっぽい側面も。

逃げるは恥だが役に立つ2巻 作者の政治的主張
(逃げるは恥だが役に立つ 3巻)
例えば最近流行りの「反グローバリズム」。イケメンの風見が「グローバリズム化と機械化でどんどん職が失われていく未来」を危惧し出す。日本の就職難から始まってる漫画ですから違和感は少ないものの、いきなり具体的に時事ネタが飛び出すと「おっ」となる。

漫画家はまずグローバリズムの波にのまれるとは思いませんが、ネトウヨというより漫画家は不安定な職業だからこそ何か思想的にシンパシーを感じるのかも知れない。きっと作者・海野つなみは自民党が強行採決したTPPについても色々と思うことがありそう。アメリカ大統領にトランプが選ばれたのも、差別意識というより「漠然とした将来に対する不安」が根底にあるのかも。

逃げるは恥だが役に立つ3巻 作者の政治的主張
(逃げるは恥だが役に立つ 3巻)
他にも主人公・森山みくりが「いっそみんな高校生で子供産んだらいいんじゃね?」とか言い出す。一見すると極論ですが、直前の「生物としての妊娠出産と社会制度としての結婚が合ってない」という叔母・土屋百合の主張には少しうなずけます。

もし30代で赤ちゃんを出産してしまったら、どうしてもキャリアが中途半端に大きく断裂されてしまう。でも仮に10代で女性が出産しておけば、30歳前半までに子供は成長して手がかからなくなる。つまり、そこから女性は社会人としてキャリアを積んでいけば、割りとスムーズに快適な人生が送れるんじゃないかという発想。合理的と言えば合理的。

逃げるは恥だが役に立つ2巻 クルマ離れの若者
(逃げるは恥だが役に立つ 2巻)
他にも「最近の若者はクルマを所有しない」という嘆き。自分も「ヴェゼルハイブリッドの実燃費」や「セレナ自動運転の実燃費」などのマイナーな記事を書いてるぐらい自動車好きだからうなずけます。世の中には「カーリース」という方法も存在するので、若者に限らずクルマと人間の距離が近づけばいいなーと思いながら自動車ブログも書いてます。

…とはいえ都会住みだとクルマを買いたいと思わないのも分かります。

何故なら都会は駐車スペースが物理的に見つからない上、公共交通機関が強烈に発達してる。東京だと数分に一本ぐらいの電車が来るので、まず乗り遅れの心配がない。これだと「買うタイミング」がないのも事実でしょう。実際、土屋百合の愛車もホンダ・フィットと、エリートキャリアウーマンにしてはしょぼい。経済性や実用性の視点だけで語るには若者の心を動かせないのも仕方ないか。

こういった時事ネタや個人的な主張が気になる読者は気になると思いますが、後半にかけてこういった主張は減るのでご安心を。


「逃げ恥」の総合評価 評判 口コミ


『逃げるは恥だが役に立つ』のネタバレ感想をまとめると、森山みくりと津崎平匡のキャラは地味だがまあまあ面白い。

就職浪人の若い女子が契約結婚する…という設定こそ奇をてらってますが、割りと幅広い層の読者が共感できそうな内容に仕上がってる。どうしても作者・海野つなみの性別的に「女性目線」が多いものの「愛」や「結婚」という価値観を通じて、それぞれの人生模様が描かれてる。

これから結婚しようか考えてる若いカップル、現在進行形で独身社会人、とっくに婚期を逃した中年の方など、『逃げるは恥だが役に立つ』を読めば何かしら得るものはあるかも知れない。「結婚から逃げる」ことで改めて見えてくる人間関係や新しい価値観があって、結果的にどちらを選択するにしても人生が開けてくるというポジティブなメッセージが込められているのかも。

『逃げるは恥だが役に立つ』の実写ドラマがそれなりに視聴率(というかいい加減この表現は正しいのか?テレビのスイッチが入ってるだけで実際に視聴されてるか分からんくね?)が良いのは、決して新垣結衣と劣化綾野g…もとい星野源のキャラの良さだけでウケてるわけではないはず。

絵柄は少年コミックのように「漫画漫画」してないし、少女コミックのように「きらびやかさ」にも欠ける。どうしても見た目は地味で見劣りするものの、だからこそとも言えますが画力に関しては安定してるのでダラダラと読める。

最大限ホメるとしたら「派手な面白さはないが…」といった感じか。そこら辺を理解した上で買うなら有り。漫画の内容とほとんど変わらないはずなので、実写ドラマ経由で『逃げるは恥だが役に立つ』を知って面白いと思った方は巻数も少ないのでおすすめしておきます。