『長門有希ちゃんの消失』9巻のネタバレ感想。作画はぷよ、原作は谷川流。ヤングエース(角川書店)で連載中。いわゆる『涼宮ハルヒ』シリーズのスピンオフマンガで、長門有希が主役。ややシリアスっぽいタイトルですが、どちらかと言うと「ゆる~い」感じの内容。

心臓が爆発しちゃいそうな長門有希ちゃん

8巻ではついに長門有希とキョンが付き合うことになる。ただデートをしたこともない。だからウブや健全といった以前の問題。

そこでキョンがバレンタインデーが休日ということを口実にデートに誘う。当然経験が全くもって浅い長門有希は、すぐさまの返答に困る。
長門有希ちゃんの消失9巻 デートしようぜ2
(9巻)
ただあまりに驚きすぎて、「こんな案件を家に持ち帰ったら、心臓が爆発してしまう」と涙目。ちょっとした時限バクダン(笑)ちなみに作者は「心臓は爆発しません」とツッコんでますが、心臓は破裂することがあるので強い衝撃には注意されたし。

長門有希にとってもバレンタインは特別な一日。デートに快諾します。とりあえず2月14日のデートは良い感じに進みます。あーあーあーデートしてぇー!という気持ちに読んだらきっとなります。

途中、谷口という男友達に遭遇しそうになったので、慌てて長門有希を引っ張って遠く離れるキョン。谷口はキョンよりも恋愛経験がほんのちょぴっと上。長門有希をデートに誘う直前に小バカにされてたので、キョンは思わず隠れた。

長門有希ちゃんの消失9巻 谷口ニアミス2
(9巻)
ただキョンがやたらとエスコートの仕方が紳士的。というか、やたらと長門有希にベタベタ。口には出しませんが、長門有希の目線がキョンの手をチラチラ。やっぱり良い意味で気になるんでしょうね(笑)別の場面でも長門有希に対するスキンシップが地味にエグくて、いやお前オンナ慣れ実はしてるやん?的な。

めくるめく表情集

『長門有希ちゃんの消失』のウリは、長門有希の表情。原作の『涼宮ハルヒの憂鬱』とかではやたらと無表情で無口だった気がしますが、コロコロと表情が変わります。今回でもそのウリが最大限発揮されてます。

長門有希ちゃんの消失9巻 ごぼうのささがけ1
(9巻)
例えば、自分が作ったごぼうのささがけを食べた時の表情がコチラ。思わず、ぱぁぁぁ。ごぼうのささげけってそこまで美味いか?と思っちゃいますが、自分で作った料理はひとしおなのかも。

長門有希ちゃんの消失9巻 ごぼうのささがけ0
(9巻)
朝倉涼子の指導を受けて一緒に作るんですが、やたらとノリノリ。「シャキーン!」という効果音が似合いそう。

長門有希ちゃんの消失9巻 ごぼうのささがけ2
(9巻)
これを愛しのキョンに食べてもらおうとするんですが、意識しすぎて目線がゴボウから離れられない。これじゃあアカンと表情で悟られないように、ラストは長門有希は自分の顔を覆いながら「一思いにお願いします」とキョンにアピール。思わず「食いにくー!」とキョンがツッコむ。

節分で長門有希が赤鬼の仮面を被った。キョンは多分冗談もこめて「似合ってるぞ」と耳元でボソ。
長門有希ちゃんの消失9巻 赤鬼2
(9巻)
その直後に示した「うそつき」という長門有希の表情が反則的。はぁーん!はぁーん!(西城秀樹風)

長門有希ちゃんの消失9巻 朝倉がウザい
(9巻)
少し余談ですが、長門有希のお目付け役・朝倉涼子が二人が交際を報告されるときの表情がやたらとウザい。朝倉涼子的には既に二人の交際は知ってるものの、キョンは知られてないと思ってた。だから「さっさと報告せんかい」とニマニマしながらキョンを追い詰めていく(笑)

総合評価


9巻も面白かった気がします。何がウリかをしっかり理解してて、それを紙の上で体現できてる気がしました。特に長門有希ファンにとっては、相変わらずたまらない内容になってます。

ちなみに基本的にはゆる~い感じの展開ですが、ストーリーとしてはキョンと長門の交際を知らせられたことがキッカケか、朝倉涼子はカナダへ留学!?という展開に。これまで朝倉涼子は長門を精神的に支えてたわけですが、これからは長門一人でキョンと向き合っていくことになりそう。そのことで長門の表情にどんな変化が見られるか肝になるのかも知れません。