『神様の言うとおり弐』14巻のネタバレ感想。原作は金城宗幸、作画は藤村緋二。少年マガジン(講談社)で連載中のサバイバル漫画。神様を自称する連中が究極のサバイバルゲームに青少年たちを巻き込むというストーリー。14巻は主人公・明石の親友・青山が記憶を取り戻した場面から。

天邪鬼迷宮の結末

13巻から始まったゲームが「天邪鬼迷宮」。とにかくルールが天邪鬼。「出るな」というルールは「出ろ」という意味。でも単純に、逆に解釈すればいいだけ。迷宮には色んなサブゲームが用意されていて、そこをクリアするごとに「鍵」をゲットできる。

でも迷宮は相当長い。果たしてクリアできるのかと考えた明石や青山。そこで入口に書いてあったルールを思い出す。「カギをあつめて突破したならおわり」。つまり入り口こそが出口だった。意気揚々と入り口に向かう明石たちだったんですが、もう一つの肝心なことを忘れていた。それが「カギを持ち込んではいけない」ということ。

神様の言うとおり弐14巻 狸鍵危機一髪
(14巻)
そして新しいゲーム「狸鍵危機一髪」が始まる。黒ひげ危機一髪的なゲーム。鍵穴は、ちょうど明石たちが持っているカギの+1個分。その1個分が大当たり。つまり天邪鬼的に解釈すると、その穴に差し込んでしまうとアウト。連続でセーフの穴に刺し続けなければいけない。

神様の言うとおり弐14巻 青山
(14巻)
明石と青山は交互に刺していく。かつて二人は同じサッカー部員でコンビを組んでいた。パサーとストライカーという関係。その当時が自然と思い出され、熱く語らい合いながら無事全員生き残れそうな雰囲気に。

神様の言うとおり弐14巻 明石2
(14巻)
ただやはり青山がお亡くなりになります。画像は青山の思いが託された明石の表情。でもやっぱりどうせ消えるんだろ…という思いが常にあるマンガですので、特に意外感はなし。青山が「サッカーしようぜ!明石!」というコマなんかを見ても、既に死亡フラグがビンビンでしたから。

主人公・明石の決意と覚悟

親友・青山の死によって、で明石は確固たる覚悟が生まれる。これまでも「チームの為に犠牲なれ」という青山の言葉を思い出してゲームに挑んできた。もっと言うと「どう死ぬか」を考えてた描写が多かった印象。

神様の言うとおり弐14巻 明石1
(14巻)
でもようやく「生きる」ことを考えだす明石。

神様の言うとおり弐14巻 明石のマジ表情
(14巻)
後述する三国ドロケイというゲームでは、もはや「(自分は)死なねぇ」とまで豪語。覚醒した表情というか、主人公・明石の大きな転換点となる巻だったのかなと思われます。

三国ケイドロ開始

神様の言うとおり弐14巻 三国ドロケイ
(14巻)
次のゲームは「三国ドロケイ」。作中では「三国ドロケイ」とありますが「ケイドロ」の方が一般的な名称っぽいので、この記事ではケイドロという表現を使ってみます。特に他意はありません。

日本人以外からもプレイヤーが集められて、太陽の国・月の国・星の国の三国に分かれて戦うチーム戦。規模が大きくて、各々のチームには合計1200人のメンバーが集結。ケイドロのルールは敵の背中にタッチすると牢屋に入れることが可能。言っちゃえば、単なる鬼ごっこ。

ただ、1200人それぞれにはジョブ(役職)が用意される。ソルジャー(兵士)、スナイパー(狙撃手)オペレーター(通信士)、キーマスター(鍵使い)、スパイ(詐欺師)。

そして、キング(王)。各国に一人だけしか存在しない唯一のジョブで、キングが処刑されると他の1200人は全員道連れでアボーン。これが勝利の条件。このキングに選ばれたのが、主人公・明石。ちなみに月の国の王様。太陽の国王リリィはガチムチのマッチョ、星の国王ファトマは予知能力がある不思議少女。

個人的にはスパイとキーマスターが重要になってきそうな感じがします。スパイは敵国に潜入する役割を担っていて、国の内部から破壊することが可能。キーマスターは牢屋のカギを開けることが可能。牢屋は一定時間ごとに、上から天井が落ちて捕まった敵が押し潰される。

最近の少年マガジンをチラッと読んだら、明石が敵国に捕まって牢屋に入ってましたが、果たしてどうなることやら?

総合評価

これから明石が何か「しでかして」くれそうな気配もしますが、アジャラという必殺技と同じで放りっぱなしになる可能性もありそう。明石のアジャラも青山とコラボするのかと思ったら、結局何も起きずじまいでした。青山は明石を覚醒させるためだけに生かされてたって感じでしょうか。

神様の言うとおり弐14巻 メルト・カルカヴァン
(14巻)
ケイドロではメルト・カヴァンというスナイパーが活躍するような前フリですが、いかにも消えそうなフラグもビンビン。前職は曲芸ピエロらしいので、敵国のスパイという可能性もあるのか。

神様の言うとおり弐14巻 三国ドロケイの場所
(14巻)
ケイドロの範囲は東京の山の手線内。ただ1200人という人数の規模然り、そこまで大規模感はありません。日本人以外の外国人も投入してきましたが、14巻の段階ではそこにあまり意味は感じません。



◯展開★3.5◯テンポ★4
◯キャラ★3.5◯画力★4
◯全巻大人買い★3.5
◯おすすめ度…82点!!!!