『ジョジョリオン』10巻のネタバレ感想。作者は荒木飛呂彦。ウルトラジャンプ(集英社)で連載中のバトル漫画。

あらすじ

主人公は東方定助という記憶喪失の青年。「壁の目」という東日本大震災で隆起した場所から発見される。そこで東方憲助に引き取られ、そこで東方家の一因となる。

その東方家は呪われていて、「岩のようになって死ぬ病」をもたらす家系だった。そこで唯一救うとされるフルーツ・ロカカカがあった。それがを栽培しているとされるのが、同じ東方家の長男・常敏。その常敏が所有するランボルギーニのカーナビを使い、フルーツの痕跡を広瀬康穂と東方つるぎ(9歳)が追う…というところから。

ちなみに、東方つるぎが「岩のようになって死ぬ病」を罹患。そして、フルーツ・ロカカカを育てている張本人である東方常敏の息子。じゃあ、何故常敏は息子の病気を助けないのか?という疑問がある。

大年寺山愛唱とは?

ジョジョリオン10巻 大年寺山愛唱
(10巻)
今回の敵は大年寺山愛唱。やたら面倒くさそうな名前ですが、読み方は「だいねんじやま・あいしょう」。杜王スタジアムで職員として働くかたわら、例のフルーツを売りさばいている売人。常敏と繋がりがある。

関係性としては、杜王スタジアムで働いているのが大年寺山愛唱。大年寺山愛唱にフルーツを売らせているのが、東方常敏。主人公・東方定助を襲った八木山夜露がその杜王スタジアムを建築。もっと言うと、東方家の家も建築済み。

ジョジョリオン8巻 八木山夜露
(8巻)
その八木山夜露は岩人間。東方家を建築したりグイグイとストーリーに絡んできたんですが、残念ながら8巻ぐらいで主人公・定助に倒される。

ジョジョリオン10巻 岩人間だった大年寺山愛唱
(10巻)
大年寺山愛唱も実は岩人間。画像は自分が岩としてベッドの下で冬眠してるものの、それを知らない彼女がその真上で別の男とギシアンしてる最中。何気に悲しいヤツ。

要するにフルーツを食べると「岩人間として生けていける」ようになるということ。使用者が売人になるというのはよくある?

ジョジョリオン10巻 フルーツの等価交換
(10巻)
そしてフルーツ・ロカカカの秘密も少しだけ明らかに。フルーツを食べると、どこかの病気を治せる代わりに、どこかの部位の機能を失うというもの。『鋼の錬金術師』でもありましたが、要するに「等価交換」。画像ではフルーツを食べたお金持ちの爺さんが失った足を取り戻す代わりに、両目を失ったところ。そのあと婆さんとギシアンします…一体誰得!!!??

大年寺山愛唱とのバトル!

ジョジョリオン10巻 大年寺山愛唱のスタンド
(10巻)
大年寺山愛唱が扱うスタンドが「ドゥービーワゥ!」。竜巻みたいなんで対象相手を攻撃してくる。攻撃力はそこそこ強いものの、精度自体はそこまで高くない。だから簡単に逃げきれるかと思いきや…

ジョジョリオン10巻 大年寺山愛唱のスタンド2
(10巻)
ただ延々と追いかけてくる遠隔操作型。射程距離は無限大。今までに射程距離無関係みたいなキャラクターっていましたっけ?

ジョジョリオン10巻 大年寺山愛唱のスタンド3
(10巻)
しかも対象相手の呼吸に反応して攻撃してくるもんだから、酸素マスクを着用したとしてもその中に竜巻が発生する。こんなん防ぎようないやんっていう、地味に最強なスタンド。

こんな大年寺山を相手にするのが、東方つるぎと広瀬康穂という最弱コンビ。無理ゲーじゃね?っていうバトル展開が織りなされるものの、大年寺山が意外にアホで負ける…というオチ。

総合評価

大年寺山愛唱ですが、華麗に登場したはいいもののソッコー死んじゃいました(笑)

八木山夜露にしても今回のシリーズはあんまり敵を引っ張らず、新キャラクターを登場させたらできるだけ速やかに消化するみたいな感じでしょうか?でも考えてみると、ジョジョシリーズで引っ張って出し惜しみした敵も少ないか。

Amazonのレビューでは厳しい評価も目立ちますが、まあ、こんなもんかなといった感じ。ただ過去のジョジョシリーズと比較すると、敵ボスの力不足感は否めないのも事実かも。『スティール・ボール・ラン』だったらアメリカ大統領みたいな大ボスの存在がいない。

だからストーリーの部分においても、一体どこへ向かって進んでるのかも分かりづらいのはあります。とりあえず11巻ではギャルっぽい新キャラが登場する予定。

◯展開★3.5◯テンポ★4
◯キャラ★4◯画力★4
◯全巻大人買い★4
◯おすすめ度…83点!!!!