『花のズボラ飯』3巻のネタバレ感想。原作は久住昌之、作画は水沢悦子…またの名をうさくん。エレガンスイプなどで掲載されたグルメ漫画。『花のズボラ飯』1巻2巻のネタバレ感想は数年前にFC2の方でレビュー済み。


ぐーたら主婦・駒沢花

花のズボラ飯3巻38話 里芋で一人鍋
(3巻38話)
主人公は駒沢花。ぐーたら主婦。この駒沢花の日常を描いたグルメ漫画。例えば画像だと里芋を簡単にズボラに剥いちゃいますよ的な。料理を楽しんでるちょっとした過程も意外にツボだったりしますが、基本的にコメディーテイストな内容。


駒沢花の一人芝居が止まらないよ

YouTubeを見漁ってすっかり時間は、もうすぐ夜の9時。晩飯を作ってないどころか、きっと洗濯物も取り込んでないだろうなと思いつつ、駒沢花は夜9時以降にご飯を食べると太るというウワサを思い出す。

花のズボラ飯3巻45話 ダイハード茶漬け
(3巻45話)
そこでダイハードの寸劇を始める。それだけ切羽詰っている的な表現。多分、久住昌之の頭とブルース・ウィリスの頭が似てるので、そこから着想に得たんでしょうか。あと10分程度で作って食べられる料理をどんどん考えていく花。でも時間が迫ってる状況ほど頭がテンパっちゃうのがセオリー。

花のズボラ飯3巻45話 ダイハード茶漬け2既にデブ
(3巻45話)
そして「絶対9時までに食べてやる!おデブバクダンは爆発させないわ!」と意気込むんですが、お前は既におデブちゃんやんけー!むしろ駒沢花は絶賛爆発中!


料理前はテンション高くなるんだよ

『花のズボラ飯』のキャラクターは、主に駒沢花だけ。この駒沢花が家に一人でぐ~たらして、お腹が減ったら何か食うかモゾモゾ食材を探して料理する的な展開の繰り返し。

だから誰にも見られず呑気に過ごしてるので、やたらとテンションが高い。一人暮らしだけの特権かと思いきや、意外に世の中の主婦さんもこんなことしてる?ましてや普段からグータラしまくって、余計なことをするパワーだけは有り余ってるw

特に腹が減ってると、変にテンションが上がる。小説に感化されてお茶漬け海苔で料理をしようとガサゴソ探してると、お目当ての物を次々と発見する駒沢花。
花のズボラ飯3巻37話 お茶漬け海苔
(3巻37話)
あまりに歓喜しすぎてムダにオヤジギャグ連発。ちなみにアルゼンチンも正式な国名は「アルゼンチン共和国」。

花のズボラ飯3巻39話 カレーうどん鍋
(3巻39話)
またカレーうどん鍋のクダリで駒沢花は妙案が思いつくんですが、抑え気味にテンションを上げる。これも地味に痛すぎる。家で一人でいるが故の特権。主婦さんはなかなか評価されることは少ないと思うので、こうやって自分で自分をホメてる人も多い?w

花のズボラ飯3巻39話 カレーうどん鍋2
(3巻39話)
このカレーうどん鍋のクダリでは食べた後もテンションを持続。地味にオヤジギャグも炸裂。「やっぱ…うま!代官山に店開けるわ!」とここぞとばかりの自画自賛。

花のズボラ飯3巻39話 カレーうどん鍋3
(3巻39話)
ただあまりのテンションの高さに駒沢花はハシャギすぎて、仲の良いお隣さんが「隣…誰か来てるのかな?カレー持ってってあげようか」と盛大に勘違い。これは恥ずい。

昔中学校から帰宅すると、誰も家にはおらんやろうとGLAYを熱唱。「あなたに会えたことー♪」みたいにノッリノリ。そしたら普通に先に妹が帰ってたという。あの時の気まずさったらない。

つか、まさかのお隣さんもカレー。小学生の頃、学校の給食でカレー、家でカレー、次の日、お婆ちゃん家に行ったらカレーだったことがありました。インド料理、日本に根付きすぎやろ!


食戟のソーマやサザエさんのパロディー?

あと3巻ではパロディーネタが多めだったかも知れない。

花のズボラ飯3巻38話 里芋で一人鍋2
(3巻38話)
食戟のソーマのように、食後のリアクションがやたらと大げさになった花だったり、

花のズボラ飯3巻46話 お土産 マスオさんパロディー
(3巻46話)
ついには、まんまサザエさんのマスオさん。天国で長谷川町子はどう思ってるんでしょう(笑)そういえば久しぶりに『サザエさん』を観たら、声優さんがえらい変わってて驚いた。フネの声の特徴の無いこと。


総括

『花のズボラ飯』3巻が3年ぶりぐらいに発売。まさに待望の新刊といった読者も多そう。この3巻では作者・水沢悦子の表現力が増して、また書き込みも丁寧に増えてます。特に服装の模様とかチェックしてみてください。地味に凝ってます。駒沢花も相変わらず良いキャラクターしてるので、ファン読者だったらきっと満足できる3巻でしょう。

そもそも「何故ここまで3巻の発売が遅れたのか?」を軽く考察。本来だったら「エレガンスイブ」という漫画雑誌で毎月掲載されてる予定ですが、初出データを見る限り、2014年には一度も掲載されてなかったことが影響してそう。理由は不明ですが、水沢悦子は地味に連載を多く抱えてるので他との兼ね合いでしょうか。

でも逆に2015年にはほぼ毎月のように『花のズボラ飯』が掲載されてますので、あくまでこの調子が続けばの話ですが、『花のズボラ飯』4巻の発売は3巻ほど待たずに発売されるはず。まあ、それでも4巻の発売は2016年中にできるかは不明で、2017年以降ということは覚悟しておいた方が良いかもです。