『ドリフターズ』1巻から3巻のネタバレ感想。作者は平野耕太。ヤングキングアワーズ(少年画報社)で連載中のアクションマンガ。

あらすじ

『ドリフターズ』の世界観を一言で説明すると、「世界の偉人が異世界に集まってバトルしちゃうよ!」的な漫画。ストーリーはそれ以上でもそれ以下でもない感じ。とりあえず日本の偉人に限らず、また時代に限らず、世界各地で活躍した偉人たちが一挙に集結。

ちなみにドリフターズ(Drifters)を直訳すると「漂流者」。だから世界の偉人たちが時空を超えて異世界に漂流してきた的なこと。タイトルとしては何のひねりもない。

ドリフターズ1巻島津豊久
(1巻)
主人公は戦国時代の武将・島津豊久。戦国最強の侍だったそう。ただ毎回薩摩弁で喋るのがウザくて仕方がない。まだ百歩譲って聞いてる分には雰囲気で分かることも多いんですが、読むという作業だと結構頭を使う。

ドリフターズ1巻織田信長
(1巻)
他にも織田信長や

ドリフターズ1巻那須与一
(1巻)
那須与一なども登場。昔格闘ゲームでナコルルというキャラクターがいましたが、風貌的にはそんな感じの女の子キャラクター。性格は真逆っぽいですが。

ドリフターズ1巻ドラゴン
(1巻)
偉人たちが集まった異世界ではエルフやドラゴンも登場。THEファンタジーという世界観なんですが、色んな要素がごちゃ混ぜになってシッチャカメッチャカ状態。

このドリフターズが世界の壊滅を目論む廃棄物(エンズ)たちとバトルを繰り広げる。エンズには黒王というラスボスを頂点として、その仲間には土方歳三やジャンヌ・ダルクなどがいる。だから敵(エンズ)と味方(ドリフターズ)の違いに傾向があったり明確な線引があったりするわけではなく、とにかくゴチャゴチャ。

秀逸なアクション描写

とにかく作者・平野耕太と言えば、アクション描写が上手い。このドリフターズでも健在。

ドリフターズ1巻アクション描写
(1巻)
例えば、こんな感じ。

ドリフターズ3巻アクション描写
(3巻)
蹴り描写。ただ二人の距離は離した方が主人公・島津のキック力や威力感は表現できるはず。

ドリフターズ3巻アクション描写2
(3巻)
『HELLSING』を彷彿とさせるような銃描写。

ドリフターズ3巻アクション描写3
(3巻)
爆破ボーン!

総合評価

設定は面白い。歴史上の英傑がブワーッとバトってるだけなのでストーリーの展開そのものに面白味はないですが、歴史好き・アクション好き・ファンタジー好きの読者さんはハマるかも。

ドリフターズ3巻織田信長コメディー
(3巻)
キャラクターのゆるい感じのギャップ感も悪くない。ただこの手の演出は好き嫌いが分かれそう。特に平野耕太のカッコいいアクション描写が好きなら合わない雰囲気かも。

とりあえず深く考えずにフワッと楽しめるマンガ。巻数も少ないので、まとめ買いはしやすい。ただ『HELLSING』同様に発行ペースが遅いのが難。ちなみに作者平野耕太のツイッターでブロックされてる不思議。


◯展開★3◯テンポ★3
◯キャラ★3.5◯画力★4.5
◯まとめ買い★4
◯83点!!!!