『亜人ちゃんは語りたい』3巻のネタバレ感想。作者はペトス。ヤングマガジンサード(講談社)で連載中の妖怪学園漫画。漫画タイトルの読み方は「デミちゃんはかたりたい」です。未だに自分は慣れずに「あじんちゃん」と読んでしまいます。


亜人ちゃんは語りたい3巻 宇垣という刑事
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
2巻で登場した宇垣とクルツという警察官は「亜人課の刑事」だった。クルツの性別は男っぽいですが、サキュバス(女教師・佐藤早紀絵)の催淫にも微動だにしない。宇垣曰く「対サキュバス用の兵器」とのこと。今後の展開に対する前フリでしょうか?


佐藤早紀絵の誘惑

ただ宇垣とクルツはもったいぶって登場しましたがシリアスな展開は生まれず。とりあえず佐藤早紀絵とは昔からの知り合いってことらしい。亜人全体の事件は滅多に起きないけど、サキュバスだけはちょこちょこ事件が起きるとのこと。

例えば痴漢事件が起きた時に、サキュバスに誘惑されたから触ってしまったのか、そのサキュバスの誘惑があったとしてそれは意図的だったのか事故だったのか、うんぬんかんぬん。確かに考えてみると深そうな問題ではあります。

亜人ちゃんは語りたい3巻 佐藤早紀絵1
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
そして、その宇垣という刑事が佐藤早紀絵に「高橋センセの本気で照れた姿を見たくないか?」と発破をかけてくる。

何やかんやでサキュバスが恋愛をする上で催淫することは避けられない。でも恋愛の過程に催淫を持ち込みたくはない。まさに鬼に金棒というか、そのジレンマを佐藤早紀絵は抱えてた。ただ「好きなヤツができた以上、意中の相手を催淫することに慣れておくべき」というのが、宇垣の主張。

佐藤早紀絵もそれに納得。恋愛していく上で催淫(魅惑)することは避けられないと前々から考えていた。それでも躊躇する佐藤早紀絵だったんですが、前述の「高橋鉄男のテレ顔を見たい」という欲望を抑えきれずアプローチしていくのが22話のメイン。

亜人ちゃんは語りたい3巻 佐藤早紀絵2
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
普段はジャージにメガネという姿で極力フェロモンを抑えてる佐藤早紀絵ですが、ちょっとジャージを脱いでみてアハンウフン。でも高橋鉄男は無表情で「すごくステキだと思います」。さすがにコレだと誘惑できんわなー…

亜人ちゃんは語りたい3巻 佐藤早紀絵3
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
と思ってたら、まさかの全然効果がアリアリーー!!男が「エッロー」という使うときは相当な場面のみです。是非世の中の女子は覚えておいて下さい!!

亜人ちゃんは語りたい3巻 佐藤早紀絵4
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
そして高橋鉄男の気分を鎮めるための対処法が、佐藤早紀絵の全体を見ない。股間がコンモリしそうになったときは、よく使う手法です。男が遠い目をしてる時は、ゼッタイ女子は近付いじゃダメです!

そして佐藤早紀絵が高橋鉄男に「サキュバスに向けられる異性の好意はホンモノだと思いますか?」と質問。結局、サキュバスの催淫能力によって「下駄を履かせた状態」だから、その好意を真剣には受け止められない。

亜人ちゃんは語りたい3巻 佐藤早紀絵5
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
でも高橋鉄男は「サキュバスのセクシーは程度の差に過ぎず、その性質込みで佐藤早紀絵の魅力」と説明。好意にニセモノなんて存在しない(キリリッ)!あま~い!佐藤早紀絵は更に好きになってしまうという展開。

サキュバスである自分が恋愛してもいいと自信を付けたものの、真摯な高橋鉄男には真摯な姿勢で向き合う(催淫を使うことはしない)と決意する。
亜人ちゃんは語りたい3巻 佐藤早紀絵6
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
ただひょんなことからムギュッと催淫を発揮してしまう佐藤早紀絵というオチ。どんだけデカパイやねん。むしろ逆に最初の方でスッと脱げたなと。チャックを下ろした瞬間にパーンと破裂音ぐらい鳴っててもおかしくないレベル。


町京子も恋したいねん

デュラハンの町京子も恋がしたい模様。

バンパイアの小鳥遊ひかりが高橋鉄男のほっぺにキスをした。小鳥遊ひかりは女子高生らしからぬほど、子供のようにやたらとベタベタくっついてくる。その延長線上でチュー。正直よくギンギンにおっ勃たたないなと高橋鉄男の精神力に尊敬の念すら抱きますが、町京子も「同じようなノリで行けば自分もチューできんじゃね?」と思い立つ。

亜人ちゃんは語りたい3巻 町京子1
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
でもデュラハンは自分の頭を持ってなきゃダメなので、なかなか上手いこといかない。どうしても頭だけが一方的に迫ってくるので、とんでもないホラー臭が増す。ちょっとしたボーリングの球を投げる予備動作にも見えなくもないので、もはやこのあと頭を放り投げてくる勢い。

ただふとした瞬間に自分の頭をポロッと落とす町京子。何とかキャッチしたものの、高橋鉄男は「大きな怪我をしたら危ないだろ」と激怒。感覚的には抱きかかえてた赤ちゃんをポロッと落とされるみたいなもんか。

亜人ちゃんは語りたい3巻 町京子2
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
自分の落ち度もあって、当然ショックをウケる町京子。このときに頭を上手に抱えてて、自分で自分を慰める。自分を自分で慰められるなんて、なんと便利な自作自演!と思わず感心した。特に女性読者だと仕事や恋愛で失敗した時は、きっとこんな風にできたらいいなと思ったはず!

ただこれが男だったら自分の口で自分のアソコを…なんてふと想像してしまいましたが、なかなか気持ち悪かったので以下省略。

亜人ちゃんは語りたい3巻 町京子4
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
別の話では町京子はキスまでとは行きませんが、高橋鉄男の頭をナデナデするまでには至る。かなり大胆になったのかと思いきや、実は違う。町京子は高橋鉄男は寝てると思ってて、そこで魔が差すカタチでこういうアプローチを試みた。

亜人ちゃんは語りたい3巻 町京子3
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
何故こんなすれ違いが起きたかというと、町京子の頭は机に置かれているので目線的には「高橋鉄男は寝てる」ようにしか見えなかった。高橋鉄男も急に頭を撫でられたもんだから「えーーなんかなでられてるー」というリアクションも頷けます。

この発想は面白かった。身体の方は視覚情報を認識できないので、一方的に高橋鉄男を優しく撫でてる光景がシュール。まさに亜人らしい設定をしっかり活かした展開。こういうネタが一つあるだけで買って良かったと思わせるのではないでしょうか。

一応、この話のオチとしては先に町京子が帰るものの寝てる高橋鉄男を起こさないように、身体が書き置きを残そうとカリカリ書き込む。当然視覚情報は得られないので、高橋鉄男が起きたことには気付かない。そして、その一生懸命に書き置きを書いてる町京子を高橋鉄男は幸せに眺めてるというオチ。THEほのぼのレイク。

亜人ちゃんは語りたい3巻 小鳥遊ひかり
(亜人ちゃんは語りたい 3巻)
以上の2人以外だと、「かみつきたい腕選手権 ひかり杯」というナゾの選手権が開催されたりします。


総合評価


大分キャラクターも確立・定着してきたのかなーという感じの安定感。

しかし佐藤早紀絵のパイパイがあそこまでデカかったら、ちゃんとサラシとか巻いとかなきゃ。正直、未だにクルツと宇垣は要らないキャラとしか思えませんが、今後、その佐藤早紀絵を活かすためには必要になってくるんでしょうか。はてさて。