『だが、しかし』1巻から4巻のネタバレ感想をレビュー。作者はコトヤマ。掲載誌は少年サンデー。出版社は小学館。ジャンルは少年コミックのギャグ漫画。
タイトルからはどんな内容のマンガか想像しにくいですが、「駄菓子菓子(だがしかし)」とかけてあります。だから意味があるようで意味はないタイトル。とりあえず昔懐かしの駄菓子がいっぱい登場してくるマンガ。
この『だがしかし』はアニメ化もされて発行部数が160万部に達したらしい。おそらく人気マンガの部類に入ると思うので、「だがしかしは面白いか?面白くないか?」という考察レビューを書いてみます。意外に「◯◯ 面白い」と検索する方が多かったりするので、いらっしゃーせー。
ある日、お菓子メーカー・枝垂カンパニーのご令嬢である枝垂ほたるが店にやってくる。理由は父親・ヨウのヘッドハンティング。実はヨウはココノツを上回る駄菓子の天才だった。しかしながら、父親・ヨウは息子・ココノツが「シカダ駄菓子」を継ぐと決めるまでは枝垂カンパニーに転職することはない。
そこで枝垂ほたるがココノツに対して、駄菓子の魅力へ引き込もうとする…みたいな展開。でも基本的に『だが、しかし』は駄菓子でワーキャーしたり、ウンチクを語ってるだけのマンガなので、あんま覚えなくて大丈夫です(笑)
ちなみに枝垂ほたるの年齢はココナツと同年代ってことで、おそらく15歳か16歳程度。登場人物の年齢層もミドルティーンが多いか。
(だがしかし 1巻)
例えば、「モロッコフルーツヨーグル」。ちなみにヨーグルトではありません。量が少ないので決してお腹が満たされることはないものの、いかにも子供が好きそうな味。小学生の頃、遠足へ行く前に頻繁に買った記憶が(笑)
(だがしかし 2巻)
「ヤンヤンつけボー」もチョコに棒をつけて食べてた記憶があります。未だに売っているという事実。作中ではヤンヤンつけボーの価格が割高なので、これは駄菓子に含めるべきか?みたいな展開になってます。確かに自分も親に買ってもらった記憶しかありません。
(だがしかし 3巻)
「まけんグミ」という駄菓子はグー・チョキ・パーのグミが入ってるんですが、中身とパッケージの絵とは無関係でランダムに入ってる。チョキの袋にパーのグミが入ってるかも知れない。なんという適当さ。
ただ地域や年代によって販売してたりしてなかったりする駄菓子も多く、自分も意外に知らない駄菓子もチラホラ。
(だがしかし 2巻)
例えば、画像の「セブンネオン」は自分は初見でした。ちなみに商品名のABCDEGHに意味はないそう。
(だがしかし 4巻)
中には「超怖い話ガム」なんてのも発売してるそう。何故ガムとの組み合わせなんだと。というか18禁指定すべきじゃないかというぐらい怖すぎるパッケージ。
(だがしかし 4巻)
逆に「うんチョコ」だとまさかのド下ネタ!自分は存在を知りませんでしたが、子供バカ受けするのが決定的。
(だがしかし 4巻)
駄菓子だけではなく、ソフトグライダーのようなオモチャも登場します。ただ投げ飛ばすだけではなく、ゴムを使えばより遠くに飛ばせることができます。躯体は発泡スチロールか何かでできてた気がしますが、結構遠くまで飛んだ記憶。
他にも「ヤッターめん」「アメリカンコーラ」といった駄菓子が登場しますが、逆に例えば「チューペット」は既に生産中止など、既にお亡くなりになっているケースも。よっちゃんイカのキャラクターの名前は「よっちゃん」ではなく、実はメーカーの社長名などウンチク話も展開されます。まさかのジャパネットたかた方式。
(だがしかし 2巻)
ちなみにキャベツ太郎も実はキャベツ畑を守ってる警備員だったらしい(冗談)。
(だがしかし 2巻)
枝垂カンパニーのご令嬢のくせに、友達は近所の男子小学生のみ。公園のすべり台でボスぶってるのが切ないぜ。まさにお山の大将。
駄菓子が好きすぎて、枝垂ほたるのスマートフォンも「わくわくスマートフォン」。Docomoの「らくらくスマートフォン」ではないので注意。駄菓子業界も手を変え品を変え、色んな商品を開発するのに必死です。
(だがしかし 2巻)
口内炎の最中に「わたパチ」を食べて大惨事。「駄目って時ほど食べたくなるのよ」とチャレンジ精神をムダに発揮。漫☆画太郎の作風か。ただ結果的には「すっごく気持ちいい」と、枝垂ほたるはまさかのドエム魂も発揮したというオチ。
(だがしかし 2巻)
「超ひもQ」という駄菓子ではブルース・リーばりのヌンチャクさばき。BPOが怒ってくるパターンのやつー!ちなみに「超ひもQ」という駄菓子は126cmあるグミだそう。
(だがしかし 2巻)
先程、地域によって販売してない駄菓子も多いと言いましたが、その代表格が「さくら大根」。それに対する枝垂ほたるのがツッコミが「って、まんま漬物やないかいッッ!!」。何故か関西弁。このテンションが計り知れないほどウザい。
(だがしかし 4巻)
そして極めつけが、枝垂ほたるの理想の男性が駄菓子のキャラクター。しかもポテトフライのキャラクター・ポッチ君という少年。枝垂ほたるの年齢は15歳でありますが、多分アウツ。いや次元の壁を超えてる時点でアカンか。
『だが、しかし』の考察レビューをまとめると、意外に幅広い年齢層で支持される面白いギャグ漫画かも。この設定を選んだもん勝ちみたいなところもあります。
ガリガリ君は「ゴリゴリ君」だったりして、『だが、しかし』では全部が全部リアルな駄菓子が登場するわけではないですが、今でも昔ながらに販売されてる駄菓子は多く、懐かしさが蘇ってくると同時に思わず「あるある」的な笑いも面白い。
逆に「出オチ感」が強いとしか思えませんが、2巻目以降も特に面白さは失速することもなく意外に安定感はあります。ギャグ漫画としてそつなくまとまってて、良い意味でキャラクターも少ないのでゴチャゴチャ感が薄い。
また一話あたりのボリュームが少ないので多少の物足りなさもなくはないですが、だからこそ普段マンガを読み慣れてない人でも読みやすいはず。ネタ的に10巻20巻と連載が続くかは微妙な感じもしますが、それゆえに全巻大人買いしやすいでしょう。
タイトルからはどんな内容のマンガか想像しにくいですが、「駄菓子菓子(だがしかし)」とかけてあります。だから意味があるようで意味はないタイトル。とりあえず昔懐かしの駄菓子がいっぱい登場してくるマンガ。
この『だがしかし』はアニメ化もされて発行部数が160万部に達したらしい。おそらく人気マンガの部類に入ると思うので、「だがしかしは面白いか?面白くないか?」という考察レビューを書いてみます。意外に「◯◯ 面白い」と検索する方が多かったりするので、いらっしゃーせー。
あらすじ物語・ストーリー内容
主人公は鹿田ココノツ。年齢は15歳。父親・ヨウは駄菓子屋「シカダ駄菓子」を経営していたが、ココノツは漫画家を志していた。当然駄菓子屋の跡継ぎになることは考えていなかったが、父親曰く、「ココノツは駄菓子屋の天才」だった。ある日、お菓子メーカー・枝垂カンパニーのご令嬢である枝垂ほたるが店にやってくる。理由は父親・ヨウのヘッドハンティング。実はヨウはココノツを上回る駄菓子の天才だった。しかしながら、父親・ヨウは息子・ココノツが「シカダ駄菓子」を継ぐと決めるまでは枝垂カンパニーに転職することはない。
そこで枝垂ほたるがココノツに対して、駄菓子の魅力へ引き込もうとする…みたいな展開。でも基本的に『だが、しかし』は駄菓子でワーキャーしたり、ウンチクを語ってるだけのマンガなので、あんま覚えなくて大丈夫です(笑)
ちなみに枝垂ほたるの年齢はココナツと同年代ってことで、おそらく15歳か16歳程度。登場人物の年齢層もミドルティーンが多いか。
うまい棒などリアル駄菓子がいっぱい登場
『だが、しかし』ではとにかく実名でガチの駄菓子がいっぱい登場します。(だがしかし 1巻)
例えば、「モロッコフルーツヨーグル」。ちなみにヨーグルトではありません。量が少ないので決してお腹が満たされることはないものの、いかにも子供が好きそうな味。小学生の頃、遠足へ行く前に頻繁に買った記憶が(笑)
(だがしかし 2巻)
「ヤンヤンつけボー」もチョコに棒をつけて食べてた記憶があります。未だに売っているという事実。作中ではヤンヤンつけボーの価格が割高なので、これは駄菓子に含めるべきか?みたいな展開になってます。確かに自分も親に買ってもらった記憶しかありません。
(だがしかし 3巻)
「まけんグミ」という駄菓子はグー・チョキ・パーのグミが入ってるんですが、中身とパッケージの絵とは無関係でランダムに入ってる。チョキの袋にパーのグミが入ってるかも知れない。なんという適当さ。
ただ地域や年代によって販売してたりしてなかったりする駄菓子も多く、自分も意外に知らない駄菓子もチラホラ。
(だがしかし 2巻)
例えば、画像の「セブンネオン」は自分は初見でした。ちなみに商品名のABCDEGHに意味はないそう。
(だがしかし 4巻)
中には「超怖い話ガム」なんてのも発売してるそう。何故ガムとの組み合わせなんだと。というか18禁指定すべきじゃないかというぐらい怖すぎるパッケージ。
(だがしかし 4巻)
逆に「うんチョコ」だとまさかのド下ネタ!自分は存在を知りませんでしたが、子供バカ受けするのが決定的。
(だがしかし 4巻)
駄菓子だけではなく、ソフトグライダーのようなオモチャも登場します。ただ投げ飛ばすだけではなく、ゴムを使えばより遠くに飛ばせることができます。躯体は発泡スチロールか何かでできてた気がしますが、結構遠くまで飛んだ記憶。
他にも「ヤッターめん」「アメリカンコーラ」といった駄菓子が登場しますが、逆に例えば「チューペット」は既に生産中止など、既にお亡くなりになっているケースも。よっちゃんイカのキャラクターの名前は「よっちゃん」ではなく、実はメーカーの社長名などウンチク話も展開されます。まさかのジャパネットたかた方式。
(だがしかし 2巻)
ちなみにキャベツ太郎も実はキャベツ畑を守ってる警備員だったらしい(冗談)。
枝垂ほたるのノリがウザい
『だが、しかし』のメインキャラクターは、やはり枝垂ほたる。意外にグラマラスボディーでたまにラッキースケベが起きたりするんですが、枝垂ほたるが絶妙にウザい。このキャラの面白さが一つのウリだと思われます。(だがしかし 2巻)
枝垂カンパニーのご令嬢のくせに、友達は近所の男子小学生のみ。公園のすべり台でボスぶってるのが切ないぜ。まさにお山の大将。
駄菓子が好きすぎて、枝垂ほたるのスマートフォンも「わくわくスマートフォン」。Docomoの「らくらくスマートフォン」ではないので注意。駄菓子業界も手を変え品を変え、色んな商品を開発するのに必死です。
(だがしかし 2巻)
口内炎の最中に「わたパチ」を食べて大惨事。「駄目って時ほど食べたくなるのよ」とチャレンジ精神をムダに発揮。漫☆画太郎の作風か。ただ結果的には「すっごく気持ちいい」と、枝垂ほたるはまさかのドエム魂も発揮したというオチ。
(だがしかし 2巻)
「超ひもQ」という駄菓子ではブルース・リーばりのヌンチャクさばき。BPOが怒ってくるパターンのやつー!ちなみに「超ひもQ」という駄菓子は126cmあるグミだそう。
(だがしかし 2巻)
先程、地域によって販売してない駄菓子も多いと言いましたが、その代表格が「さくら大根」。それに対する枝垂ほたるのがツッコミが「って、まんま漬物やないかいッッ!!」。何故か関西弁。このテンションが計り知れないほどウザい。
(だがしかし 4巻)
そして極めつけが、枝垂ほたるの理想の男性が駄菓子のキャラクター。しかもポテトフライのキャラクター・ポッチ君という少年。枝垂ほたるの年齢は15歳でありますが、多分アウツ。いや次元の壁を超えてる時点でアカンか。
総合評価・評判・口コミ
『だが、しかし』の考察レビューをまとめると、意外に幅広い年齢層で支持される面白いギャグ漫画かも。この設定を選んだもん勝ちみたいなところもあります。
ガリガリ君は「ゴリゴリ君」だったりして、『だが、しかし』では全部が全部リアルな駄菓子が登場するわけではないですが、今でも昔ながらに販売されてる駄菓子は多く、懐かしさが蘇ってくると同時に思わず「あるある」的な笑いも面白い。
逆に「出オチ感」が強いとしか思えませんが、2巻目以降も特に面白さは失速することもなく意外に安定感はあります。ギャグ漫画としてそつなくまとまってて、良い意味でキャラクターも少ないのでゴチャゴチャ感が薄い。
また一話あたりのボリュームが少ないので多少の物足りなさもなくはないですが、だからこそ普段マンガを読み慣れてない人でも読みやすいはず。ネタ的に10巻20巻と連載が続くかは微妙な感じもしますが、それゆえに全巻大人買いしやすいでしょう。
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