『ぼくは麻理のなか』8巻のネタバレ感想。作者は押見修造。漫画アクション(双葉社)で連載中。人格が入れ替わったりする内容なので、ジャンル的にはオカルトマンガやSFマンガに属するか。

テキトーにざっくり8巻の感想をレビューします。そろそろ完結最終回も近いか。


柿口依の問いかけに吉崎麻理ママは?

ぼくは麻理のなか8巻 ママを追い詰める柿口依
(ぼくは麻理のなか 8巻)
柿口依が吉崎麻理ママと直接対決。ついに「ふみこって誰ですか?」とぶっちゃけた質問をかます。いつも愛想が良かったママ。華麗にスルーするのかと思いきや…

ぼくは麻理のなか8巻 吉崎麻理ママが怖い1
(ぼくは麻理のなか 8巻)
まさかの顔面崩壊!!これは怒りの形相と表現していいのか戸惑いますが、とにかくママはブチ切れている様子。やだ、すごい怖い。

しかしママは即座に冷静さを取り戻して、「知らないわよ?誰?」と目をそらして言い逃れ。ただ柿口依は吉崎麻理が小さかった頃の写真を取り出して追い打ちをかける。仕方なくママは白状。「お祖母ちゃんが史子と名付けたものの、亡くなった後に麻理に改名した」事実を打ち明ける。

でも柿口依は「麻理がどんな気持ちだったか分かりますか?麻理は自分の名前を可愛いと言ったことはない。麻理という人形だけを見てたんじゃないですか?中に詰まってるものを誰も見てなかったんじゃないですか?」と追及の手を止めない。

ぼくは麻理のなか8巻 吉崎麻理ママが怖い2
(ぼくは麻理のなか 8巻)
そうするとやっぱり顔面崩壊キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

ぼくは麻理のなか8巻 吉崎麻理 わたしかわいくない
(ぼくは麻理のなか 8巻)
ママから言わせたら小娘のアンタに何が分かるのよ!ってことですが、肝心の本人である麻理がママの手を掴んで「わたしかわいくない」と本心を打ち明ける。やだ、この泣き顔キュンキュンきちゃう。たまに女子を思い切り泣かせたい願望が湧き上がってくることがあります。

ちなみに吉崎麻理はお祖母ちゃんの記憶を取り戻したショックから、ずっと喋ることができなかった。でも柿口依の追及もあってか、ここでようやく正気を取り戻します。

吉崎麻理はトイレすら行くことができなかった。だからベッドの中でお漏らししちゃうことも。ママは献身的に寄り添っていたつもりだったんですが、それを見てやはりブチ切れ。

ぼくは麻理のなか8巻 吉崎麻理ママ  スマホ投擲
(ぼくは麻理のなか 8巻)
思わずお前のスマホをドーン!!あまりのテンポ感の良さに、ぶっ飛んだ表情も相まって爆笑してしまいました。意外にフォームがキレイなので、もしかすると投擲の日本代表選手だったのかも知れません。

結果として吉崎麻理ママは家出してしまいます。吉崎家に平穏が訪れて、何やかんやでハッピーエンディング。

ぼくは麻理のなか8巻 別れを告げる吉崎麻理
(ぼくは麻理のなか 8巻)
…かと思いきや、吉崎麻理が「さよなら…小森くんとずっと仲良くしてね」と意味深なセリフ。

他にも小森に対して「小森くん、ごめんね。私、君の日記見ちゃった」。小森の日記には何が書かれてあったのか?そして小森(肉体)の家には実家から母親が訪れて「学校行ってないんだって?もう帰っといで」と促される。

果たして吉崎麻理の中の吉崎麻理は完全に消えてしまうのか?小森は実家へ帰ってしまったら、いよいよ小森の人格は吉崎麻理として生きていくことに?…みたいな展開。


柿口依の泣き顔

小森は実家へ帰りそうな雰囲気ですが、グータラに過ごしていた小森は改心してコンビニで働き始める。それを見て柿口依は「お前が変わっちゃったら、あっちの小森はどうなるの?」と戸惑いを見せる。

でも小森は柿口依などの話を全然信用してない。小森の人格が吉崎麻理の中へ入ってるのに、何故か小森は小森としてしっかり生きてる。だから「じゃあ証拠は?」みたいに問い詰めていく。

ぼくは麻理のなか8巻 柿口依 怒る
(ぼくは麻理のなか 8巻)
その優しくない姿勢に「うるさい!おまえなんか小森じゃない!二度と話さない!」とブチ切れて泣いた時の表情。

ぼくは麻理のなか8巻 柿口依 大好き
(ぼくは麻理のなか 8巻)
逆に吉崎麻理の中に小森の人格が蘇った時に、思わず「大好き」と涙をこぼした時の表情がこちら。

同じ泣き顔でもしっかり描き分けができています。また完結したら全巻レビューするときにもう少し言及したいと思います。


総合評価


『ぼくは麻理のなか 8巻』の感想ですが、相変わらず説明が難しい。いちいち詳しく説明するのが面倒くさいので、今回は読んだことがある前提で書いてます。

ぼくは麻理のなか8巻 吉崎麻理ママが怖い1
(ぼくは麻理のなか 8巻)
とにかく麻理ママの表情がぶっ飛んでてヤバかった8巻。どう考えても悪霊に取り憑かれてるとしか思えません。この画像だけ見たら、未読の人はホラー漫画としか思えないでしょう(笑)

押見修造は『デビルエクスタシー』や『漂流ネットカフェ』、最近だと『ハピネス』というマンガも連載してますが、系統的にはホラー漫画にいつ挑戦してもおかしくない気はします。