『刃牙道』12巻のネタバレ感想。作者は板垣恵介。少年チャンピオンで連載中の格闘マンガ。最近アニメ化も決まったらしいです。パチパチ。


旨いぞ俺は

ついにピクルが登場。東京地下に張り巡らされた地下道に住み着いていたらしい。そこでは何を食べていたかというと巨大なワニ。誰かが捨てたワニがいつの間にか下水の栄養を元に超巨大化したらしい。

刃牙道12巻 ピクロとワニ
(刃牙道 12巻)
でも原始時代を勇猛に生きたピクルの方が断然強い。襲われたワニは逃げるものの、ピクルに下水管の中からギュイッと引っ張られてこんな状態。ワニの皮膚ってめちゃめちゃ硬いぞ。

この模様がテレビ中継されて、宮本武蔵が初めてピクルを目にすることに。当然感情が高ぶる。そこで徳川が東京中の下水にクロロホルムを大量に撒いてピクルを捕獲。例のスカイツリーの内部に隠された研究所へ眠ってるピクルを持ち運ぶ。

刃牙道12巻 宮本武蔵 旨いぞ俺は
(刃牙道 12巻)
そして宮本武蔵とお目見えするという展開。「旨いぞ俺は」というセリフがしびれる。


恐竜並みの宮本武蔵

刃牙道12巻 ピクル VS 宮本武蔵1
(刃牙道 12巻)
宮本武蔵とピクルが初めて遭遇した瞬間から一触即発。まさに野生の粗暴が惹かれあう。

刃牙道12巻 ピクル VS 宮本武蔵2
(刃牙道 12巻)
ただ宮本武蔵は返り討ち。返り討ち。返り討ち。ピクルはフルボッコされる。

刃牙道12巻 宮本武蔵は恐竜
(刃牙道 12巻)
そしてピクルは感じる。こいつはかつて生け捕った「恐竜デイノニクス」とイメージそのものであると。今巻ではついに恐竜と形容されるムサシwww

刃牙道12巻 ピクル VS 宮本武蔵3
(刃牙道 12巻)
ピクルは異形に近いクラウンチングスタートを構える。そして宮本武蔵へ衝突。その勢いは厚さジュラルミンで作られた壁がめり込む。ただ二人は喜んだ。お互いの手をがっちり捕まえたから。

白亜紀最強の座をつかみ取った唯一の人間・ピクルの握力 VS 生の青竹の節を一瞬で粉砕する宮本武蔵の握力。その雌雄が決するとき。

刃牙道12巻 ピクル VS 宮本武蔵4
(刃牙道 12巻)
しかし宮本武蔵!!!ピクルをグイグイと圧倒。それもそのはず。ピクルは手が握る形に適していない恐竜を圧倒していたに過ぎない。恐竜が栄えた時代、所詮は有利な状況に恵まれていただけだった。


本番は真剣勝負でしょ(はぁと

このまま宮本武蔵が有利な展開を進める。

ただ宮本武蔵はあくまで素手。真剣を使っていないのでピクルはほぼほぼノーダメージ。宮本武蔵はかつて8体の死体を縦に並べて叩き切ったことがある。しかも、それらを支える土嚢すら一刀両断できた。

それにも関わらず、範馬勇次郎と同じくピクルを裁断できるイメージが湧かない。ピクルのことを「肉の宮」と賞賛する宮本武蔵。そして真剣を使いたいと言い出す。もし真剣を使っていたら、ピクルを切断できなくても失血死していたはず。

でもピクルの後見人とも言える生物学者・アルバートペイン博士は拒否。
刃牙道12巻 宮本武蔵 決着を恐れるな
(刃牙道 12巻)
それに対して「決着を畏怖(おそ)れるな」と宮本武蔵。果たして結末は!?

とりあえずピクル遊ばれすぎ。まだ前半戦ですが、真剣を使ってくる宮本武蔵に肉ミンチにされる光景しか目に浮かびません(笑)