『刃牙道』が面白いか、つまらないか考察レビューを書いてみた。作者は板垣恵介。掲載誌は少年チャンピオン。出版社は秋田書店。ジャンルは少年コミックの格闘漫画。AmazonのKindleでもダウンロード購入可能です。いわゆるバキシリーズの最新作。

FC2の「すごないマンガがすごい」では既に過去シリーズの『バキ 全31巻』『範馬刃牙 全37巻』をレビュー済みですのでお暇な時にでもどうぞ。まあレビューと言っても、ほぼキャラクターや設定のツッコミどころをあげつらってるだけの内容ですが。

結論から書いておくとこの『刃牙道』がバキシリーズの中で一番面白いのではないかと思ってるので、割りとマジメのいろいろと「刃牙道の何が面白いか」を考察してみました。


あらすじ物語 ストーリー内容

主人公は言わずと知れた範馬刃牙(はんまばき)。父親・範馬勇次郎との一戦後はどんな相手と戦ってもつまらない。飽き飽きしまくって、常にあくびが止まらない。それは範馬刃牙と勇次郎とのバトルを観ていた他の登場人物も同じだった。鎬紅葉、愚地独歩、ジャックハンマーなどなど。

刃牙道2巻 花山薫
(刃牙道 2巻)
例えば花山薫もあくびが止まらない。この息は絶対臭いぞwww

しかしながら、全ての登場人物たちの退屈を壊すものが突如として現れる。
刃牙道1巻 宮本武蔵
(刃牙道 1巻)
それが宮本武蔵。剣豪・宮本武蔵のミイラを徳川が発見。その脊髄に秘められた細胞を取り出して、何故かスカイツリーの下に隠された研究室で培養。そして「宮本武蔵」というクローン人間を現代の世に蘇らせてしまう。

ムサシが放つ圧倒的に巨大なる鼓動(リズム)。主人公・範馬刃牙を筆頭に全ての者の本能を目覚めさせる。いつの間にか、あくびは止まった。果たして宮本武蔵を止められるものが現代にいるのか!?一体誰が宮本武蔵を倒すのか!?みたいなストーリー内容。

ちなみにストーリーの関係上、宮本武蔵の記憶はそのまま引き継がれます。だから口癖だったであろう「◯◯敗れたり」というセリフも見参。そこまで違和感を持ってる読者も少ないと思いますが、何故記憶まで再生されてるんや?みたいなツッコミは無粋ですので悪しからず(笑)


歴代最強の登場人物・宮本武蔵が見参!

これまでのバキシリーズではオリバやピクルなど色んな強敵が登場しました。ただ『刃牙道』の宮本武蔵はその追随を許さないほど圧倒的に最強。日本刀も一振りで持ち手(柄)の部分が折れてしまう。どんな握力膂力、どんな速度で振り下ろすねん。

刃牙道7巻 宮本武蔵 烈海王1
(刃牙道 7巻)
片足を失った烈海王に対しても、その義足を掴んで思いっきり刀を振り回すように地面に振り下ろす。烈海王の身体がグニャリすぎ(笑)

刃牙道7巻 宮本武蔵 烈海王2
(刃牙道 7巻)
挙句の果てには無様にも縛りあげられてしまう烈海王。屈辱というレベルを超えてる。これで興奮できたら腐女子の中の腐女子のはず(笑)

刃牙道5巻 宮本武蔵 愚地独歩
(刃牙道 5巻)
そして愚地独歩に対しては日本刀で真っ二つ!

刃牙道5巻 宮本武蔵 愚地独歩2
(刃牙道 5巻)
…と思いきや宮本武蔵は剣先を押し当ててるだけ。だからキレテナーイ!愚地独歩、遊ばれすぎ(笑)

刃牙道4巻 ムサシ VS 警官
(刃牙道 4巻)
警官ごときは瞬殺。宮本武蔵は「役に立たん武士(もののふ)よ」とバッサリ。

刃牙道5巻 宮本武蔵の悪魔的波動
(刃牙道 5巻)
宮本武蔵は武力だけではなく、圧倒的な悪魔的な闘気も放つ。戦国時ではあくまで「勝ち負け」は求めない。あくまで「生死」だけを求めていた結果でありましょう。

刃牙道8巻 警官を一蹴する宮本武蔵の表情
(刃牙道 8巻)
喝破したときの表情もまさに悪魔。いやラスボスの風格。


キャラクターを出し惜しまない姿勢がやばい

あらすじでも書いたように、これまでのバキシリーズで登場した懐かしキャラクターが一挙に集結。マイナー所だと、自衛官のガイアや佐部京一郎も登場。

刃牙道9巻 宮本武蔵 渋川剛気
(刃牙道 9巻)
地味め系キャラクターだと他にも渋川剛気も登場します。最初はお得意の合気道で宮本武蔵を投げ飛ばしたりするものの、最終的には一蹴されます。

刃牙道12巻 宮本武蔵 ピクル
(刃牙道 12巻)
例えば先程も触れたピクルと宮本武蔵による対戦もあります。

刃牙道10巻 宮本武蔵 範馬勇次郎1
(刃牙道 10巻)
言うまでもなく最凶・範馬勇次郎との一戦もあります。「宮本、図に乗るな」という範馬勇次郎のセリフですが、まさかの苗字の方で呼ぶ。部活の先輩後輩か(笑)

刃牙道10巻 宮本武蔵 範馬勇次郎2
(刃牙道 10巻)
真剣を使った状態ではあったものの、大魔王である範馬勇次郎も本気を出す。その結果、宮本武蔵は若干劣勢の立場に立たされるものの果たして一矢報いることができたのか!?

だから懐かしキャラクターを総動員させていて、まさに「バキドウだよ!全員集合」状態。そして作者・板垣恵介は懐かしキャラたちを基本的に容赦なくフルボッコしていく。

刃牙道8巻 烈海王 死亡
(刃牙道 8巻)
その最たる例が烈海王。ネタバレしておくと烈海王が最終的に殺されてしまう。『グラップラー刃牙 全42巻』では首が180度回転しても死ぬことはなかった烈海王ですが、ついに死亡してしまいます。

烈海王は主人公・範馬刃牙とマブダチのように親しかった性格イケメン。それだけ烈海王は割りと頻繁に登場してて人気だったはず。当然作者・板垣恵介のお気に入りキャラでもあったはず。それにも関わらず、名物キャラをあっさり殺しちゃう出し惜しみのなさ!これまでの刃牙シリーズは予定調和的な部分がなくはなかったですが、板垣恵介は本気やで、これマジで((((;゚Д゚))))ガクブル

今後はきっとオリバあたりも登場するでしょう。散弾銃で撃たれても無傷っていう最強の囚人で、範馬勇次郎と並ぶぐらい強かったはず。例えば心臓にプレートが入ってるので、きっと宮本武蔵の日本刀が刺さらない。

まだ『刃牙道』は完結こそしていませんが、逆にどうやって結末を収拾させるのか!?ってレベル。刃牙でここまで気になって仕方がないのは初めてでありましょう。


総合評価 評判 口コミ


『刃牙道』が面白いかつまらないかをまとめると、これまでのバキシリーズの中では一番面白いと思います。まさにバキシリーズの「とんでもない集大成」が詰まってる。板垣恵介のガチ感しか垣間見えない。

だからといって一戦一戦しっかり決着を付けてくれてるので、読後感はすごく気持ちが良い。心地が良い。懐かしキャラクターを出してお茶を濁すパターンで終わらないので、安心して次の展開も読めるのがステキ。