バズマン。

健全な漫画の感想ブログ。基本的に面白いマンガだけレビューしてるつもり。

【スポンサーリンク】

ドリフターズ4巻
(ドリフターズ4巻 少年画報社)
平野耕太の歴史漫画といえば『ドリフターズ』。どこぞのお笑いグループを彷彿させる漫画タイトルですが、意味合い的には「漂流者」。英語で「drift」は「漂流する」という意味。様々な歴史上の人物があるファンタジー世界に勢揃いして、戦いを繰り広げるという内容。

確か自分は2014年か2015年かそこらで「ドリフターズ 1巻~3巻 ネタバレ感想」もレビューした記憶がありますが、2017年9月現在では未だに『ドリフターズ』は全5巻までしか発売されてない。だから作者・平野耕太は相当にして筆が遅い漫画家らしく、掲載誌のヤングキングアワーズでは『ドリフターズ』の休載も多いとか(決して打ち切りとかではないと思います)。

「HUNTERXHUNTERが面白い」という考察記事もかつてレビューしましたが、まさに冨樫義博も真っ青に彷彿とさせるほど平野耕太は問題児…ゲフンゲフン…異端児とのこと。

だから漫画『ドリフターズ』は本当に完結するのか疑わしいと感じてる読者も世の中には多いのもうなずけます。そこで果たして『ドリフターズ』は完結するのか?未完のまま終わってしまうのか?簡単に自分なりに考察してみました。


ドリフターズは発行ペースが年単位


まず漫画『ドリフターズ』の新刊コミックの発行間隔を確認しておきましょう。

『ドリフターズ』1巻の発売年が2010年。2巻が2011年。3巻が2013年。4巻が2014年。そして2017年9月時点での最新刊5巻の発売年が2016年。つまり『ドリフターズ』の新刊コミックは約1~2年一度のペースで発行されてる。途中でストーリーに行き詰まって休載回数が増えるならまだしも、最初から『ドリフターズ』は休載されまくりってことが分かります。

平野耕太 Twitter
(平野耕太 Twitter)
じゃあ平野耕太は病気がちか何かなのかと思いきや、Twitterを見ると元気に熱心に更新されている様子。先日、日テレ系列で何十度目かの『天空の城ラピュタ』が放映されたときは、喜々としてツイートされていました。確か平野耕太はあとがきか何かでムスカをイジってたっけか。

ただ、ここまで連載スピードが遅いと「そんなんしてるヒマがあるなら働けよ」と読者目線だと思っちゃいますよね。もちろんツイートするのは一瞬だし、原稿を放ったらかして一日中遊んでるとは思いませんけど、やっぱり「描けよ」というのが本音。もし冨樫義博がSNSばっかしてたら、うーん。

そういえば最近アホウヨしかいないTwitterのアカウントを削除したんですが、未だに「バルスネタ」やってるアホが多いことに驚いた。自分の脳みそを遡ると、2004年か2005年頃に2chの実況板で「バルス」を書き込んでた記憶。その当時ですら飽きがあったのに、さすが世界のトレンドを捉えているヘイッター(笑)


ドリフターズと前作ヘルシングの発行間隔を比較してみると?


じゃあ作者・平野耕太が一度でも漫画作品を完結させたことがあるのか?結論から書くと、前作『ヘルシング』はちゃんと完結させてる。このブログでも全巻まとめて考察した記憶があるので、適当に「バズマン ヘルシング」とでもググってもらえれば出てくるはず。

平野耕太 ヘルシング
(Wikipedia 平野耕太)
この『ヘルシング』の発行年を確認すると、やはり『ドリフターズ』と同様に一年から2年間隔で発行されてることが分かります。もちろん面白かったかどうかは別として、遅筆なら遅筆なりに平野耕太は自分のペースで最後まで描き上げて来る漫画家だと想像されます。

平野耕太の年齢は2017年時点で現在44歳。冨樫義博は51歳とさほど変わらないと言えば変わらないものの、『HUNTERXHUNTER』はストーリーは現在風呂敷に広げっぱなし。大々的に打ち出した暗黒大陸にたどり着くかどうかすら怪しい。でも『ドリフターズ』の場合、ストーリー的にはいつ完結しても問題なさそうな作品。

「最終回を迎えず未完のまま完結してしまう」という読者的な絶望度で言えば、そこまで悲観的に『ドリフターズ』という漫画を捉える必要はないと思います。確か有吉弘行にテレビで「絶対終わんねぇwww」と軽くディスられていましたが、少なくとも『ドリフターズ』はいずれ完結すると思います。


ドリフターズの最終回は2020年代前半から半ば頃?


じゃあいつ『ドリフターズ』は完結するのか?勝手に最終回を予想するのも失礼な話ですが、前作『ヘルシング』を参考に考察してみたいと思います。

先程の画像を参考にしていただくと『ヘルシング』は全10巻で完結したんですが、連載期間を見ると約11年。もし『ドリフターズ』も全10巻前後で完結すると仮定すると、2010年から連載が開始したため単純に計算すると2020年代前半頃には最終回を迎えそう。

ただ『ドリフターズ』の発行ペースは前作よりも若干遅め。またどこまでストーリーを広げて、どこまで回収するのかはもちろん神(漫画家)のみぞ知る話。その程度いかんによっては、『ドリフターズ』の完結する時期が更に遅れるものと予想されます。

ちなみに【平野耕太】ドリフターズのキャラクター登場人物一覧まとめ【考察】ドリフターズって言うほど面白いか?【感想】はいずれマンガおすすめ考察サイト「ドル漫」執筆したいと思います。

『ダンジョン飯』5巻のネタバレ感想をレビュー。作者は九井諒子。掲載誌はハルタ。出版社はKADOKAWA。ジャンルは青年コミックのグルメ漫画。AmazonのKindleや楽天koboなどでも試し読み・立ち読みができます。『ダンジョン飯』は「面白いおすすめ漫画ランキング」にも入れたような記憶がありますが、今回は5巻の感想を書きたいと思います。

そういえば最近、【感想評価】AmazonFireTVStickを購入しました。テレビCMや広告で宣伝されてますが、さすがにネット動画をテレビ画面で見るのはどうかと勝手に思い込んでた。ただ実際ネット動画もテレビ画面で見ると、意外とクオリティの差が全然気にならないことに驚いた。無料で観れるコンテンツも多く(ただ広告がカットする機能が付いてるのは頂けませんが)、漫画と同じでいい暇つぶしになってるなぁーと…というどうでもいい余談でした。


ダンジョン飯5巻までの展開をおさらい


まずは適当に『ダンジョン飯』5巻の展開をおさらい。どんなキャラクターがいたか覚えてない方は「ダンジョン飯の登場人物やキャラクター一覧」でも参照していただくとして、『ダンジョン飯』のストーリーは主人公・ライオスの妹・ファリンの救出にあった。ただ5巻直前で無事ファリンを助け出すことに成功。

魔法学校時代から友達のマルシルとファリンは再び学生時代を思い出すかのように、ベッドで楽しくイチャコラ。2人で一緒のベッドで寝る前に、心配を掛けた兄・ライオスに声をかけるファリン。ライオスの傷を見てファリンは「無茶したんでしょう」と言うと、ライオスは逆に「無茶したのはそっち」と怒る。

ただ本気で怒っているわけではなく、あくまで心配と不安から。そのままライオスはギュッとファリンを何かを確かめ合うように抱きしめる。そして2人は今の現実に一通り安心したのか、眠りにつく。5巻は翌朝以降の展開から始まります。


ファリンが再び失踪したワケ


ということで、まさに大団円のような終わり方をした前巻。だから『ダンジョン飯』はてっきり最終回を迎えたかに思えました。でもまだまだ続くような雰囲気も醸し出してて、5巻では一体何を描くことがあるんだろうなーとは思ってた。もう描くことないんじゃね?

ただ結論から書くと、再び妹・ファリンが失踪してしまう。

早朝に目を覚ましたかと思うと、ファリンはどこかへフラフラ。その先には迷宮を作った狂乱の魔術師の姿。この狂乱の魔術師が言う。「お前にはデルガル陛下捜索の任を授けたはず。暇を与えた記憶はないぞ」とポツリ。どうやらダンジョンの元々の国名は「デルガル国」と呼ぶらしいですが、ファリンはレッドドラゴンの腹の中で狂乱の魔術師の呪いにかかっていた模様

ダンジョン飯5巻 マルシル vs 狂乱の魔術師1
(ダンジョン飯5巻 KADOKAWA)
そして狂乱の魔術師とのバトルが勃発。学校一の秀才だったマルシルすら雰囲気でビビってしまうほどの古代魔術。明らかにピーンチ。

ダンジョン飯5巻 マルシル vs 狂乱の魔術師2
(ダンジョン飯5巻 KADOKAWA)
でもマルシルは狂乱の魔術師の攻撃魔法が強力すぎて防ぎきれないため、一つ一つの攻撃を解呪する方法を取る。さすが学校創設以来の天才ではあるものの、ギリギリ防ぐだけで手一杯。むしろハンターハンターのメルエムとネテロ戦のように、ちょっとしたスキでも見せるとお陀仏状態。このバトルハイ状態のマルシルの表情がwww

とりあえず何やかんやでライオスやマルシルたちは狂乱の魔術師から逃れるものの、妹・ファリンの姿は…。しかも狂乱の魔術師の手によって、ファリンの姿はレッドドラゴンに変えられた様子。つまりライオスたちが次相見えるときには、ファリン奪還にはもっと手こずると考察されます。

ダンジョン飯5巻 オークとライオスのキッス
(ダンジョン飯5巻 KADOKAWA)
ただ逃げ切れたと言っても、状況としてはヒーヒー。偶然遭遇したオークたちから調合薬をもらうものの、その与え方が嬉しいような嬉しくないようなという。格闘漫画「刃牙道」が面白いという考察記事も書きましたが、宮本武蔵を復活させる時の徳川姉の人工呼吸を彷彿としたのは内緒。同じ性別と思われるマルシルの表情もw


コカトリスで石化してもうたやんけ!byマルシル


ということで『ダンジョン飯』5巻以降の展開は、再び装備を揃え直すためにダンジョンから脱出して地上に戻ろうと試みます。チルチャックのヘタレっぷりと良い意味での泣き虫っぷりが確認できます。タンス夫妻などを雇用している島主など、割りと大規模なダンジョン攻略が始まりそうな雰囲気。

ダンジョン飯5巻 ドライアドの実
(ダンジョン飯5巻 KADOKAWA)
地上に戻る過程でもやはり色んなモンスターたちと遭遇。例えばドライアドだと大量の花粉を撒き散らす。このライオスとセンシの体液ダダ漏れ感。センシに至ってはチャップリンのようなヒゲを生やしてるもんだから、そこから鼻水が大量に滴り落ちる。

ネタバレ画像はこの『ダンジョン飯』の記事では貼りませんが、ドライアドの実の姿が面白いので是非5巻をチェックしてみて下さい。

ダンジョン飯5巻 コカトリス マルシル
(ダンジョン飯5巻 KADOKAWA)
他にもコカトリスに遭遇したときには、マルシルが石化されてしまう。ただ微妙な時間差があったせいか、マルシルの格好がとんでもない格好になる。まさに「なんでやねん」という言葉をポージングで現すと、絶対こうなるやろという代表的な姿勢。「人間こうはなりたくないもんだな」というチルチャックの心の言葉も地味にヒドい。

ちなみにマルシルが石化中にあることに利用されてて、あとでブチ切れるんですが割愛。何やかんやがありつつも地上への帰路のさなかにライオスたちは、かつての仲間だったシュローたちと遭遇。シュローは妹ファリンに恋心を抱いているのか、おそらく今後同じパーティーを組みそう。

ダンジョン飯5巻 カブルー1
(ダンジョン飯5巻 KADOKAWA)
ただそこには謎の男・カブルーがいた。カブルーは何故かトーデン兄妹(ライオスとファリン)の存在が気になっている…というか歪んだ感情を抱いてる。一見すると好青年に見えますが、性格はドロドロ。しかも大の女好きというキャラクター。

ダンジョン飯5巻 カブルー2
(ダンジョン飯5巻 KADOKAWA)
何故ライオスたちに歪んだ感情を抱いているかというと、ライオスたちが善人扱いされてるから。ライオスはこれまでダンジョンで手に入れた宝石などを、かつて負傷した仲間たちに挙げていたらしい。それを見ていたかブルーは「化けの皮を剥がしてやる」と不敵な笑みを浮かべる。

果たして『ダンジョン飯』6巻ではどうなるのか?かブルーがひと波乱を巻き起こすのか?


ダンジョン飯5巻のネタバレ感想の総括


以上、『ダンジョン飯』5巻のネタバレ感想でした。

ファリン救出でちゃんちゃんと終わるのかと思いきや、悪く言えば露骨に展開を引っ張ってきた。ただ思ったより不快感に近い感情はなし。確かに狂乱の魔術師は前もって登場させていたことを考えたら、あらかじめ考えられていた展開なのでしょう。

『ダンジョン飯』の発行部数は好調ですっかり人気漫画になってるため、グルメ漫画はそこまで長期連載化はしないことが多いものの意外と巻数として長ーく続くのかなーとは考察されます。

ちなみにおすすめマンガ考察ブログ【ドル漫】では他にも「ダンジョン飯が面白いwww」という考察記事ファンタジー漫画おすすめ・ランキングなどもレビュー済みなので興味があれば御覧くださいませ。

おそらくおすすめしたい面白い漫画ランキングには永遠に入れることはないだろう希代のギャグマンガ家と言えば、漫☆画太郎。おそらく漫画太郎はおすすめしたいギャグ漫画ランキングにも入れることはないかも知れないほど、良くも悪くもはち切れんばかりに個性が強い。もはやマンガを一冊も売る気がないんじゃないか?と思うぐらいに中身がヒドい。

この漫☆画太郎がつい先日少年ジャンプに20年以上ぶりに復活したことで話題になりました。その記事については後述しますが、その号でお知らせされていたのがスマホアプリ「少年ジャンプ+」において漫☆画太郎が新連載を開始するということ。単なる宣伝目的の読み切りマンガでしかなかったと思いますが、色んな意味でインパクトが強すぎて覚えてる読者も少ないかも知れない。

そして今日、新連載漫画「星の王子さま」が無事配信されたわけですが、何故か他のマンガが被害を受けるという事態が発生www


漫画太郎のBBAが他のマンガを侵略


漫画太郎 星の王子さま 他のマンガ家に被害
(少年ジャンプ+ 集英社)
結論から書くと、漫☆画太郎のお馴染みのキャラクターである「ばばあ」が他のマンガをジャックしてしまうという暴挙に走る編集部。右下のバナーにも表記されていますが、2017年9月25日限定の一日限りの演出らしいですが、他のマンガ家からしたら溜ったもんじゃない。世界観のジェノサイドっぷりがハンパない。

軽くバグったとしか思えない。おそらく探せば、こんなコンピューターウ○ルスを誰かが作ってるはず。フォルダーのアイコンなどが全部BBAになってしまうというもの。もし感染した時を想像すると、精神的ダメージがハンパない。

例えばバトル漫画『ファイアパンチ』だと拳を天につき上げているBBA。確かにパンチ感はあるっちゃあるけども…うーん。他にもラブコメ漫画『ニセコイ』だと咳き込むBBA。どこに恋愛感やラブコメ感があるんだと。

ファンタジー漫画『テガミバチ』だと、ただのシワクチャのBBA。何のファンタジー感もない。他にもSFマンガ『サイレン(PSYREN)』だと恍惚のBBA。どれもこれも全くどんな内容のマンガであるかが伝わってこない。まさに全く意味のない絵。

バトル漫画『ドラゴンボール』に至ってはぶっ飛びすぎてるというのか、ブチ切れまくってるBBAが怖すぎる。確かにバトル感はなくはないですが、狂気感が前面に出過ぎててホラー漫画にしか思えない。百歩譲って新しいボスキャラかな…とはギリギリ思えるか。

改めて漫☆画太郎の絵のクセの強さがハンパないということが分かります。本当に一体何を考えながらBBAを描いてらっしゃるんでしょうか。せめて漫☆画太郎風に描いた、そのマンガのキャラクターを描いてほしかった気もします。

ちなみに何度も言いますけど、漫☆画太郎のブラクラとか絶対作っちゃダメだよ。絶対だぞ。漫☆画太郎本人も絶対悲しむから止めておけよ(ダチョウ倶楽部風)。


「星の王子さま」という有名小説をコミカライズ化


そして肝心の漫☆画太郎の新連載漫画『星の王子さま』ですが、どうやら原作はサン=テグジュペリが執筆した例の有名な小説かららしい。ダウンタウン松本に干されたというウワサの中田敦彦がテレビ番組で取り上げてた記憶。ちなみに原作者名が「サン☆テグジュペリ」になってるのは内緒(笑)

つまり新連載漫画が開始されたと言いつつも、実際には漫☆画太郎が「星の王子さま」をコミカライズ化したと考えるのが正確。そのため随分前にレビューした漫☆画太郎の『罪と罰』とノリに近いんだろうと考察されます。実際に改めて上記画像のバナーを見ると、『罪と罰』に登場するキャラクターが用いられてることからも明白か。

だから自分は漫☆画太郎の『星の王子さま』は読んでません。『罪と罰』をこき下ろしたことからも、ああいう展開だといくらギャグ漫画として読んでもしんどいなーというのが本音。ああいうのは最早漫画にカテゴライズしていいのかすら疑わしいレベル。

もちろん実際に『星の王子さま』がどんな内容でどう展開してるのかは知りませんが、もし『星の王子さま』が単行本コミックスが発売されて興味があればレビューするかも知れません…でもアマゾンギフト券でもくれれば別ですが、多分感想はレビューしないだろうなぁ(笑)

ちなみに【珍ピース】少年ジャンプに22年ぶりに復活した漫☆画太郎がやっぱりヒドいという記事も興味あれば御覧ください。編集者による漫☆画太郎イジりなどもヒドすぎて思わず笑ってしまいました。漫☆画太郎単独だけだと笑いにも限界があるのかなぁーと思ったり思わなかったり。

『不倫食堂』のネタバレ感想をレビュー。作者は山口譲司。掲載誌はグランドジャンプ。出版社は集英社。ジャンルは青年コミックのグルメ漫画。AmazonのKindleや楽天koboなどでも試し読み・立ち読みができます。

最近この漫画の実写化が決まったらしい。映画なのかドラマなのか詳しいことは知りませんが、とりあえず今回は面白いグルメマンガなのか、つまらないグルメマンガなのかを簡単に考察してみました。あくまで個人的な感想ですが購入するか迷ってる方はテキトーに参考にして下さい。


不倫食堂のあらすじストーリー・登場人物キャラクター


不倫食堂1巻 あらすじ 主人公
(1巻)
主人公は山寺隆一。東京都内の某企業に務めるどこにでもいる営業マン。自称「食いしん坊サラリーマン」。何故なら仕事柄どうしても出張を強いられるため、すっかり日本各地のご当地グルメを食べ歩きするのが趣味になっていた。

ただ食いしん坊は食いしん坊でも、別の「食べ物」に食指が動くこともしばしば。

不倫食堂2巻 あらすじ内容
(2巻)
何故なら各地の食堂や料理屋に足を運ぶと、そこには美人の女将や可愛らしい店員さん。中にはお客さんにもピコピコポンと反応してしまう好みの女性がいた。しかも、ことごとく旦那や子供がいる人妻さん。そして営業マンとしてのトークスキルというのか、元々の人柄の良さなのかは不明ですが、主人公・山寺は一緒に食事をする機会に恵まれる。

不倫食堂3巻 あらすじ内容
(3巻)
でも何故か食事を摂る姿がなまめかしい。何故か福井県の越前おろしそばの麺をすすってるだけ。絶対あんな場面こんな場面ではありません。だって、それこそがヒトヅマという魔法がなせるわざ。いわばファイナルファンタジーでいうコンフュー。

そしてあれよあれよという間に、主人公・山寺とチョメチョメ祭りが始まってしまう…という内容のグルメマンガになります。


色んなキャラクターを妻み食い


『不倫食堂』は冒頭でも言いましたが、基本的にグルメ漫画にカテゴライズされます。

不倫食堂4巻 料理描写
(4巻)
例えば画像はチキンカツランチ。静岡名物らしく、ご飯にスパゲッティ、そして更にチキンカツが乗っかった炭水化物の魔物。とろみのある案、肉厚のカツ、もし夜中に見てしまうと空腹が刺激されてしまいます。

漫画内ではこのように知ってるようで知らない穴場なご当地グルメが紹介されます。主人公が営業マンという設定も活かされており、読み物としては自然と誰でも読めてしまう。ストーリーの入り方や流れはベタで上手く、そういう古き良き漫画性は素直に評価したいと思います。

ただ言ってもグルメ要素は、料理で例えるなら前菜に過ぎない。あくまでメインディッシュはヒトヅマとの一夜の恋。ご当地グルメと同様に、毎回違うキャラクターが登場しては「しっぽり」した展開に発展してくれます。一話完結のオムニバス形式はきっと実写ドラマ化もしやすいはず。

不倫食堂2巻 人妻キャラクター
(2巻)
例えば強気のキャラクター。その時に食した料理やグルメと合わせて小ボケが挟まれるのも面白い。セリフがどんな意味を持つかはご想像におまかせします。2017年9月時点では5巻まで発売されてるんですが、キャラクター同士の被りは今のところほとんど感じないのもおすすめ。

不倫食堂4巻 人妻キャラクター
(4巻)
他にも日本人妻だけじゃなく、インド系や白人系のキャラクターも割りと登場して意外と飽きさせません。まさに世界各地の「料理」を一夜限りでパックンチョと妻み食いしちゃうような展開に毎回発展するような内容。


内容はそのまんま東


つまり内容としては、そのまんま東国原英夫センセーになります。JCを抱いてしまって謹慎処分を食らってしまったハゲーよろしく、漫画タイトルから想像されるような展開が繰り広げられるだけのグルメ漫画。いや、もはやハメグルメ漫画になります。

大人の事情であまり詳しく大きな声ではあえげまs…言えませんが、そゆことです。何となく察して下さい。良くも悪くも期待を裏切らない展開は、世のおじさま読者の方におすすめできる内容だと思いますです。

不倫食堂1巻 意味
(1巻)
そのため作中では「不倫食堂」の意味を「【ごちそうさま】をしたはずなのに、また【いただきます】をしてしまうこと」と上手いこと表現されており、最初読んだときはくだらなさすぎて笑ってしまいました。うだつが上がらないオジさんは世の中多いと思いますが、きっと夢と希望とロマンを乗せた内容になってます。


不倫食堂のおすすめ総合評価・評判・口コミレビュー


ということで以上、はめグr…もといグルメ漫画『不倫食堂』が面白いのか、つまらないのか考察まとめでした。個人的には期待を裏切らないシンプルな展開と、魅力的なキャラクターを含めてそこそこ面白かったと思います。一話完結のオムニバス形式のため、読んでて意味なく疲れない点もおすすめ。

絵柄は今風ではありませんが、オジさん読者はきっとグッと来る絵柄と女性キャラ。また随分と熟れきった豊満バデーが食欲をそそるはず。正直、読後感としてはどんなご当地グルメを食ってたかは覚えてません(笑)

ただ逆に言えば、完全にお子様閲覧注意な内容のグルメマンガ。冒頭でも触れたように実写化が決まったそうですが、果たしてどんな内容に仕上がるか分かりませんが、良くも悪くも「正気か?」と言いたくなります。TBSやフジテレビが制作するよりも、SODやアタッカーズで実写化した方が良さそうな気もします。

ちなみに面白いおすすめ漫画ブログ「ドル漫」では【ランキング】おすすめグルメ漫画も作ってるのでもしお時間があればチェックしてみて下さい。割りと幅広いおすすめグルメ漫画を取り揃えたつもり。このおすすめ漫画考察ブログ「バズマン。」ではガチで面白いおすすめ漫画ランキングも執筆済み。

つい先日、【ONE PIECE】エースが死なずに助かるケースがあった?【マンガのif】【ONE PIECE】プリンちゃんの笑える表情変遷まとめ【マンガ】ワンピースの20年の歴史と歩みまとめといった考察記事もまとめましたが、少年ジャンプ…いや日本を代表するバトル漫画が『ワンピース』。漫画『ONE PIECE』のコミック累計発行部数はまさかの3億部超え。老いも若きも含めた日本人全員が必ず2冊以上は持ってる計算。だから日本で『ONE PIECE』を知らない人はいないんじゃないか、というレベル。

ONE PIECE23巻 主人公・ルフィの名前
(ONE PIECE23巻 集英社 尾田栄一郎)
この『ワンピース』の主人公がル…ルフ…ルフィ…?ルフィー?ん?ルーフィー?あれ?意外と知ってそうで知らないのが主人公の名前。さすがにルーフィーはネタですが、「ルフィ」なのか「ルフィー」なのか割りと迷ってしまう人もいるのではないか。

例えばアニメ版『ONE PIECE』を視聴すると、周囲のキャラクターは「ルフィー」と言ってるように聞こえる。むしろ間違いなく「ルフィー」と言ってるようにしか聞こえない場面も多い。もし「ルフィ」なら「ル」の部分に力を入れて読むべきですが、「フィー」の部分に力が入ってる感がある。

「体育」を「たいく」なのか「たいいく」なのか一瞬迷っちゃうようなノリですが、少なくとも「ルフィー」と読んでる読者も意外と多いはず。実際、発音してみるとルフィーの方が言いやすい気がします。

ということで今回は『ONE PIECE』の主人公の名前は「ルフィ」なのか「ルフィー」なのか考察してみました。まさにどうでもいいレベルのネタを延々と引き伸ばして記事にしただけの内容なので、細かいツッコミなどは一切不要です。


ワンピースの主人公の名前はルフィ!


ということで出し惜しみしても仕方ないので、結論からズバッと書きたいと思います。

ONE PIECE第71巻 ルフィとルフィー
(ONE PIECE71巻 集英社 尾田栄一郎)
正解は「ルフィ」。『ワンピース』の主人公の名前はルフィーと伸ばすことはありません。一応フルネームも書いておくと、「モンキー・D・ルフィ」。英語名は「Monkey D Luffy」。ちなみにLuffyは英語読みすると厳密には「ラフィ」っぽいニュアンスで聞こえます。しかし外国読者からしたら「monkey」という人名もどうなんだろうか。

ONE PIECE第54巻 ルフィとルフィー
(ONE PIECE51巻 集英社 尾田栄一郎)
『ワンピース』の作中の場面でも探してみると、ボア・ハンコックなども「ルフィ」と伸ばし棒を使わずに呼んでることが伺えます。漫画の中でも叫ぶシーンなどでは「ルフィー」と呼ぶこともあるものの、一応厳密には「ルフィ」が正しい読み方になります。

ということで、以上『ワンピース』の主人公の名前に関する考察まとめでした。

ちなみにルフィの本名は「モンキー・D・ルフィ」。他にも『ONE PIECE』ではミドルネームに「D」の付くキャラクターが多く、ワンピースの中では代表的な謎とされてる。その考察については【ONE PIECE考察】Dの一族とは?Dの意味とは?も参考にしてください。他にもおすすめ漫画ブログ・ドル漫ではワンピースの考察記事などを今後は増やしていければいいなーとは思っています。興味がある方はメール(dorj.robinson@gmail.com)に考察ネタの提供をしてもらえれば喜びます。『ワンピース』以外の漫画でも可。

『誰が賢者を殺したか?』全3巻のネタバレ感想をレビュー。つい先日完結し、最終3巻も最近発売された模様。

作者は奈々本篠介(原作)、三雲ネリ(作画)。掲載サイトは少年ジャンプ+。出版社は集英社。ジャンルは少年コミックのSFミステリー漫画。AmazonのKindleや楽天koboなどでも試し読み・立ち読みができます。

既に記事タイトルで結論を書いちゃってますが、今回は『誰が賢者を殺したか?』が面白いのかつまらないのか考察してみたいと思います。いずれおすすめ推理ミステリー漫画ランキングおすすめSF漫画ランキングおすすめファンタジー漫画ランキングも執筆したいと思いますが予定は未定。


誰が賢者を殺したかのあらすじ内容・ストーリー


既に【漫画】誰が賢者を殺したかのあらすじ内容・登場人物キャラクター詳細は解説してるのでざっくり割愛したいんですが、とりあえず簡単にどんな内容のストーリーなのか説明しておきます。知ってる方は下へズバッとスクロール推奨です。

誰が賢者を殺したか1巻 あらすじ内容 ファンタジーSF1
(誰が賢者を殺したか1巻)
人類は完全な電脳社会へ移行していた。あらゆる情報を脳内で処理・伝達することが可能になった世界で、ある日、突如として「魔王」を名乗るサイバーテロリストに襲われる。まさに万事休す。

誰が賢者を殺したか1巻 あらすじ内容 ファンタジーSF2
(誰が賢者を殺したか1巻)
しかし、そこへヒーローのごとく現れたのが謎の8名の「パーティー」。勇者アレン、賢者ダーゲンハイム、盗賊ゾロなど。そして無事魔王はパーティーの力によって倒される。

ただ数年後、事件が起きる。この中のひとりである賢者が何者かによって命が奪われた。果たして犯人は誰なのか。そしてその目的とは?といった内容のストーリーになります。主人公が誰なのか等については先程のリンクを参照。


最初から割りと意味不明でつまらない


結論から書くと、『誰が賢者を殺したか?』の評価としては面白くない。とにかく色んな部分において意味不明。

全巻見終わった後で漫画のジャンルを一言でまとめるなら、おそらく「フワッとしたミステリー」になるのかなーと思います。要するに、ストーリーの軸は「誰が誰の命を奪ったのか」といった真犯人を見つけること。

ただ前述のように設定的には「電脳化」といったSF要素や「RPGゲーム風のキャラ設定」といったファンタジー要素など色んな要素が盛り込まれてる。また「異世界」を彷彿とさせるような漫画タイトルでもあります。そのため色んな不安がもたげますが、実際にまさに想像通り単にゴチャゴチャしてるだけ。

だから、まず世界観からして意味不明。一話目の序盤で亡くなった賢者とその娘・ノエルが登場するんですが、ノエルはアンチ文明のアーミッシュと呼ばれる集落で育っているため、麦わら帽子など古くさい服装をした出で立ち。そこまで電脳化が進んでない現代ですら、そんなダサい服装を着た人間を見たことがない。

ましてや漫画タイトルが漫画タイトルのため、正直「ファンタジーの世界観」から始まったのかと自分は思い込んでしまった。でも実際には、ノエルはアメリカ合衆国のどこぞの州で育ってる。もう出だしのスタートダッシュから混乱。

誰が賢者を殺したか1巻 ノエル
(1巻)
そのためいまいち世界観が掴みきれないまま、いきなり文明の利器である自動車が登場したもんだからかなりビックリした。「え?どゆこと?」と頭が正直混乱しました。しかもノエルの謎の戦闘力を発揮する。このことがよりマンガのファンタジー感を強めたもんだから、現実世界かファンタジー世界かチンプンカンの状態。

せめて自動車を登場させるなら、もっとしっかり丁寧に描写しろと言いたい。子供が描いたような中途半端なクルマだから、余計に世界観が混乱した。作者は一度も自動車という存在を見たことがないんか?と言いたくなった。ちなみに自分は最新フルモデルチェンジ情報などをまとめた自動車ブログ「くるまン。」も運営してるので、もし興味があればチェックしてみて下さい。

世界観に一切の取っ掛かりがなく、無意味に忙しい。電脳世界の現在世界がウリなのか、RPGゲーム要素やファンタジー要素がウリなのか、真犯人を探し出すミステリー要素がウリなのか、全くもってマンガの中に大きな軸がない。


ストーリー展開がとにかく面白くない


つまり『誰が賢者を殺したか?』は序盤の入りから全然ダメ。序盤もコロコロと意味なく場面転換させてみたり、導入部分からしてメチャクチャ下手くそ。

もう少しストーリーをネタバレしておくと、賢者の命を奪った嫌疑をかけられたのが元パーティーのメンバーだった盗賊ゾロこと溝呂木一馬。結果、賢者の娘・ノエルとFBIは日本に捜査のためやって来る…という場面から話が少し展開し出す。

ただこれも冷静に考えてみましょうよ。アメリカで起きた事件の犯人が、普通日本にいる?そして日本人がわざわざ事件を犯すためにアメリカに行く?しかも決定的な犯行の瞬間が映像に残ってるならまだしも、フワッとした情報しか映像に残ってない。いくらなんでも無理やりだろぉ。

ストーリー展開は行き当たりばったりな上に、ご都合主義的。最終回の結末は敢えてネタバレするほどのもんでもありませんが、ミステリー漫画としては一応それっぽく完結してるのかなーとは思いました。ただそれでも質感的には「平凡なミステリー」の域を超えず。ありがちで陳腐なラノベ。

それっぽい流行りのAR(仮想現実)といった設定や情報をいろいろと盛り込んでみました、というだけ。ストーリーの後半にかけるにつれてそのSF要素も減っていくなど、本当に構成力がないというのか自ら作った膨大な設定に振り回されてるだけ。これじゃあ、わざわざ原作者を付けた意味を感じない。


キャラクターの設定や動かし方もいまいち


そして登場するキャラクターもいまいち面白くない。

誰が賢者を殺したか1巻 登場人物 ゾロ 溝呂木一馬1
(1巻)
例えば最初は真犯人と思われた溝呂木一馬は、いかにもそれっぽく登場する。ただ元パーティーのメンバーだったとはいえ、基本はイケメンキャラではないリアルでは友達が一人もいないネクラなコミュ障。公園で遊んでる小学生に粋がるのが関の山。

誰が賢者を殺したか1巻 登場人物 ゾロ 溝呂木一馬2
(1巻)
しかも溝呂木一馬はコミュ障のヘタレくせに、自身を捜査するFBI捜査官に対してカウンター的に急襲する。まあ割りと悪くないベタな演出ではあるものの、そんな大胆不敵なことができたらリア友の1人や2人ぐらいできてるやろと。

いかにもしょうもないラノベの主人公にいそうな薄っぺらさ。行き当たりばったりなキャラ設定。とりあえずネクラで不遇なパッとしない人生を歩んでるけども、不意に見せる男っぽさや主人公っぽさが唐突過ぎて「ん?」みたいなね。

誰が賢者を殺したか1巻 登場人物 ゾロ 溝呂木一馬3
(1巻)
そして、まさかの1巻のラストで溝呂木一馬はそっこー死んでしまう。あんだけ仰々しく登場しておいて、まさに悪い意味で「え?」

しかも溝呂木だけではなく他のキャラクターも次々と死んでいくため、本当に意味が分からない。前に面白い漫画考察ブログ「すごないマンガがすごい」【考察】テラフォーマーズが面白くない理由【SFマンガ】も書きましたが、根本的に「キャラが死にさえすればいい」と勘違いしてる人ってつくづく多いんだなぁと。大事なのは「死に方」だろ。

ギャグ漫画家のシビアすぎる名言一覧の中でも触れてますが、やはり漫画はキャラクターが重要。ストーリー性も大事ですが、肝心のストーリーを動かすのはキャラクター自身。そのキャラをポンポン消えていくと、物語そのものが展開できなくなる。実際、『誰が賢者を殺したか?』は小説のように漠然と俯瞰的にストーリーが進むため、特定のキャラクターに感情移入することができない。

誰が賢者を殺したか3巻 ノエル
(3巻)
肝心のメイン主人公のノエルも完全に空気キャラと化してるため、ページを読み進めるのが苦痛でしんどい。勝手にキャラも死んでいく展開にしても、読者的には「意外感」よりも「置いてけぼり感」が強くなるだけ。何よりノエルの田舎っぺ感も必要性を感じず、不快ですらある。


誰が賢者を殺したかの総合評価・評判・口コミ考察まとめ


数日前にどっかのブログで『誰が賢者を殺したか?』の感想を読んだ。その感想では同じようにネガティブなレビューが書かれていたものの、「序盤の3話あたりまで面白かった」という一文があった。でも、正直最初からそんなに面白くはありません。

あらゆる点でゴチャゴチャしててまとまりがなく、一体どこに期待感を抱く部分があったのか解せずにイラッと来た。だから特にこの漫画をレビューするつもりもなかったんですが、その感想記事を読んで変に触発されてしちゃっただけというのは内緒。

とりあえず描きたい目的や狙いは何となく伝わりますが、設定を無意味に広げすぎ。命を奪われた賢者は自然大好きのアーミッシュの集落で育ってるくせに、何故か世界を救うほどネットをバリバリ駆使できたり、そもそもパーティーの元メンバーは賢者以外は全員日本人。じゃあ何故世界観をアメリカまで広げたかなど、展開に細かいツッコミどころや設定の穴が満載すぎる。

読後感としては「本当に一つの作品にまとめるだけで手一杯だったんだろうな~」というのが個人的な感想。もっとハッキリ言えば「この世界観と設定」を描き切るには、どっちの作者も力不足感はありあり。もっと自分ができる範囲内のところから、作品を一つ一つ作り上げる経験を積み重ねるべきではないだろうか。

以上、面白いかつまらないかの総合評価でした。

面白いガチなおすすめ漫画ランキングもかつて作ったこともありますが、面白いと笑えるは若干違います。おすすめギャグ漫画ランキングもいずれ執筆する予定ですが、笑える漫画といえばやはりギャグ漫画。奇抜なキャラクター、奇想天外の展開、勢いのある怒涛のボケが特徴のジャンル。

でもギャグ漫画は頭が空っぽで読めるからこそ、ギャグ漫画家も大して何も考えてないのかなーと読者目線ではつい思ってしまいます。ギャグ漫画家だけじゃなく、ボケ担当のお笑い芸人も具体例こそ出しませんがオツムがパッパラパー…もしくは最低限明るい性格なのかなーと思ってる人も多そう。

ただテレビの中では明るいお笑い芸人も、プライベートの性格はネクラと言われがち。もしくは笑えるギャグ展開とは真逆で糞真面目。実はギャグ漫画家も同じ。

そのことが分かるギャグ漫画家の割りとシビアな名言を今回は取り上げたいと思います。後半にはギャグ漫画制作に役立つ名言もまとめたのでテキトーにチェックしてみて下さい。


つの丸の名言がとりわけ厳しい


今回紹介する名言は赤塚賞の審査員がギャグ漫画家志望のアマチュアに宛てたアドバイスからかいつまんでます。

ということで、まずは昨年の赤塚賞を担当したギャグ漫画家の名言を見たいと思います。最初は『マキバオーシリーズ』のつの丸の名言から紹介。ちなみに最近少年ジャンプで復活した漫☆画太郎が描いたマキバオーも良かったら後で参照して下さい。

つの丸 ジャンプギャグ漫画家の名言
(少年ジャンプ 集英社)
絵には自信があるんだけどストーリー思いつかないからギャグでごまかしといた。みたいなのやめてね。【面白くないけど画力はある】なんてのは評価しませんから。【画力はないけど超面白い】てのは評価するし大歓迎」。

初っぱなからのダメ出し。確かにギャグ漫画にストーリー性や画力は必要ないっちゃない。その点では名言ではあるものの、この全体から漂う高圧感。マキバオーが笑顔なだけに余計に怖い。言ってしまえば漂うインテリヤクザ臭。

そういえば同時期で少年ジャンプで連載してた『幕張』や現在は『喧嘩稼業』の作者・木多康昭がつの丸でディスってたのを思い出したのは自分だけか。この温かいけど厳しくもある名言を見る限りは、確かに結構性格がアレなギャグ漫画家なんだろうなーと。ちなみにギャグ漫画とは関係ないですが、【格闘マンガ】喧嘩稼業の強さ最強ランキングも執筆済みなのでお暇な時にでもどうぞ。

逆にギャグ漫画家・増田こうすけの名言は「既存の作品に似すぎてないかだけ気にしてのびのびと描いていただきたいです。型破りな作品でも、うまくまとまった作品でも面白い作品はあっさり受賞しますし、面白くなくても審査員が何かいいところが無いか目を光らせています」と比較的つの丸と比較すると優しめ。

ギャグ漫画は「唯一無二の個性」が一番重要だと分かる名言。それが絵柄であったり設定であったり、敢えて他のギャグ作品と似せる必要はむしろない。だから「こんなんウケるかな?」とかは深く考えなくていいのかも。

つの丸 ギャグ漫画家 名言 少年ジャンプ41号1
(少年ジャンプ41号 集英社)
たださすがに昨年2016年のコメントはシビア過ぎると感じたのか、今年2017年の赤塚賞のつの丸のコメントは「キミもレジェンドの仲間入りしてみないか?みんなここからスタートしたんだぜ」と差し障りねーーーという内容。もしかすると周りの親しい誰かに注意されたのかも。でもあんだけ手厳しい名言を吐いたギャグ漫画家が急に優しくなったら、逆に恐怖感しか覚えない。


ギャグマンガ家はやたらと高いボールを投げてくるから気を付けろ!


他のギャグ漫画家も意外とシビア。

うすた京介 ギャグ漫画家 名言 少年ジャンプ41号
(少年ジャンプ41号 集英社)
例えば『セクシーコマンドー外伝マサルさん』や『ピューと吹くジャガー』のギャグ漫画家・うすた京介も意外と冷たい。

審査する上で僕がまず見てるのは作品に対する姿勢です。少しでも面白いことを人と違うことをしようとしているのか。そういう作者の姿勢というか気概のようなものは必ず作品から伝わってきます。【コイツ適当に描いてんな】というのがバレないようにせめて頑張ってる姿勢を見せましょう」。

確かにごもっともな名言。ギャグマンガに限らず、手を抜いてる抜いてないということは意外と周りにバレてる。ギャグ漫画は勢いが必要なため、その気概が作品のクオリティにも無意識的に作用しているのかも知れません。

ただそれでも「せめて頑張ってる姿勢」という表現からは、やんやりと見下してる感じがヒシヒシと伝わってきます。中学校の教師がダラしない男子生徒を叱ってるような口ぶり。

ちなみに増田こうすけは「こんなギャグ漫画読んだことないって思うような面白い漫画、インパクトのある漫画に出会いたいです。いつも面白い漫画に出会うことを期待して最終審査に参加させていただいてますが、個人的には佳作か選外か、というところで悩んでばかりな気がします。是非面白いギャグ漫画を描いで応募してみて下さい」と…うん…あれ?先程の名言は優しかった覚えがありますが、色々とハードル上げすぎじゃね?

だから他のギャグ漫画家のコメントには名言も多いものの、やたらと高いボールをアマチュアの新人に要求してくる。もはや、そんなボール取れねーよレベルの高さ。

大石浩二 ジャンプギャグ漫画家の名言 ハードル高い
(少年ジャンプ 集英社)
例えば『いぬまるだしっ』の大石浩二だと「実際の芸人に負けない、ありえない、面白いやつが見たいです」と、それこそギャグ漫画家なら笑いのハードルを上げるのはタブーだろと言いたくなるぐらいハッキリと「面白いもの」を要求してますからね。それで笑いが取れたらまさに天才ギャグ漫画家でしょう。

麻生周一 ギャグ漫画家 名言 少年ジャンプ41号1
(少年ジャンプ41号 集英社)
そこで麻生周一の赤塚賞のコメントを読むと「今ギャグ漫画界は結構ピンチです。多分ストーリー漫画より年々描く人が減ってるんじゃないかと感じてます」って、そらでしょうね!としか言いようがないぐらいギャグ漫画家たちの新人潰しとも思える名言の数々でした。

実際ギャグ漫画家は掲載されるページ数が少ないため、その分だけ原稿料が少ない。当然コミックの発行ペースも遅いため、経済的には他の漫画家よりもギャグはとりわけ厳しいという、いかんともしがたい圧倒的な現実が最大の要因だと思いますが…。


心にしみるかも知れない結構役立つギャグマンガ家の名言


とここで終わってもギャグ漫画家の地位や名誉を更に押し下げるだけですので、ここからは一応役立つ名言の数々を紹介したいと思います。

大石浩二 ジャンプギャグ漫画家の名言 ハードル高い
(少年ジャンプ 集英社)
まずは『いぬまるだしっ』のギャグ漫画家・大石浩二から。

先程のハードルを上げまくりのコメントからですが、「最近の投稿作には、漫画ならではの笑いが少なく感じます。面白いですが、芸人さんが言うようなギャグが多い。漫画の強みは芸人自体を作れるところ」とよく読めば名言が散りばめられています。

確かにおっしゃる通りの名言。いくら面白い台本を作れたとしても、それを演じる漫才師が結局全ての笑いを握ってる。例えば中川家の漫才を同じシロートがやったからといって、おそらく同じように受けるのは難しい。それはギャグ漫画でも同じ。つまりギャグ漫画はキャラクター(主人公)がとりわけ重要

大石浩二 ギャグ漫画家 役立つ名言 少年ジャンプ41号
(少年ジャンプ41号 集英社)
続いても同じくギャグ漫画家・大石浩二からの名言。

才能ではなく努力で身につく基礎的なテクニックは確かに存在します。ベタをやらなくてもいいですが、古典的な笑いの中にある笑いの成分や構成を知っておくことは非常に大事」。

他のギャグ漫画家も含めて、「ギャグ漫画は姿勢や気概がまずは大事」「画力はなくても大丈夫」と言ってみたり、おそらく大半の赤塚賞応募者は混乱するだけだと思いますが、笑いやギャグ漫画にもセオリーは存在する。少なくともセンスがなく受賞せずにくすぶっている応募者は、既存のギャグ漫画を分析するなりして「基礎」を身に付けるだけでも意味がある…という名言。


元祖ギャグ漫画家・小林よしのりの名言


最後は少年ジャンプで連載デビューしたギャグ漫画家(今現在の肩書はいまいち不明)の小林よしのりの名言で終わりたいと思います。割りと色んな方面からツッコミがありそうな人ではありますが、ギャグ漫画家としての小林よしのりの名言が意外に深かった件。ギャグに限らず、漫画制作に全般に役立つはず。

現在小林よしのりはFLASH(光文社)で「よしりん辻説法」という漫画を連載中。小林よしのりが現在開催中の少年ジャンプ展に足を運び、『こち亀』の秋本治などと再会した回から名言を一部拝借したいと思います。

ギャグ漫画家 小林よしのり 名言 FLASH9月26日号4
(FLASH9月26日号)
まずは新人漫画家に対する名言。小林よしのりは当初絵が日本一ヘタと言われていたものの、それでもがむしゃらにギャグ漫画を描き続けた。そういった自分の過去を振り返って述懐して出たセリフが名言。

大事なのは新人の活気である。パンチ力である。破天荒さである。それが少年たちの心をつかんだのだ」と、まさに新人漫画家に必要な心得が分かる名言。新人やアマチュアは絵がヘタで当然。でも連載していけば自然と画力は上がっていく。

じゃあ画力がなくても新人だからこそ勝負できる。それが心意気であったり、ヤル気であったり、闘争心であったり。ギャグ漫画で言うなら、前述の名言も合わせると恥ずかしがってやられてもサブいだけ。そういう意味では「無意味な自信」をもってた方が面白いギャグ漫画を描けるのかも知れない。

ギャグ漫画家 小林よしのり 名言 FLASH9月26日号8
(FLASH9月26日号)
続いては「子供はヘタでもグロテスクでも【美しい絵】が分かる」。厳密には「美しいとキレイとは違う」という岡本太郎の名言を引用してるものの、最近の漫画…少年ジャンプの絵柄の良し悪しについて語ってる名言。要するに絵柄の美しさありきになってないか…という指摘。

確かに絵柄がイマイチでも人気マンガ作品は多い。少年ジャンプが取り逃がした『進撃の巨人』を筆頭に、少年ジャンプだと『鬼滅の刃』は絵柄こそクセがあるものの内容は面白い。漫画に重要な部分はそんな表面的な部分ではないという名言。

ちなみに【考察】進撃の巨人が面白い【考察】鬼滅の刃が面白い【考察】暗殺教室が面白い【全巻まとめレビュー】といった記事もあとで良かったら御覧ください。

ギャグ漫画家 小林よしのり 名言 FLASH9月26日号9
(FLASH9月26日号)
最後の小林よしのりの名言は本質をついた震える名言。

ギャグだろうとストーリー漫画だろうと、基本は【キャラ立ち】なんだよね。キャラが立っていないとストーリーだけになるから、途中から読者が入ってこれない」。

まさに言い得て妙。連載漫画の場合は致し方ない部分が強いものの、それでも先週先々週の話しを読んでないと今の展開が理解できない or 面白くないのは致命的。もちろんストーリーこそが面白さの根源ではあるのかも知れませんが、ストーリーを展開させるのはキャラクター。逆にキャラさえ立っていたら、ストーリーの途中からでも新規の読者が参加(獲得)できる。

つまり今回の記事に翻って考えるとギャグ漫画は一話完結が多く、またキャラ立ちの権化とも言えるジャンルのはずなので、本来であれば一見さんの読者をガッツリつかめてるはず。そういう点で現役のギャグマンガ家も含めて、業界では不作気味なのでしょう。

以上、ギャグ漫画家の割りとシビアな名言一覧でした。後半の名言は役立つ内容も多いので、マンガ制作に活かして下さい。表現こそ違えど、どのギャグ漫画家も大体似たようなアドバイスをしていた気がします。いずれ【マンガ制作】読み切りマンガの作り方【マンガ制作】目の描き方なども執筆したいと思います。

ちなみにおすすめ漫画ブログ「ドル漫」では少年ジャンプ漫画家たちの名言一覧もまとめてるので良かったら御覧ください。他にもジャンプ系の名言記事には【ファンタジー漫画】ブロッククローバーの熱い名言集まとめ【バトル漫画】BLEACH(ブリーチ)の名言集まとめ【ヒーロー漫画】ワンパンマンの名言集一覧もまとめてます。

最近、漫画ネタバレブログ「ヤマカム」が逮捕されるという考察記事を書きましたが、つい先日漫画のネタバレまとめブログが一斉に何サイトかが摘発されました。割りと更新数は多かったもののおそらく外注していたのか、逮捕された漫画まとめブログ運営者は個人が運営してました。

だから一般的な企業なら著作権にまともに配慮して、当然まとめブログなど運営するはずがないと思っている方もいそう。でも違うんですねぇ。本当に日本のIT企業はバカとゴミしか集まらないゴキブリホイホイらしいです。就活生は是非覚えておくように。

ホンシェルジュ 人生を変えるような本との出会い
最近知ったんですが、ホンシェルジュ(https://honcierge.jp/)というサイトがあるらしい。「人生を変えるような本との出会いを作る」という何とも仰々しいモットーが社風とのこと。本とコンシェルジュを掛けた社名っぽい。でも大体は掛け声倒れで終わることが大半ですが、確かにそうだったというお話。

結論から書くと、ホンシェルジュの記事はインターネット上に落ちてる画像をパクってるだけらしい。例えば自分のようなマンガ考察ブログや2chまとめブログから画像をそのまま転載してるだけ。そこで簡単に証拠を提示しながら批判したいと思います。


ONE PIECEを筆頭にネットの拾い画をパクってるだけ


ホンシェルジュのクソっぷりがよく分かる記事が「漫画「ワンピース」伏線をネタバレ徹底考察!最新86巻以降の展開を大胆予想(https://honcierge.jp/articles/shelf_story/3957)」という少年ジャンプで連載中のONE PIECEの記事。最近、漫画まとめブログが摘発されたキッカケの作品。

ホンシェルジュ ONE PIECE86巻以降の展開考察
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/)
例えば最初のONE PIECEの画像がコチラ。何となく色味がかっています。

ホンシェルジュ ONE PIECE86巻以降の展開考察2
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/)
ただ別の画像では明らかに画像の色合いも変わってる。

ホンシェルジュ ONE PIECE86巻以降の展開考察3
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/)
続いてのONE PIECEの画像は明らかに先程のホンシェルジュの画質とは差があります。

ホンシェルジュ ONE PIECE86巻以降の展開考察4
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/)
別のONE PIECEの画像を見てみると、これはどうやら電子版コミックからの転載っぽい。おそらく『ONE PIECE』66巻をレビューしたどこかの漫画感想ブログから拾ってきたのか。

ホンシェルジュ ONE PIECE86巻以降の展開考察5
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/)
そして別のONE PIECEの画像は再び色味がかった画質…って、明らかに同一人物が同じコミックスなり電子コミックから引用してるとは思えない。

ホンシェルジュでこのONE PIECEのまとめ記事を作ったのは「田中太郎」という男らしいですが、一応ONE PIECEを読み始めて13年以上が経つマニアを自称してるものの、明らかに画像検索などから画像を拾ってる。

自分以外の一部の健全なマンガ考察ブログを読んでも、ここまで一つの記事で画像がバラけることはあり得ない。複数の記事を執筆してタイムラグが数ヶ月数年ある場合、画像のデータサイズを落とすソフトの処理設定が変わってしまって起きる違いは確かに存在する。

でもホンシェルジュで書かれた…もといパクられたONE PIECEの記事は、明らかに逮捕された漫画まとめブログと同様にネット上から拾ってることは一目瞭然。更にパクリ画像疑惑の疑いを広げるのが、別の記事。

ホンシェルジュ デビルズライン画像なし
(ホンシェルジュ https://honcierge.jp/articles/shelf_story/3806)
例えば『デビルズライン』というゾンビ系マンガの記事を読むと、こちらは記事内に一切画像らしい画像がない。発行部数100万部を超えてる人気マンガとはいえ、おそらく『デビルズライン』をレビューや考察を詳しくしてるサイトは少ないから拾い画像が得られなかっただけなんだろうと推察されます。

他人の画像や文章をパクるしか能がないアホに、一体どんな人生を変えるような本との出会いを提供してもらえるんでしょうか?軽く想像しただけで失笑しか覚えませんでした。アホンシェルジュに社名を変えた方がいいのではないかと思ってしまいます。


ホンシェルジュの取締役などは顔出し(笑)


以上、ホンシェルジュで作られている記事がいかに転載だけで成り立っているサイトであるか分かってもらえたはず。でも先だって摘発・逮捕された漫画まとめブログの管理人と同様に、普通に考えたら運営者が自ら顔出しすることはあり得ないと思うんです。

ホンシェルジュの取締役
(https://www.wantedly.com/projects/21298)
でも何がすごいのかって、ホンシェルジュの社長や取締役がしっかり顔出ししてる。一応企業を名乗っている以上、当然なのかも知れませんが業態が業態。パクリしか能がない企業。顔を出す前に、しっかり金を出してコンテンツを消費した方が良いと思ったのは自分だけか?

ホンシェルジュは有名人をライターとして体面上は起用してるっぽいですが、基本的に自分が紹介したパクリ記事の大半は無名のライターもどきが量産してるっぽい。つまりWelq事件を起こしたDeNAとやってる犯行は同じ。

ホンシェルジュの内部の人が師事して、しょうもないライター崩れを小銭で雇って、しょうもない記事を量産する能がないビジネスモデルと古臭く続けておられるよう。うーん、おそらくご自身で「乞食(こじき)」であるという自覚がないからこそ、何の恥ずかしげもなく顔出しされるんだと思います。

しかし考えてみるとLINEのNAVERまとめ然り、日本のIT企業はこういうパクリや乞食もどきの、何の生産性もないクリエイティビティゼロの仕事しかできないのは何故なんでしょうか。日本発の独特のネットサービスもほとんど皆無。冒頭で表現した言葉を再度使わせてもらうと、本当に「日本のIT企業はバカとゴミを集めるゴキブリホイホイ」だなぁ~と。そういえばエロサイトのDMMもまとめブログを運営していたなぁと。

だから集英社なり小学館なり講談社といった出版社に言いたいのは、しっかり法人が運営してるパクリサイトこそしっかり摘発して欲しいということ。NAVERまとめといったサービスの業態が許されるのであれば、同じことを個人がやってもいいやんって話ですから。

除冷師煉太郎の約束 あらすじ1
(少年ジャンプ41号)
『除冷師煉太郎の約束』のネタバレ感想をレビュー。作者は眞藤政興。先週号というのか今週号というのか少年ジャンプ41号に掲載されていた読み切りマンガ。出版社は集英社。最近少年ジャンプは新人漫画家の登竜門として「ジャンプ金未来杯」を開催してるんですが、その中の候補の一つ。

作者の眞藤政興の年齢はまだ19歳らしく、そのこともあって『除霊師廉太郎』が話題になっているとか。確かに読んでみると「すごい」と自分も思いました。そこで今回は『除霊師廉太郎』が面白いのかつまらないのか簡単に考察してみました。いずれ作者がプロデビューしたら、単行本コミックスの末尾に収録されるはず。


除冷師煉太郎の約束のあらすじ内容・登場人物キャラクター


まずは『除霊師廉太郎の約束』の簡単なあらすじ登場人物を解説したいと思います。

ヒロインは女子高生の賀上郡(かがみ・こおり)。小学生の頃に右目が白くなった女の子。原因は不明だったが、特に身体に支障はなく今まで過ごしてきた。しかりある日、突然にして氷の化物(鬼)を見るようになった。

除冷師煉太郎の約束 あらすじ2
(少年ジャンプ41号)
そこへ颯爽と現れたのが本作の主人公・死島煉太郎(しじま・れんたろう)。鬼狩りを自称する除冷師。そして2人の物語が始まる。果たして何故賀上郡は鬼に狙われるのか。何故煉太郎は賀上郡を守りきることができるのか。そういった内容の読み切りマンガになります。


とにかく完成度が高い読み切りマンガ


シンプルに一言で『除冷師煉太郎』をまとめると完成度が高い。正直あらゆる点で素人やアマチュアの域を超えてる。不正でも働いてるんじゃないかと疑ってしまうぐらい、下手すりゃそこら辺のプロ漫画家よりも実力はある。

除冷師煉太郎の約束 バトル描写
(少年ジャンプ41号)
例えばバトル描写。コマ割りや構図などが工夫されており、色んな角度から描写することで飽きさせない。当然色んな角度から描写できるということは、何より画力が高いということ。

除冷師煉太郎の約束 前フリとなるコマ
(少年ジャンプ41号)
先程のあらすじに貼った画像直前には、しっかり前フリとなるコマを前ページに描いてる。画像左下のコマを参照。このコマがないと次のページでいきなり主人公なりキャラクターが必殺技を繰り出すことになるため、読者からすると「唐突感」が強くなる。もっと言えばピンと来ない。でも前ページに「これから殴るよ」というコマを一つ描くだけで読者の気持ちも盛り上げる前フリになる。

除冷師煉太郎の約束 見せ場の作り方 バトル
(少年ジャンプ41号)
他にも最終局面で主人公・死島煉太郎が「魔焼の腕」という必殺技を繰り出して大ボスを倒す場面でも、バトル漫画的なカッコよさを見事に表現されてます。もちろん改善点も多いものの、このネタバレ考察記事では割愛。

除冷師煉太郎の約束 見せ場の作り方
(少年ジャンプ41号)
死島煉太郎が賀上郡を救出する場面でも、キャラクターの表情も上手い。思わずグッと来てしまうものがあります。主人公のカッコよさ・安心さなどなど、王道バトル漫画的な「何か」がしっかり表情で表現できてるのではないか。

絵が上手いし、しっかり丁寧に隅々まで描けてるし、男キャラも女キャラもオッケー。必殺技となる「炎」の描写も、今の段階でも必要十分なレベル。表情を差し込むタイミングも上手い。あくまでアマチュアレベルとして考えるなら、アラを探すのが極めて大変。


ストーリーの組み立て方も丁寧でわかりやすい


ただ絵も上手いだけではなくて、ストーリー構成も上手い。本当に端的にまとまってて読みやすい。設定のオリジナリティーも含めて、独特の世界観を限られたスペースの中で伝えきれてるのがすごい。意外と誰もができないこと。

一般的なありがちなミスとしてあるのが、設定だけは膨らむだけ膨らむこと。漫画家である以上、アイデアが膨大に出てくることは素晴らしいことではあるものの、特に読み切りマンガの場合は一話完結で描ける内容・情報が限られる。全部を描写しようと詰め込んだ結果、何も伝わらないパティーンが多い。

でも『除冷師煉太郎の約束』の場合は真逆。主人公とヒロインだけで基本的にストーリーが展開するため、誰でも読みやすい内容に仕上がってるのがほぼプロ仕様と唸らせる理由でありましょう。欠点らしい欠点が一つもないのが最大の魅力。確か19歳でこのクオリティーはすごい。

正直、このコンパクトにまとめる力はプロの漫画家も見習うべきでしょう。


「除霊師廉太郎の約束」のダメ出し評価


ただ問題点や欠点もあるので簡単にピックアップしておきたいと思います。

除冷師煉太郎の約束 終わり 腕が小さい
(少年ジャンプ41号)
例えば大オチ。主人公は「手」を使って攻撃するため、そこが印象的な要素となる。でも画像を見る限り、中途半端。見せるならもっと大胆に「手」を見せるべき。ヒロインが恋心を抱いているのであれば、主人公の手を握らせても良かったでしょう。あらすじに貼った初登場時の画像でも、もっと手が見えるように描けると良かったはず。

絵に関しては特段のツッコミどころは少ないものの、やはり「手」の印象が弱い。バトル描写に関しても、もっと印象付けることができるはず。

あとはストーリー。基本的に問題はないものの、亀坂黒真という同じく鬼狩りの男が後半になって登場する。ただヒロインの右目の謎を解明させるためだけに登場したキャラに過ぎず、言ってしまえば完全に不要なキャラ。この亀坂を描かずに展開させられる力がないと連載を始めるのは厳しいかも知れない。意味もなく新キャラを登場させてしまうと、この処理が大変だから。

あとは主人公が「魔焼の腕」という大技を繰り出して、一発逆転気味に大ボスを倒したこと。一応ネタバレしておくと、かつて倒せなかった鬼がヒロインの右目に封印されていた。そのケジメを付けるために主人公は何年も修行して力を身に着けて、最終的に封印した鬼を解呪して…というオチ。

でも既に実力を身に着けてたんであれば、正直ヒロインの目の前に現れた時点で最初から封印した鬼を倒しとけよって話。「わざわざ」の意味が分からない。もちろんストーリーは違和感なく最後まで読めるものの、冷静に考えるとツッコミどころが割りとあります。


除冷師煉太郎の約束の総合評価・口コミ・評判レビューまとめ


以上、『除冷師煉太郎の約束』のネタバレ考察評価でした。端的に結論付けると、今回のジャンプ金未来杯は『除冷師煉太郎の約束』でほぼ決定でしょう。他の候補作品の方はドンマイと言いたくなる差がありそう。

強いて言えば、19歳の時点でここまであらゆる点で完成度が高いと、逆に伸びしろがどこまであるの?という穿った見方もできそう。連載を考えると、どこまで画に時間を掛けたのかも重要になってくる。サッカーや野球でも少年時代は天才と呼ばれていたプレイヤーも、いざプロのフィールドにあがると途端に名前を聞かなくなる選手も多い。眞藤政興にはそういったパティーンにならないことを望むばかり。

ちなみにおすすめ面白い漫画ブログ【ドル漫】ではいずれ【漫画制作】読み切りマンガの作り方・描き方もまとめたいと思います。今回の作者・眞藤政興は自然と身に着けたのか勉強して身に着けてたのかは知りませんが、そのハウツーが身体に染み付いていたはず。

他にも【マンガ制作】眼鏡の描き方【マンガ制作】口の描き方【マンガ制作】鼻の描き方【マンガ制作】眼・目の描き方といったマンガ制作の記事も時間ができれば作りたいと思います。

個人的におすすめしたいヒーロー漫画といえば『ワンパンマン』。原作者はONE、作画は村田雄介。掲載サイトはとなりのヤングジャンプ。出版社は集英社。

面白い漫画考察ブログ・ドル漫では既に【ワンパンマン】災害レベル一覧まとめワンパンマンの最強名言まとめワンパンマンの笑える名言も記事化済みなので、あとでお暇つぶしにでもどうぞ御覧ください。

この『ワンパンマン』で圧倒的な強さを誇る主人公がサイタマ。一応、人名。数々の怪人たちを倒す世間的には人気のないヒーロー。

ワンパンマン10巻 ガロウ
(ワンパンマン10巻)
そして『ワンパンマン』の最近の展開はもっぱらガロウと呼ばれる怪人の話。厳密には少し違うものの、数々のS級ヒーローたちを次々と倒していく強者。【ワンパンマン考察】S級ヒーローランキングまとめも良かったら参照。

果たしてサイタマとガロウはどっちが強いのか?実は既に一度対戦して決着は付いてる。しかもやはり呆気ない決着すぎた件www


ダサイタマすぎるガロウの負け


ガロウがA級ヒーローのバネヒゲたちを次々と倒した夜。ガロウは高ぶった気持ちを抑えることもなく、次の獲物を探しに夜の街を練り歩く。そこで偶然出会ったのが主人公・サイタマ。

ワンパンマン10巻 サイタマ vs ガロウ1
(ワンパンマン10巻)
たまたまサイタマは欲しい商品を発見して「ようやく見つけた」と独り言を言っただけなんですが、たまたま目の前にガロウがいた。ただガロウからしたら背後からそんなことを言われたもんだから、「コイツもヒーロー?」と疑惑の目。

ワンパンマン10巻 サイタマ vs ガロウ2
(ワンパンマン10巻)
そして思いっきり肩をドーン。足だけ道路にめり込む描写がワロタ。一体何がどうすごいのか判断に迷う。しかしサイタマがヒーローかどうか一切確信が持てないのに、せめてサイタマが強そうな見た目ならいざ知らず、いきなり全速力で襲い掛かってくるガロウがマジでクソすぎる。もしサイタマが普通の一般人なら肩千切れてるで。

ただ分かるようにサイタマは無傷。逆にガロウが敵であることを自白したようなもん。

ワンパンマン10巻 サイタマ vs ガロウ3
(ワンパンマン10巻)
つまりは一瞬でガロウが返り討ち。この足から崩れ落ちる感じがダサすぎる。しかも文字で見えにくいですが、サイタマはポッケに手を入れたまま。蚊を叩きつぶすときですら両手を出してたにも関わらず、やってることはスマホゲームアプリ感覚とあまり変わらない。

結果、ガロウはほぼ半日程度気絶したまま、ゴミ置き場の中で気付くとサイタマとの記憶すら失ってるというオチ。


ガロウはいつまで一人ではしゃいでらっしゃるの?


でも既にサイタマとガロウの戦いは決着が付いたはずなんですが、実は『ワンパンマン』のストーリーではガロウがまだまだ中心的な敵役として話に絡んでくる。原作者ONEの『ワンパンマン』の公式サイトではかなり先まで話が進んでて、どうやらガロウは最終的に怪人化して更に強くなるっぽい。

ただとなりのヤングジャンプ編の『ワンパンマン』は一向にストーリーが進まない。かつてこの漫画おすすめ考察ブログ「バズマン。」では【考察】ワンパンマンが面白い【おすすめヒーロー漫画】というレビュー記事も書きましたが、最近はつまらない寄りになってきた。更なる詳細は【考察】ヒーロー漫画「ワンパンマン」がつまらないという記事も参照。

正直作者・編集者の意図は読めませんが、いい加減、さっさとサイタマvsガロウ編に片を付けるなり話を進めて欲しい。最終的に『ワンパンマン』の展開はどうなるか知りませんが、少なくともサイタマとガロウが再戦することは間違いない。そのときには【ワンパンマン】サイタマvsガロウ最終決戦まとめという別記事で改めて考察したいと思います。