『31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる』のネタバレ感想。作者は御手洗直子。pixivで連載してたウェブ漫画。ちなみにウィングスという出版社がコミック化したもよう。
タイトルにもありますが、作者の御手洗直子はBL漫画家。仕事として割りきってBL漫画を描いてるかと思いきや、ゴリゴリのBL好き。趣味を仕事にしちゃいましたという漫画家さん。
だから自身のTwitterでは壮絶的に気持ち悪いツイートを平気でしちゃう。おそらく日本の伝統文化にこんな陽気な伝統舞踊はないはず。特に仕事で切羽詰まると禁断症状が現れる模様。きっと性的不満な解消をするということではないはずですから、ちょっと男子的には理解不能(笑)
例えば自称キングを名乗る謎の男性が登録してたりする。毎回会うたびにハイタッチしてきそうな雰囲気。でも武井壮が百獣の王を自称してたりするのを見ると、これはこれで完全にナシとまでは言えないのかもと思ったり。
完全な無職という方もいる。しかも正々堂々と「家事をやらせてもらいます!」宣言。ましてや既にバツ2。思わず御手洗直子も「働けや!」というツッコミ。ただ個人的にはこのオッサンは嫌いになれない。むしろ好きにしかなれない。
他にも明らかに肥満体型のくせに女性に対して容姿端麗を求める男性がいたり、逆に明らかに全てにおいて平凡レベルのくせに若くて年収が高い男性のみを求める女性もいたり、結構な大惨事。そりゃあ身の程知らずは結婚できねーよなーというオチ。
でも「何故婚活サイトに登録してるんだ!?」というぐらい、ハイソサエティーな面々も登録。会社経営でバリバリ海外を飛び回ってる女性だと、相手に年収2000万円以上を求める。でも婚活サイトに登録するより、普通に生活に送ってた方が出会えるんちゃうん?みたいな。作者の御手洗直子も思わず「一人でやっていけるやん」とツッコミ。
他には美術館をデザインしてるような大学教授とかも登録。あまりに経歴と職歴がすごすぎて、一般女性を逆に受け付けないオーラがハンパない。
でもこれが見事に地雷。
いきなり出会った瞬間、元カノを「バカ女」呼ばわり。そもそも、元カレと別れた原因をいきなりズケズケ訊いてくるのもデリカシーがない。
他にもひどい会話があるんですが、御手洗直子の父親は公務員。それを聞いた年収1000万円男子は「公務員って給料安いですよねー」「でも頭の悪いおじさんもいて税金の無駄ですよねー」と、遠回しに父親批判。何がすごいのかというと、そこに悪意はない。
あまりにひどい会話が続いたので御手洗直子もキッパリ注意。
そしたら、まさか年収1000万円男子が動揺して震えだす。今までに誰かに注意されたことがなかったんでしょうか。メンタルが豆腐並。ただ生まれたての子鹿のようで、もはや愛おしい感情しか芽生えない。
その後も年収1000万円男子とデートを重ねるんですが、見事に問題児ばかり。敢えてその詳細は語りません。
ただそれを考慮しても、キャラクターが濃い婚活者ばかりで笑える。本当にたくさんの職業の男性がいるので、男の俺が登録して出会いたいぐらい。世の中、色んなんがおるなーと。
また婚活サイトの雰囲気や仕組みも理解しやすいので、勇気が出ずに入会や登録するか迷ってる人には役に立つ。特に女性は不安だと思いますが、どういう流れで男性と知り合って出会うのか、またプロフィールを登録する際の注意点など勉強になると思います。
ちなみに作者・御手洗直子はBL耐性のあるオタク男子と見事にゴールイン。耐性ありすぎてるのか、HOMOアプリを嬉々として見せつけてくる。ただBLが好き=こういうことなのか?そもそもHOMOはカタカナで「ホモ」でええやん。
オチにかけては若干ノロケもあるので、婚活が上手くいってない方が読むと多少イラッと来るかも。
◯展開★3.5◯テンポ★4
◯キャラ★4.5◯画力★3.5
◯おすすめ度…84点!!!!
あらすじ
内容は簡単に言うと、作者・御手洗直子が婚活サイトで現在の旦那さんと結婚するまでの過程が描かれてる。タイトルにもありますが、作者の御手洗直子はBL漫画家。仕事として割りきってBL漫画を描いてるかと思いきや、ゴリゴリのBL好き。趣味を仕事にしちゃいましたという漫画家さん。
だから自身のTwitterでは壮絶的に気持ち悪いツイートを平気でしちゃう。おそらく日本の伝統文化にこんな陽気な伝統舞踊はないはず。特に仕事で切羽詰まると禁断症状が現れる模様。きっと性的不満な解消をするということではないはずですから、ちょっと男子的には理解不能(笑)
痛すぎる婚活者たち
このマンガのメインテーマとしては、「御手洗直子という一人のアラサー女子が何故結婚できないか?」について自虐的に悩む内容ではなく、婚活サイトに登録してる「痛すぎる婚活者たちを紹介」するような内容。例えば自称キングを名乗る謎の男性が登録してたりする。毎回会うたびにハイタッチしてきそうな雰囲気。でも武井壮が百獣の王を自称してたりするのを見ると、これはこれで完全にナシとまでは言えないのかもと思ったり。
完全な無職という方もいる。しかも正々堂々と「家事をやらせてもらいます!」宣言。ましてや既にバツ2。思わず御手洗直子も「働けや!」というツッコミ。ただ個人的にはこのオッサンは嫌いになれない。むしろ好きにしかなれない。
他にも明らかに肥満体型のくせに女性に対して容姿端麗を求める男性がいたり、逆に明らかに全てにおいて平凡レベルのくせに若くて年収が高い男性のみを求める女性もいたり、結構な大惨事。そりゃあ身の程知らずは結婚できねーよなーというオチ。
でも「何故婚活サイトに登録してるんだ!?」というぐらい、ハイソサエティーな面々も登録。会社経営でバリバリ海外を飛び回ってる女性だと、相手に年収2000万円以上を求める。でも婚活サイトに登録するより、普通に生活に送ってた方が出会えるんちゃうん?みたいな。作者の御手洗直子も思わず「一人でやっていけるやん」とツッコミ。
他には美術館をデザインしてるような大学教授とかも登録。あまりに経歴と職歴がすごすぎて、一般女性を逆に受け付けないオーラがハンパない。
年収1000万円超えの男は気をつけろ!
ただ理想高い系女子じゃなくても、やはり結婚する男性の年収が高いにこしたことはない。そこで御手洗直子が年収1000万円男子とデートする。でもこれが見事に地雷。
いきなり出会った瞬間、元カノを「バカ女」呼ばわり。そもそも、元カレと別れた原因をいきなりズケズケ訊いてくるのもデリカシーがない。
他にもひどい会話があるんですが、御手洗直子の父親は公務員。それを聞いた年収1000万円男子は「公務員って給料安いですよねー」「でも頭の悪いおじさんもいて税金の無駄ですよねー」と、遠回しに父親批判。何がすごいのかというと、そこに悪意はない。
あまりにひどい会話が続いたので御手洗直子もキッパリ注意。
そしたら、まさか年収1000万円男子が動揺して震えだす。今までに誰かに注意されたことがなかったんでしょうか。メンタルが豆腐並。ただ生まれたての子鹿のようで、もはや愛おしい感情しか芽生えない。
その後も年収1000万円男子とデートを重ねるんですが、見事に問題児ばかり。敢えてその詳細は語りません。
総合評価
言っちゃえば「晒し」に近い内容なので、アプローチ的にはやや下品。作者の自虐も多いように少ないようなって感じで、既に婚活してる立場の読者はあまり良い気持ちはしないはず。作者はオタクを自負してても、いかにも見た目がオタク男子は毛嫌いしてますからね。ただそれを考慮しても、キャラクターが濃い婚活者ばかりで笑える。本当にたくさんの職業の男性がいるので、男の俺が登録して出会いたいぐらい。世の中、色んなんがおるなーと。
また婚活サイトの雰囲気や仕組みも理解しやすいので、勇気が出ずに入会や登録するか迷ってる人には役に立つ。特に女性は不安だと思いますが、どういう流れで男性と知り合って出会うのか、またプロフィールを登録する際の注意点など勉強になると思います。
ちなみに作者・御手洗直子はBL耐性のあるオタク男子と見事にゴールイン。耐性ありすぎてるのか、HOMOアプリを嬉々として見せつけてくる。ただBLが好き=こういうことなのか?そもそもHOMOはカタカナで「ホモ」でええやん。
オチにかけては若干ノロケもあるので、婚活が上手くいってない方が読むと多少イラッと来るかも。
◯展開★3.5◯テンポ★4
◯キャラ★4.5◯画力★3.5
◯おすすめ度…84点!!!!
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